有鱗目コブラ科キングコブラ属に属するコブラの一種。学名:Ophiophagus hannah。 翻訳


こちらでは「キングコブラのいる動物園」について、以下の目次に沿って記載しています。


英名:[King Cobra] 学名:[Ophiophagus hannah]

日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に加盟していない日本国内の施設(個人を含む)で、飼育されているキングコブラの情報を以下に記します。
また、情報をコメントにてお知らせいただけましたら掲載します。

※キャプション、キーワードなど被写体情報の正確性には最⼤限の注意を払っておりますが、ご使⽤の際はお客様の責任において事前確認をお願いいたします。

キングコブラの概要は、Wikipediaを引用します。 キングコブラ - Wikipedia

上野動物園のヘビ用のえさとして特殊なのは、アオダイショウ。アオダイショウは、飼育している小鳥を襲ってしまうなど、動物園にとっては困りものの動物。そこで、園内で捕獲したアオダイショウは、キングコブラのえさにしているのです。大きなキングコブラは、食欲のさかんな春や夏には、2メートルちかいアオダイショウをペロリと平らげてしまいます。

キングコブラ(学名:Ophiophagus hannah)は、コブラ科に分類されるヘビ。本種のみでキングコブラ属を形成する。

タイコブラ ; 撮影:鈴木雅大;静岡県 賀茂郡 iZoo ; キングコブラ属 Genus Ophiophagus.

形態:
成体の平均的な全長は3〜4mほどで、大型の成体が最大限に鎌首をもたげた場合には、大人の胸元に迫る高さに達する。興奮したり外敵を威嚇したりする際には鎌首をもたげて頚部を広げるが、フードコブラ属のように甚だしく広げることはない。なお、他のコブラはこの威嚇の姿勢をとっている間は移動できなくなるが、キングコブラは威嚇したままでも移動できるのでこの姿勢を保持して近付いて来ることもある。

毒:
毒性は神経毒及び細胞毒。毒自体は他のコブラ科のヘビよりも弱いが、キングコブラは体が大きい分、一咬みで注入する毒の量が200mg以上と、他のコブラよりも圧倒的に多い。そのため、実際に咬まれれば非常に危険である。現地では「象をも咬み殺す」と言われるほどである。LD50は1.31mg/kg。

全長:ほとんどの種類は 100~200cm、キングコブラは 3~4m、最大 5m になる。

世界最大の毒蛇:
これまでに捕獲された個体の記録には全長5mを超えるものが何例かある。 1937年にマレーシアで捕獲された個体で全長5.71m、1924年、タイ南部で捕殺された個体で全長5.59mという記録があり、これらは確認された現生の毒蛇としては世界最大である。