フィナステリドとデュタステリドの服用に関する注意点は、以下の5点です。
フィナステリドとデュタステリドは、併用することができません。どちらも5αリダクターゼを阻害する作用のある薬なので、同時に使ってしまうと副作用のリスクを高めるおそれがあります。
フィナステリドとデュタステリドのどちらか一方を選んで治療を進めましょう。効果を感じにくい場合は自己判断せず、医師にご相談ください。
デュタステリドはフィナステリドよりかなり長く効く薬剤なのです。
性機能障害はフィナステリドにもみられる副作用ですが、プロペシア錠の添付文書ではリビドー減少が1~5%未満、インポテンツ・射精障害・精液量減少は1%未満と記載されています。
フィナステリドの副作用のリスクは非常に少ないですが、デュタステリドの副作用のリスクは、フィナステリドの5~10倍以上と、だいぶ高いことが分かります。
フィナステリドとデュタステリドは、女性・小児の服用が禁じられている薬です。服用しないように注意しましょう。
特に妊娠している方の場合は、薬に触れることも避けてください。成分が皮膚から吸収されて、お腹の中にいる男の子の生殖器に悪影響を及ぼす恐れがあるからです。
続いては、AGA治療薬デュタステリドについて、よくある疑問にお答えしていきます。
フィナステリドとデュタステリドでは、デュタステリドの方が男性ホルモン対して作用しやすい分、副作用のリスクも高い傾向にあります。
日本皮膚科学会のガイドラインに記載された試験によると、デュタステリドの副作用の発現率は以下の通りだそうです。
自己判断で量を増やしたり、途中で中止するのは望ましくありません。特にデュタステリドはカプセルタイプであり、決められた用量を守りながら毎日1回内服する形が基本です。
作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。
フィナステリド、デュタステリドはどちらも半年から1年ほど継続して服用すると、髪の毛の改善を実感できるケースが多いです。
デュタステリドを含むAGA治療薬のなかには、個人輸入できるものもありますが、絶対に利用しないようにしましょう。
プロペシアとデュタステリドは一緒に使える?併用の健康リスクとは
プロペシアの有効成分であるフィナステリドと、デュタスの有効成分であるデュタステリドは、ともに5α-リダクターゼの働きを阻害する効果があります。その結果として男性ホルモンのバランスが乱れるという副作用も報告されています。
デュタステリドの成分は、皮膚からも吸収されます。
そのため、薬の保管場所には十分に注意し、小児や未成年者、妊婦・授乳婦など、デュナステリドを服用できない方の手に触れないように注意しましょう。
例えば、妊娠している女性がデュタステリドを体内に取り込んでしまうと、男性胎児の生殖器官等の発育に影響を及ぼす可能性があります。
フィナステリドとデュタステリドを併用することでお互いの効果を打ち消す、といったことが起きる可能性はあるでしょうか?
デュタステリドは、必ずクリニックで処方されたものを服用するようにしましょう。前項で説明したとおり、デュタステリドは副作用をともなうリスクのある治療薬なので、安全のため医師の診察を受けたうえで服用してください。
フィナステリド・デュタステリドは、1回でも飲み忘れると、効果は薄れますか ..
軽度から中等度の薄毛では、プロペシアでの治療が選択されるケースが多いです。一方、進行が速い方や重度の脱毛では、デュタステリドを検討します。
フィナステリドの効果が不十分な場合、他の薬剤との併用や代替薬の検討が必要となることがあります。 ..
デュタステリドは、男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられるカプセルタイプの薬剤です。薄毛や脱毛に悩む方にとって、有効な治療選択肢の一つです。
【AGA・薄毛治療薬】フィナステリドを増やす?デュタステリドに切り替える? · Comments31.
デュタステリドの服用開始から、半年間は献血ができません。
献血に協力するのは良いことですが、デュタステリドを服用する方は行わないようにしましょう。
お世話になります。 私はデュタステリド0.5mgを週2回服用し、残りの5日間はフィナステリド1mgを服用してい.
