小青竜湯 | くすき内科クリニック|糖尿病・甲状腺・生活習慣病
小青竜湯には「麻黄(まおう)」と「甘草(かんぞう)」が含まれています。そのため以下の医薬品との飲み合わせは禁忌ではありませんが、注意する必要があります。
アレルギー性鼻炎の漢方薬治療 西洋薬とは異なる治療薬のため、併用も可能です。 当院は小青竜湯を中心に処方しています。
① プソイドエフェドリン、フェニレフリン、メチルエフェドリン、メトキシフェナミン: 鼻づまりを治療する成分として、総合感冒薬や鼻炎薬に配合されています。交感神経刺激作用があり、グリコーゲンの分解を促進することで血糖値を上昇させます。また、末梢血管収縮作用や心機能亢進作用により、血圧を上昇させ、糖尿病を悪化させるおそれもあります。
② マオウ(麻黄): 葛根湯や小青竜湯などの漢方製剤に含まれるほか、生薬を含む総合感冒薬・鼻炎薬に配合されていることもあります。交感神経刺激成分のエフェドリンを主成分とすることから、①と同じように、血糖コントロールが悪化するおそれがあります。
③ アスピリン: 解熱鎮痛薬や感冒薬に配合されていることがあります。インスリンの作用を増強し、アスピリン自体も血糖値を下げる作用があるため、血糖値が下がりすぎるおそれがあります。
④ 炭水化物消化酵素(ジアスターゼ): 総合胃腸薬や消化薬に配合されていることがあります。αグルコシダーゼ阻害薬(ボグリボース、ミグリトール、アカルボース)を服用している場合、作用が打ち消しあって糖尿病治療薬の効果が弱まる可能性があります。
⑤ 「血糖値が気になる人向け」の特定保健用食品(グァバ葉ポリフェノール、トウチエキスなど): αグルコシダーゼ阻害薬(ボグリボース、ミグリトール、アカルボース)を服用している場合、薬による糖の吸収を遅らせる作用が強まる可能性があります。また、αグルコシダーゼ阻害薬の副作用(膨満感、放屁、便秘など)が出やすくなるおそれがあります。
飲み合わせに注意が必要な医薬品
麻黄含有製剤、エフェドリン類含有製剤、モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤、甲状腺製剤(チロキシン、リオチロニン)、カテコールアミン製剤(アドレナリン、イソプレナリン)、キサンチン系製剤(テオフィリン、ジプロフィリン)
その他、風邪薬や市販薬の成分にも注意が必要です。
「小青竜湯」や「ベルエムピS」と他の鼻炎のお薬は、いずれも鼻炎の症状を改善する作用があるため、併用により作用が増強される可能性があります。
小青竜湯には、他の漢方薬や医薬品との飲み合わせで禁忌(服用してはいけない)はありません。ただし、
飲み合わせに注意が必要な医薬品
甘草含有製剤、グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤、ループ系利尿剤(フロセミド、エタクリン酸)、チアジド系利尿剤(トリクロルメチアジド)
その他、インスリン製剤、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)とチアジド系利尿薬の合剤
副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。 ..
YOJOでは、体質チェックをもとにあなたに合った漢方薬をご提案するだけでなく、ご自身が服用中の薬やサプリメントなどとの飲み合わせに関する質問にもお答えいたします。ぜひ気軽にご相談ください。
YOJOではあなたの体質に合う漢方薬だけでなく、他の医薬品との飲み合わせや生活上のアドバイスなども行っております。お気軽にご相談ください。
[PDF] 症状:①くしゃみ ②鼻水 ③鼻づまり ④目のかゆみ
2019年が始まりました。冬休みが終わり、職場や学校ではこれからインフルエンザが流行のピークを迎えると考えられます。糖尿病患者さんは感染症に罹ると重症化するリスクが高く、「ちょっとした風邪かな」なんて放置しておくと、血糖コントロールが悪化して入院、なんてことにもなりかねません。少し体が熱っぽいけど症状は大したことないから、近所のドラッグストアで風邪薬でも、と考える方もおられるでしょう。糖尿病教室では、「薬の飲み合わせの心配があるので、ドラッグストアの薬剤師さんに糖尿病治療中であることを伝えてください」と指導しています。今回は、糖尿病患者さんに気をつけていただきたい市販薬を紹介します。
小青竜湯には、乾姜(かんきょう)、五味子(ごみし)、半夏(はんげ)など、妊娠中に慎重に使用すべき生薬が含まれています。また、発汗作用のある麻黄も含まれているので、妊娠週数によって薬の影響が異なるため、自己判断での服用は避け、必ず主治医に相談してから服用するようにしましょう。
症状に合わせて抗ヒスタミン薬もしくは漢方薬(麻黄湯、葛根湯、葛根湯川芎辛亥、小青竜湯など)を追加します。
・小青竜湯との飲み合わせで禁忌のもの
・小青竜湯と他の医薬品との飲み合わせ
・小青竜湯を飲む時の注意点
アレグラ (フェキソフェナジン):1日2回。眠気が少なく ..
