イソトレチノインは、重度のニキビ治療に効果的な薬として知られています。


まれにイソトレチノインの使用により体内の水分バランスが崩れ、むくみが生じることがあります。


おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。

イソトレチノインは日本では未承認医薬品となるため自由診療になります。
ここでは、イソトレチノイン服用にあたっての注意点を解説します。

当院の患者に対するイソトレチノイン治療の成績は、改善率は98%以上、再発率*は30%以下です。

イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。

また、イソトレチノインは酒さにも効果的です。酒さは、赤ら顔や毛細血管の拡張、ニキビのようなぼつぼつが生じる皮膚疾患です。酒さでは毛細血管拡張や、鼻と頬、眉間など顔の中心部をメインに赤みが生じます。

これらの副作用以外にも服用後に異常を感じた場合は、直ちに服用を中止し、早めに医師の診察を受けてください。

しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。

ニキビ治療において、通常は保険診療から治療を開始しますが、他の治療法が有効でない難治な重症のニキビに限り、イソトレチノインを治療の選択肢としてご提案いたします。
イソトレチノイン治療は、多くの副作用が生じてしまう可能性があるため、リスクを理解して治療に臨まれる患者様にのみ処方いたします。

頻度は低いですが起こりえます。特に頭痛は、頭蓋内圧を亢進させる作用があるため起こりえます。軽度のものは様子を見ても良いのですが、症状がひどいケースや吐き気などの他の随伴症状が出た場合には、危険なため中止しなければなりません。

イソトレチノインは皮脂腺の活動を抑えるため、肌が乾燥しやすくなります。

しかし、イソトレチノインを飲んだからといってすぐにニキビが治るわけではありません。

③ニキビ跡がすぐできてしまう方・ニキビができたらほぼ確実にニキビ跡になる方
そういう方はニキビ自体を1個も作るべきではないため、そういう方はイソトレチノインの適用になります。


イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。

副作用の中でも口唇炎や唇の乾燥は起きやすく、イソトレチノインの服用量が多くなるほど起こりやすいとも言われています。

イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?

ソトレチノインの副作用は、通常使用開始から1~2週間以内に発生します。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

イソトレチノイン内服によりニキビが落ち着くまでにかかる期間は平均3〜6ヶ月ほどですが、重症度や個人差によって異なります。
当院ではニキビ治療については内服を最低でも6ヶ月(〜8ヶ月間)続けることをおすすめしております。

*ニキビ改善後に再発抑制を目指す場合は長期の内服が必要となります。

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

イソトレチノインが日本で未認可なのは、ニキビは身体的に不調をきたす病気ではないことから、「疾病の治療目的」というよりは「美容目的」と解されることも多く、特にイソトレチノインのような催奇形性等の重篤な副作用がある薬は、認可されにくくなっていることがその理由です。

イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。

原因は明確になっていませんが、食べ物やストレスなどの体の内部環境、気温や紫外線などの外部環境、毛包虫(demodex folliculorum)などが関与しているといわれています。イソトレチノインは、皮膚下の毛を生成する毛包の環境を整えるため、酒さの原因菌とされる毛包虫を減らすことが可能です。

イソトレチノインを服用中の肌は非常に敏感でデリケートな状態です。

また、イソトレチノインの服用中は、鼻の乾燥や日光過敏症もよくみられます。
日頃から保湿剤を塗ったり日焼け止めや日傘を使用したりし、なるべく副作用症状を防ぎましょう。

イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。

上記のような副作用があるとされていますが、先述したように欧米ではメジャーな薬なので、必要以上の心配はいりません。

上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。

イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果や、毛穴まわりの角質詰まりを抑える効果があり、ニキビにとても有効です。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

イソトレチノインをこれから飲む方も「悪化した!合わない!」と考える必要はないので、そのまま飲み続けてくださいね。

ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。

この点の判断が難しいため、イソトレチノインの個人輸入は推奨しておりません。
リスクについて詳しく知りたい方は「 」をお読みください。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

症状の程度や持続期間は個人差がありますが、多くの場合、治療を継続することで体が慣れ、副作用が軽減していきます。

イソトレチノインを服用中に全身脱毛を行うことはおすすめされません。

中等度のニキビ患者に対して約6ヶ月に渡って20mg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、98.99%の患者が改善し、その中で劇的に改善した患者が98.3%と非常に高い有効率が報告されています 3

イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。

イソトレチノインはニキビ・ニキビ跡、酒さ、毛穴や皮脂・毛穴のお悩みがある方に向いた治療方法です。

ニキビ治療・ニキビ跡治療(自費)イソトレチノイン(イソトロイン、20mg/日)

おおしま皮膚科では、イソトレチノインを服用するときは必ず血液検査を実施し、副作用の早期発見ができるようにしています。

イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。

顎に大きな繰り返しニキビができるようになってしまったため、イソトレチノインを服用してみました。

イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。

④ニキビがあるせいで精神的に参ってしまい、仕事に行けない・学校に行けない・友達に会えない、という精神状態になっている
こういう方はいち早くニキビを治すことが優先されるため、イソトレチノインが適用です。

美容皮膚科医師がニキビ治療にイソトレチノインを飲んでみた体験談

イソトレチノインの最大の特徴は、飲んで数ヶ月してニキビがよくなった場合、 飲むのをやめてもニキビができにくい状態が続く場合が多いことです。

口唇炎はイソトレチノインを服用すると、ほぼ全員でるのですが、私は口角 ..

イソトレチノインの費用と服用回数は以下のとおりです。
保険適用のない自由診療となります。
通常1日1〜2回の服用ですが、適切な用量や飲む回数は人によって異なります。