特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。


医師が患部(ニキビ)を診察し、イソトレチノイン適応と判断され治療をご希望の方には、内服前に血液検査を行います。
※3ヶ月以内に他の医療機関で血液検査をされた方は結果をご持参下さい。
※血液検査は自費診察料となり、4,500円(税込)となります。


実際、トレチノインはニキビやニキビ跡に対して以下の効果を発揮します。

イソトレチノインでの治療ををはじめるときは、必ず事前に医療機関で診察を受けましょう。事前に血液検査での値がわかっていれば、イソトレチノイン服用後に検査値異常がみられたときに副作用かどうかの判断材料になります。

なお近年、 ビタミンAの肌への効果が注目されてから、多くの化粧品メーカーからレチノール配合のスキンケア用品が販売されています。例えば保湿剤に配合されているレチノールの生理作用はトレチノインの100分の1程度であるため、その効果は皮膚の保湿程度、小ジワ、毛穴の改善といったところです。

トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)

特に海外ではlow-dose regimenという飲み方が副作用も少なく、効果も実感できるため推奨されてきており、当院でもその方法をおすすめすることがあります(参考文献3)。

重度ニキビ治療薬のイソトレチノインには、患者様によってはやや副作用が出る場合があるため治療にあたってはしなくてはなりません。
当院では以下の流れで治療を行っていきます。

イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。

妊娠の可能性がある方、妊娠している方が服用した場合、胎児の奇形や死産、流産、早産などが起きるリスクがあります。そのため、妊娠の可能性がある方や妊娠中の方は服用できません。また最後の服用から、女性の場合は一ヶ月の避妊が必要です。

イソトレチノインは皮脂分泌を抑える作用があることから、治療中は皮膚が乾燥しやすくなるので、しっかりと保湿ケアをするようにしてください。口周囲なども乾燥しやすくなるので、リップクリームなどで保湿ケアをしてください。

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

使用開始後は治療部位の赤みや、皮むけや角質がポロポロと剥がれ落ちます。
これがA反応と言われる症状です。
これはお肌のターンオーバーが急激に促進するため、起こります。

多くの美肌効果トレチノインは、以下のように多くの美肌効果があり、毛穴治療・にきび治療・にきび跡治療・しみ治療・しわ治療に大変有効です。


. 以下は基本的な使い方です。症状などにより適宜変更されます。

トレチノインは日本国内では未承認ですが、アメリカではシミやニキビの治療薬としてFDA(日本の厚労省にあたる機関)に認可されており、肌のエイジングケア治療薬として用いられています。

これらは、トレチノインの効果も比較的早く実感することができるシミです。

漂白期には、トレチノインでメラニン色素の排出を促進します。
そしてハイドロキノンの作用により、新たなメラニン色素の生成を抑制します。

イソトレチノインは、特に副作用に注意しながら服用する必要があります。

乾燥したり頭痛が起きたりと副作用が発生する可能性がございます。
また、イソトレチノインは血液検査時に数値異常を起こす場合もあるため、必ず血液検査をして予防していきます。
その他の副作用についてはこちらをご覧ください。

下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。

これまでイソトレチノインは重度のニキビでお悩みの患者様に処方されることが多かった治療薬ですが、昨今では中等度のニキビでお悩みの方や、長年に渡り一度治ってはまたできるといった繰り返しのニキビでお悩みの患者様への処方も増えてきています。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

トレチノインの大きな特徴が、表皮の新陳代謝の促進です。表皮の角化細胞は、表浮きの基底層から分化しながら上方へ向かい、やがて角化して脱落します(いわゆる垢です)。通常、肌のターンオーバーのサイクルは約1~2ヵ月ですが、トレチノインを使用すると、表皮の細胞分裂や増殖が増えるため、約2~4週間で表皮が置き換わります。トレチノインの肌のターンオーバーの促進により、以下のような効果が期待できます。

イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。

イソトレチノインには、重大な副作用が報告されています。特に注意すべき副作用は、胎児の催奇形性と皮膚や粘膜の乾燥です。海外では40年以上使用されており、正しい使用方法で服用すれば重症ニキビや毛穴に非常に効果の高い薬です。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

当院では、豊富な治療経験や最新の論文データに基づく知見からその方に合った飲み方や適宜他治療の併用を行いカスタマイズしたニキビ治療を行っております。

ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。

イソトレチノインを使ったニキビの治療では、決められた量を決められた期間、正しく飲むことが大切です。

下記のような対策により、イソトレチノインの効果を最大限に高めましょう。

トレチノインの生理活性はビタミンAの50~100倍ほどあります。トレチノイン酸は、靭帯の血液中に微量に存在しているため、アレルギー反応のリスクが低い特徴があります。(有効成分以外に他の成分が添加されている場合は、アレルギーを起こすことがあります。)

イソトレチノインの好転反応に関するよくある質問にお答えします。

ベピオやエピデュオを使うもニキビが減らず当院受診されました。診察の上、イソトレチノイン内服を開始しました。

使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。

ハイドロキノンとトレチノインの治療では、お肌を白く導く期間(漂白期)と、炎症を抑える期間(治癒期)に分かれます。
治療期間は、おおよそ1カ月〜3カ月程度を目安に行います。

3.ハイドロキノンを、できるだけ広い範囲に伸ばして塗りましょう。

個人差がありますが、早いと服用してから2~3週間ほど経過した時期に、通常は1か月ほどの服用から好天反応が確認できることが多いです。
好天反応によってできるニキビは服用を継続していくと落ち着いていきますので、焦らず医師の指導の下治療しましょう。

イソトレチノインの副作用として、胎児に対する重篤な影響があります。

1度目の採血から約 1 週間後に血液検査の結果が出ます。結果に問題がなければ、イソトレチノインの内服を開始します。

ただし自己判断せずに、処方を受けたクリニックに相談しましょう。

トレチノインはビタミンA(レチノール)活性体で、正式には「オールランスレチノイン酸」といいます。トレチノインはレチノイン酸の一部分の構造を変化させた誘導体です(元の物質の分子構造の一部を変化させたものを誘導体といいます)。これにより光や熱に対する不安定性が改善され、角質に浸透されやすくなりました。

■施術範囲鼻下・口周り(マリオネットライン内側)・あご(フェイスラインまで)

写真はひたいの3ミリほどの黄色いできもの、脂腺増殖症を当院でイソトレチノイン内服を開始してから6か月後の症例。完全に消失して平坦になっているのがわかります。写真では1箇所だけを拡大して見せていますが、ほかの多発していた脂腺増殖症も消えました。

トレチノインを使用していると、一時的にシミが濃くなることがあります。

赤みは次第に増してきますが、シミが薄くなってきます。
個人差がありますが、通常最初の1カ月程度が皮むけのピークです。
お肌がトレチノインに慣れてくると赤みなども薄れてきます。

#シミ自然に消える #トレチノイン #シミ浮き出る #トレチノインクリーム

トレチノインとハイドロキノンは、しばしば併用されることの多い薬剤です。
美白効果が期待できるハイドロキノンですが、単体で使用しても浸透力があまり高くありません。
トレチノインを併用し浸透力を高めることで、美白効果をより発揮できるのです。