初めてメールをさせてもらうものですが、お忙しい中すみません。
今、ポララミンとビラノアを併用して、飲み始めたのですが、組み合わせが心配なので、ビラノアと併用できるものが、他にあるのかを教えてもらえれば、と思い、この度はメールさせてもらいました。私は30年ぐらいアレルギー性鼻炎に悩まされてきたものです。
よろしくお願い致します。
[PDF] 花粉症の治療 桔梗湯という漢方薬 こども健康セミナーのお知らせ
鼻アレルギー診療ガイドラインによれば、 とされ、Bランクの推奨度が与えられています。 そのため、花粉症の鼻炎症状にも使用されています。小青竜湯だけで治療を行うこともできますが、この漢方薬には麻黄(まおう)という成分が含まれており、通常は長期間にわたって使用するべきではないため、鼻噴霧用のステロイド剤などと併用して治療するのが一般的です。また、抗アレルギー薬と異なり眠気の副作用がないのも特徴です。
お示しの薬剤では、いずれも併用については問題はないようには思います。大丈夫でしょう。 2020/12/15
トロンボキサンA2薬などの薬がありますが、上記にくらべて効果が遅く発現するため、使われにくいですね。鼻や目の炎症自体を抑えることで効果を発揮します。花粉症に対しての効果が非常に強いのですが、長期に使うと「糖尿病」「骨粗しょう症」「胃潰瘍」などをはじめとした、多くの副作用が出てくるようになります。そのため、です。特に「一発で花粉症を抑える注射」を打っている方もいますが、それは「ステロイド注射」であることがほとんどです。ステロイドの注射薬は1回接種すると6か月効果が持続することから「6か月間ステロイド薬を飲む」と同じ効果になります。したがって、でしょう。日本耳鼻咽頭科頭頚部外科学会でも「本剤をアレルギー性鼻炎の治療に用いることはお勧めできません。」としています。(参照:)花粉症で漢方薬を使うことがあります。鼻水や鼻づまりに使う漢方薬として以下がありますね。このうち、一番使いやすいのは「小青竜湯」です。「透明な鼻水がダラダラでてくる」という症状に有効な薬で、まさに花粉症の症状にピッタリですよね。麻黄のエフェドリン、芍薬のペオニフロリン、肝臓のグリチルリチンにより炎症を抑えつつ、スギ花粉で誘発されるケミカルメディエーターを抑える作用があります。実際、小青竜湯をスギ花粉症の鼻炎症状がある15名に投与したところ、という結果になっていますね。抗ヒスタミンを抑えるシャープさは西洋薬が勝るものの、「西洋薬で効果がない」という方は漢方薬も1つの選択肢かもしれません。(参考:) 花粉症は内服薬も大切ですが、鼻症状には点鼻薬もオススメです。内服薬とも相乗効果を発揮します。クリニックでは直接鼻の炎症を抑える「ステロイド点鼻薬」が主流になっていますね。ステロイド点鼻薬は内服薬として全身への作用が非常にすくなく、全身への副作用は起こりにくくなっています。(よく誤解されがちです)代表的な薬は次の通りです。ベクロメタゾン点鼻液は市販薬でも売られていますね。多くの市販薬はこちらが多いです。一部は血管収縮剤が入っているものもあります。血管収縮薬が入っているものは、鼻の環境のためにも、なるべく短期的に使った方がよいですね。(長期に使うと慢性的に鼻の血流がわるくなってしまいます)目の症状が強い場合は点眼薬を併用すると効果的です。内服薬とも相乗効果を発揮します。点眼薬で多く使われるのは「第2世代抗ヒスタミン薬」でしょう。ステロイド点眼薬も使われますが、緑内障などの眼圧が上がる可能性があるからです。まずは抗ヒスタミン薬で使って、緩和しないようならステロイド点眼薬を使用するようにした方が望ましいです。代表的な薬としては以下の通りです。オドメール点眼液、フルメトロン点眼液、リンデロン点眼液などあり、それぞれ濃度が違い種類が用意されています。もちろん濃度が高いほど効果は発揮しやすいですが、前述の通り緑内障に注意して使用すべきで、でしょう。 よく「花粉症の薬の強さ」について聞かれることが多いですが、強さのランキングのようなものはあるのでしょうか?結論からいうと例えば、花粉症の薬を比較した試験において以下のようなものがあります。