湿疹・かぶれ用の市販薬(OTC医薬品)として、さまざまな外用薬が ..
ステロイドには内服薬と外用薬とがありますが、市販では外用薬の扱いしかありません。強さに応じて5つのランクがあり、市販ではstrong(強い)、medium(普通)、weak(弱い)の3種類が販売されています。
そんな時にはドラッグストアや薬局で購入できる市販の外用薬やヘアケア製品 ..
グリメサゾンと同成分の市販薬は販売されていません。
ただし、グリメサゾンに配合されているデキサメタゾンを主成分とする市販薬はあります。また、グリメサゾンと同じミディアムクラスのステロイド外用薬も販売されています。
しかし、市販薬はグリメサゾンと成分も適応も異なるため、まったく同じように使うことはできません。万が一、市販薬を5~6日ほど使用しても症状が良くならない場合、あるいはかえって症状が悪化した場合は、すぐに使用をやめて早めに診察を受けてください。
グリメサゾンの剤型は軟膏のみで、薬価は29.6円/gです。規格は5g/本や10g/本などがありますが、薬価はそれぞれ148.0円、296.0円になります。
もっとも、患者さまにご負担いただくのは保険割合に応じた金額です。例えば、3割負担の患者さまがグリメサゾン軟膏10g/1本を処方された場合、ご負担金額は88.8円になります(薬剤費のみの計算です)。
なお、グリメサゾンにはジェネリック品がありません。薬局で希望しても変更できませんので、ご承知ください。
! デキサメタゾン酢酸エステルを配合した虫さされ、かゆみ治療薬 ..
グリメサゾンの妊娠中の使用については、安全性が確立していません。そのため、大量または長期にわたる広範囲の使用は避ける必要があります。
また、乳児・小児に対する長期・大量使用や密封法(ODT)は、発育に影響をおよぼす可能性が指摘されています。
さらに、高齢の方では一般的に副作用があらわれやすいため、大量または長期にわたる広範囲の密封法(ODT)などの使用については特に注意が必要です。
思わぬ副作用を避けるためにも、グリメサゾンを指示された範囲以外に塗布したり、漫然と長期間使用したりするのは避けてください。
市販のステロイドを1週間程度使っても症状が改善しない場合は、薬が合っていないと考えられます。ランクが合っていないかもしれませんし、そもそもステロイドでは治らないものかもしれません。自分で判断することはできないため、この場合は医療機関を受診して適切な治療を受けるようにしてください。
アトピー性皮膚炎のかゆみや皮膚症状を抑えるのに効果的なステロイドの市販薬を3つ紹介します。 ..
塗る量が少ないと、十分な効果を発揮できません。塗り薬の場合は、FTUと呼ばれる単位を目安に使いましょう。大人の人差し指の1関節分(=1FTU)で両手のひら2枚分の範囲に塗ることができます。
ステロイドは、とても便利な薬です。しかし便利であるからこそ、正しい使い方をしなければトラブルを招く原因となります。
有効成分「デキサメタゾン吉草酸エステル軟膏」の一般用医薬品(OTC)
ステロイドが心配という方は、飲み薬と塗り薬の副作用を混同してしまっている場合がほとんどです。
確かに内服剤ではさまざまな副作用が報告されていますが、患部だけに効くよう工夫されたものがステロイド外用薬。塗り薬は飲み薬に比べ、体に吸収される量はごくわずかなので、用法・用量を守って使えば問題ありません。
とはいえ、漫然と塗り続ければ、ニキビができやすくなる、赤みが逆に出てくる、などの副作用は出ることがあります。1週間塗っても効果が見られない場合は治療を変える必要があります。
ステロイドを使用する場合は必ず用法を守り、適量を塗るようにしましょう。1週間ほど使用しても症状が改善しない場合は、そのまま市販薬を使い続けずに医療機関を受診してください。
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下から2番目のランクであるmedium(普通)に該当するステロイドです。主成分としてプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルが配合されています。ローションタイプなのでサラっとしており、ベタつきません。塗り薬が使いにくい頭部にも使用できます。
24枚入り460円 ; ウナコーワクールα 30ml興和株式会社
妊娠中のアトピー性皮膚炎や、妊娠することで出やすくなるかゆみなどの治療にも使われているステロイド外用薬。胎児への移行を心配する方もいますが、これまでに問題が起こった例は聞かれず、基本的に塗るタイプであれば大丈夫。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、ジフェンヒドラミン塩酸塩 ..
市販でもっとも強いランクであるstrong (強い)に該当するステロイドです。ステロイド成分のベタメタゾン吉草酸エステルに加えて、抗生物質であるフラジオマイシン硫酸塩も配合されています。患部を保護する効果に優れた油性基材を使っているため、ジュクジュクしている部分にも使用可能です。
デキサメタゾンがやけどや日焼けなどによる炎症をすばやく抑えます。
フルコートfは、市販薬ではもっとも強いstrong (強い)に該当するステロイドです。主成分としてフルオシノロンアセトニドが配合されています。抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩も配合されているため、患部の細菌増殖を防ぐことも可能です。軟膏タイプなので皮膚の刺激が少なく、ジュクジュクにもカサカサにも使用できます。
エステル酢酸エステルデキサメタゾン酢酸エステルプレドニゾロンヒドロコルチゾン酢酸エステル.
