デキサメタゾン (dexamethasone sodium phosphate) はWakoより入手し、蒸留水


図:(A)発芽後7日目の芽生えを4日間記載された条件下で生育させた。VND6-VP16-GR、およびVND7-VP16-GRを導入した形質転換体では、DEX処理により白色化した。(B-D)DEX処理をしたVND6-VP16-GR (D) 、およびVND7-VP16-GR (B,C,E)では、孔辺細胞(B)やコルメラ細胞(C)、根毛(D)、トライコーム(E)でも二次細胞壁の肥厚が観察された。スケールバーは(A)1 cm、(B,C)20 μm、(D,E)50 μm。


デキサメタゾン(DEX)依存的に活性が誘導されるコンストラクトを構築し ..

私たちはこれまでに、道管分化をマスター因子としてNACドメイン転写因子をコードするVND6、およびVND7を同定した(Kubo et al., 2005, Genes Dev.; Yamaguchi et al., 2008, Plant J)。
そこで本研究では、これらマスター因子にヘルペルウイルスVP16の転写活性化ドメイン、およびラットのグルココルチコイドレセプタードメインを融合させることで、デキサメタゾン(DEX)依存的に活性が誘導されるコンストラクトを構築し、形質転換体を作出した。まず、シロイヌナズナに導入した形質転換体では、DEX処理することにより、植物体全体が白色化し死んでしまった。植物体を観察したところ、ほとんどの細胞が二次細胞壁を持つ道管細胞へと分化転換していた(図)。また、道管分化に関与する酵素や転写因子の多くがDEX処理により発現が誘導されており、二次細胞壁に多く含まれる多糖であるキシラン蓄積量も増加していた。さらに、このコンストラクトをシロイヌナズナやタバコの培養細胞やポプラに導入したところ、それぞれDEX依存的に分化転換した道管細胞が観察された。特に、タバコBY-2細胞において90%以上の細胞が分化転換するラインを確立することに成功した。

これらの結果は、今回構築したコンストラクトが、道管細胞分化の分子機構を解析するうえで非常に有効であることを強く示している。

Cayman Chemical社のDexamethasoneです。

Cayman Chemical社ではプロスタグランジンやステロイドホルモンをはじめとする高品質な低分子化合物などを販売しています。生理活性や阻害効果を有する物質も多数取り揃えております。

[PDF] 脂肪細胞分化/ 維持試薬 AdipoInducer Reagent (for animal cell)

NM のデキサメタゾンを添加し、分化誘導培地とし、3 週間培養した。 ..

SSRO 施行時に除去される骨片から BMSCs を採取し、容易に細胞培養を行うことができた。