フィナステリドとデュタステリドの一番の違いは、効果が作用する箇所です。フィナステリドは5αリダクターゼのⅠ型に対してあまり作用せずにⅡ型のみ阻害する一方、デュタステリドはⅠ型とⅡ型どちらにも作用します。
5αリダクターゼのⅠ型はほぼ全身の毛乳頭細胞に存在しており、頭皮では側頭部や後頭部に多いです。これに対し、Ⅱ型は前頭部や頭頂部に多いです。そのため、どちらの薬がより適しているかは一概には言えず、患者様の症状によって異なります。
上図のようにフィナステリドは2型5αリダクターゼの阻害効果しかありませんが、デュタステリドは1型と2型の両方の5αリダクターゼを阻害。
前述の通り、フィナステリド・デュタステリドを服用すると副作用を起こす可能性があります。
例えば、先ほどもお伝えしたように、リビドー減少やインポテンツなどの性機能障害が報告されています。また、主な代謝が肝臓で行われることから、ごくまれに肝機能障害につながることがあります。
何かあった際もすぐ医師に相談できるよう、どのような副作用があるのか確認しておきましょう。
ザガーロ(デュタステリド)とプロペシア(フィナステリド)の違いは?
フィナステリド、デュタステリドともに男性ホルモンに関わる薬なので、性欲減退やED(勃起機能の低下)、射精障害、気分の落ち込みといった副作用が報告されています。また肝機能障害の既往がある人は注意が必要です。
側頭部や後頭部の薄毛には、デュタステリドというAGA治療薬が処方される ..
フィナステリドかデュタステリドを服用している場合、服用を中止してからしばらくの間は献血を行えません。血液中に成分が含まれているので、輸血先の人に悪影響を与えるリスクを避けるためです。
日本赤十字社によると、フィナステリドは服薬中止から1ヶ月間、デュタステリドは6ヶ月間献血できないそうです。決められた期間を過ぎてから献血するように注意しましょう。
【AGA治療/薄毛】デュタステリドの真実をお話しします | 美容コラム
デュタステリドは、CYP3A4阻害薬を服用中の方には処方できません。
デュタステリドの代謝が阻害されてしまい、血中濃度が上昇する可能性があるからです。
CYP3A4阻害薬とは、主にHIV感染症の治療に用いられている薬で、代表的なものにはリトナビルなどがあります。
服用中の薬との飲み合わせが気になる場合は、お薬手帳をご用意のうえ、診断時に医師に確認すると良いでしょう。
【AGA・薄毛治療薬】デュタステリドからフィナステリドへの切り替えってどうなの? · Comments5.
繰り返しになりますが、デュタステリドを安全に服用するには、必ずクリニックなど医療機関から処方してもらいましょう。
【医師監修】デュタステリドとフィナステリドの違い | AGA薄毛予防治療クリニック.
作用が似ているフィナステリドとデュタステリドですが、どのような違いがあるのでしょうか?
大きな違いは、効果が作用する箇所・半減期・副作用のリスクの3点です。
AGA治療におけるプロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)の ..
プロペシアやデュタステリドによる治療を開始した後は、定期的に経過観察を行います。
デュタステリドとフィナステリドの併用は可能で、現在ダブルアプローチによってAGA治療を行う薄毛治療専用クリニックも増えています。
この記事では、デュタステリド(ザガーロ)の副作用や服用できない人、注意点について解説します。AGA治療で服用を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
この動画では、フィナステリドとデュタステリドの効果や副作用の違いについて解説していきます。AGAが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
デュタステリドの成分は、前立腺がん検査において指標となるPSAの値を半分に下げてしまう可能性があります。
前立腺がんの見逃しにつながる可能性もあるため、前立腺がん検査を受ける場合は、必ず医師にデュタステリドを服用している旨を伝えましょう。
【AGA・薄毛治療薬】フィナステリドからデュタステリドへの切り替えで注意点はある? · Comments8.
フィナステリドとミノキシジルの違いや併用の効果については、以下の記事で解説しています。気になる方は併せて参考にしてください。
デュタステリドとフィナステリドの併用は可能なのかどうか、現在プロペシアなどで治療に励んでいる患者さんなら物凄く気になる問題でしょう。
フィナステリドを6カ月以上飲んでも大きな改善を感じず、デュタステリドに切り替えたら抜け毛が減少したという例があります。このようなケースではフィナステリドが十分に効きにくい体質だった可能性が考えられます。