一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg


※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。
最新の料金は料金表ページ、内容は各院にお問合せください。


イソトレチノインは以下の薬剤との併用に注意する必要があります。

アクネ菌の増殖による免疫反応により、炎症が生じます。免疫反応が過剰にはたらくことでニキビの炎症がひどくなっていることがあります。
イソトレチノインは免疫反応を正常化し、ニキビを改善に導きます。

イソトレチノインの服用により、ニキビやニキビ跡、毛穴の開き、毛穴の黒ずみ、赤ら顔など、幅広い肌トラブルに効果が期待できます。

イソトレチノインの服用期間中に注意するべきことは以下の通りです。

【諸外国における安全性に係る情報】
米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。
胎児の催奇形性、鬱、精神病などの精神疾患の副作用も報告されています。

①保険が適用にならないこと
飲む量やクリニックにもよりますが、大体月々15,000円~40,000円ほどかかります。それを8ヶ月~9ヶ月続けるため、費用の負担はデメリットの一つでしょう。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

イソトレチノインはビタミンA誘導体(ビタミンAの構造を変えた成分)の一種で、皮脂の分泌を減らす作用と、皮膚の角化を抑制し毛穴のつまりを改善する作用を持ちます。

つまり体重60kgの人であれば、
1日30mg服用を256日(約8カ月半)
続ければイソトレチノインをやめても再発しにくくなる、という計算です。

多くの臨床試験で、イソトレチノインはなどにも寄与することが分かっています。

イソトレチノインはネットでも購入可能ですが、個人輸入で購入することはリスクを伴います。
具体的には、主に以下のようなリスクがあるため、医療機関で処方してもらうことが望ましいです。

上記に記載のある併用禁忌・併用注意薬以外の処方薬や市販薬を服用する場合であっても、事前に医師や薬剤師にイソトレチノインを服用していることを伝え、相談の上、服用をしてください。


どういう原理で出来るのかも知りたいと思っています。 わかる方がいま ..

イソトレチノインは皮脂腺を縮小させるはたらきがあります。
ニキビの原因とされる皮脂分泌を抑制することにより、アクネ菌などを減少させ、炎症の進行を防ぎます。

イソトレチノイン #ニキビ肌荒れ #ニキビ治療 · natsu_6211 7101

イソトレチノインは、患者さまの体重や状態によって異なるため、医師の指示に従いましょう。

イソトレチノインは副作用がある?|ニキビ治療への効果と注意点とは

イソトレチノインの副作用として報告されている主な症状は以下の通りです。

イソトレチノインはビタミンA( レチノール)の活性型(レチノイン酸)のイソ体(光学異性体の1つ)を抽出したものです。 ..

一般的には、1日1~2回イソトレチノイン20mg錠を飲むことからスタートします。
1日20mg錠で改善されることが多いですが、患者さまの状態によっては1日40mg錠に変更することもあります。

イソトレチノインは水よりも脂肪に溶けやすい性質があるため、食後に内服することで体内に効率よく吸収されます。
時間帯はいつでも構いませんが、食後に飲むことが望ましいです。

通常の治療期間は、4~6ヵ月程度となっていますが、患者さまの状態によって服用期間は異なります。

当院では下記の料金でイソトレチノインをご提供しています。

欧米のニキビ治療ガイドラインで強く推奨されている薬剤であり、ほかの治療では改善がみられない重症のニキビにも効果が期待できますが、日本では未承認のため自費治療となります。

イソトレチノインは以下の薬剤とは併用できません。

イソトレチノインの重大な副作用として、流産や胎児奇形があります。
そのため、イソトレチノインの服用中、および服用終了後は必ず避妊してください。

女性は6ヵ月間、男性は2ヵ月間、避妊が必要となります。
また他の主な副作用には、発疹、皮膚の乾燥、頭痛、視覚障害、筋肉や関節の圧痛、悪心、嘔吐、鼻出血、うつ病、自殺企図などがあります。

またイソトレチノインの効果や経過には個人差があります。

レチノイドに属する薬で、皮脂分泌や細胞の角化を抑えて毛穴のつまりを改善に導きます。
またニキビの原因のひとつとされるアクネ菌に対する抗炎症作用もあり、重症のニキビを減少させ、新たなニキビが生じにくい肌環境を作ります。

欧米ではロアキュタン、アキュテイン、アクネトレントなどの商品名で販売されています。
日本では認可されていませんが、海外では重症ニキビに対して有効とされ、国際的なガイドラインでは第一選択薬として知られています。

イソトレチノイン服用の際は、次の点に注意してください。

イソトレチノイン服用中のアセトアミノフェン(カロナール)やイブプロフェンの併用は問題ないとされています。

イソトレチノインを服用できない方は以下の通りです。

1日20mgの内服で効果がみられることが多いですが、治りが悪い場合や早めの改善を希望される場合には1日30〜40mgに増量します。

イソトレチノインの内服によって生じる乾燥症状が強い場合、20mgカプセルを2日に1回の内服に減量することもあります。
イソトレチノインは脂溶性で食後に内服することで吸収されますので食後(食直後)に内服してください。

イソトレチノインは、重大な副作用を発症する場合があります。

【国内の承認医薬品の有無】
国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。

内服終了後も効果は持続しますか?

イソトレチノインは、内服の積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。

イソトレチノインの作用機序

③乾燥
イソトレチノインを飲んでいると皮脂腺の働きが弱まるため、必然的に肌が乾燥しやすくなります。そのため乾燥肌の方や真冬の時期は少し使いづらさを感じる場合があります。
とはいえ当院のように我々皮膚科医が常駐しているのであれば、しっかり保湿剤を処方したりスキンケアのやり方をご案内しますので、それで乗り切れる方がほとんどです。

【イソトレチノインでニキビの再発を防ぐ積算量の計算方法】

イソトレチノインの適用(どういうニキビの方に出したらいいか)に関しては、未だに「最重症のニキビ、保険治療で良くならなかったニキビの人に出すもので、簡単には出してはいけない」と仰る方もおられます。確かに昔はそうでしたが、今は世界的に見てもどんどん対象が緩和されているため、中等度ぐらいの人にも処方することが増えてきています。

イソトレチノインのニキビへの効果

他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない中等症から重症のニキビや繰り返し毛穴の奥深くが腫れて治りにくいニキビがある場合にイソトレチノインでの治療を検討します。

イソトレチノインが服用できないケース

イソトレチノイン内服によりニキビが落ち着くまでにかかる期間は平均3〜6ヶ月ほどですが、重症度や個人差によって異なります。
当院ではニキビ治療については内服を最低でも6ヶ月(〜8ヶ月間)続けることをおすすめしております。

*ニキビ改善後に再発抑制を目指す場合は長期の内服が必要となります。

その他のイソトレチノインの主な副作用

妊娠を希望される場合、イソトレチノインの服用終了後、1ヵ月後からであれば薬の影響を受けません。

イソトレチノインの治療初期に、。

①最重症の方
保険治療で治らない最重症の人はむしろイソトレチノインを飲むべきです。