もっとも弱いランクであるweak(弱い)に該当するプレドニゾロンが配合されています。炎症を抑えるグリチルリチン酸も配合されており、赤ちゃんから使用できることが特徴です。小さな子どもの虫刺されやかぶれなどに使える薬を探している方に向いています。
でも…。顔やデリケートゾーンにステロイド配合薬を使うのはNG?
「乳児や妊婦、あるいは高齢者がステロイド外用薬を使っても大丈夫?」という声はよく聞かれます。
乳児は皮膚が薄いため、皮膚科では大人よりワンランク程度弱めのものを処方するのが一般的ですが、市販薬の強さの範囲であれば基本的に問題はありません。
ジフロラゾン酢酸エステルクリーム0.05%「YD」(0.05%1g)後発品
塗り薬には、さらに軟膏とクリームがあります。患部を保護したい方、皮膚が弱い方は軟膏、ベタつきが苦手な方はクリームがおすすめです。
デキサメタゾンプロピオン酸エステルクリーム0.1%「MYK」(0.1%1g)後発品
ただし、ニキビの場合や、真菌、細菌やウイルスによる感染症の場合は、ステロイドを使用すると悪化することもあるので注意が必要。また、かきこわした程度ならともかく、大きなキズになっている場合も使用不可となります。
ポツポツしているだけでは湿疹と見分けにくく、ニキビや細菌感染の有無を自分で判断するのも難しいもの。
市販のステロイド外用薬を使い、1週間経っても改善しない場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。
新リビメックスコーワクリーム|コーワ健康情報サイト|KOWA
は強さにより5段階に分けられますが、グリメサゾンは下から2番目のミディアムクラスに分類されます。同じ強さのステロイド外用薬としては、アルメタ(アルクロメタゾンプロピオン酸エステル)、、リドメックス(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)、レダコート(トリアムシノロンアセトニド)、などがあります。
比較的作用がマイルドなので、顔や陰部などの皮膚の薄い部分の治療にも使われることがあります。また、赤ちゃんなど幼いお子さまに処方されることもあります。
なお、タール剤とステロイドを配合した外用薬は、日本においてはグリメサゾンのみです。グリメサゾンは、デキサメタゾンのみを主成分とする外用剤と比較して症状が再発するまでの期間が長く、再燃性を低減させる作用が期待できます。
OTC医薬品初! 医療用と同濃度のPVA(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)を0.3%配合。赤み、ブツブツ、かゆみによく効きます。
プレドニン眼軟膏(一般名:プレドニゾロン酢酸エステル)は、抗炎症作用や抗アレルギー作用のあるステロイド眼軟膏で、炎症による目の腫れや赤み、かゆみなどを改善する作用があります。
ステロイド外用薬は強さにより5段階に分けられますが、プレドニン眼軟膏の強さは最も作用のおだやかなウィーククラスに相当するとされています。
プレドニン眼軟膏と同じようにステロイドを主成分とする眼軟膏は、他にサンテゾーン0.05%眼軟膏(デキサメタゾン)などがあります。
JANコード【市販薬のみ】
グリメサゾン軟膏に限らず、医療用医薬品を個人輸入で買うのはおすすめできません。
個人輸入などで購入できる医薬品のなかには、日本の承認基準を満たしていないものもあります。また、個人輸入した薬で健康被害が生じたとしても、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
グリメサゾン軟膏が必要な場合は、足りなくなる前に受診して追加の処方を受けてください。
有効成分に「デキサメタゾン酢酸エステル」を含む市販薬
5段階の強弱があるステロイド外用薬ですが、市販薬で選べるのは弱い順に3段階まで。作用が強力な2段階は、処方薬のみです。いずれも用法・用量を守って長期間にわたらなければ、顔やデリケートゾーンにも使うことができます。
を含む市販薬一覧
実際のところ、皮膚が薄くて吸収が良い箇所である顔やデリケートゾーンでも、症状によっては医師が最も強いステロイド外用薬を処方するケースはあります。
顔やデリケートゾーンに限らず、ステロイドは使うこと自体が良くないのではなく、長期にわたって使用するのが問題。必要以上に不安を抱かず、医師の診断に従うようにしましょう。
アトピー性皮膚炎の治療薬には、市販薬と処方薬があります。
ステロイドは、体の部位によって吸収効率が大きく異なります。皮膚が薄い陰嚢や頬、前頭などでは吸収率が高くなり作用が強くでることがあるため、あまり強すぎないものを選びましょう。市販薬では使用部位が限られていることも多いため、使いたい部位に塗れるのかも確認することが重要です。
同じ強さのステロイド外用薬としては、リンデロンV(ベタメタゾン吉草酸エステル)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、メサデルム(デキサメタゾンプロピオン酸エステル)、フルコート(フルオシノロンアセトニド)などがあります。
ご自宅からいつでもスマホでオンライン診療を受けられ、処方箋がお近くの薬局に届きます。スキマ時間を利用してお薬を受け取れるので、仕事や家事が忙しい方でも安心です。アトピー性皮膚炎のお薬が切れそう…という方はぜひおうち病院「」を利用して、スムーズにお薬を受け取りましょう。