蕁麻疹の市販薬の飲み薬は、以下を参考にして使いわけるとよいでしょう。
大部分の蕁麻疹である特発性じんま疹では内臓の病気とは関係なく、いくら詳しく内臓の検査を行っても原因を調べることはできません。
副作用モニター情報〈619〉 フェキソフェナジンによるかゆみ・発疹
少数のじんま疹では甲状腺疾患、膠原病、血清病、血管炎などが隠れていることがありますが、その場合はそれらの病気によるなんらかの症状がじんま疹の皮疹以外に出ています。
ほとんどのもの(急性じんま疹)は、たまたま一度だけ現れるか、繰り返して起きても1ヶ月以内に起こらなくなります。
眠気・倦怠感などの副作用の発生率を考慮すると、蕁麻疹の治療ガイドライン ..
物理性じんま疹やアレルギー性じんま疹など、原因のはっきりしているものは原因刺激を避けている限り症状は起こりません。刺激に対する過敏性は、何ヶ月、何年かのうちに次第に低くなることが多いです。
じんま疹は内臓の病気からくるのではないかと心配される方がいらっしゃいますが、そのような方はごく少数です。
使用成績調査は、 アレルギー性鼻炎及び蕁麻疹の患者を対象とし、 アレグラ錠60mg 及び同 ..
原因のはっきりしない慢性じんま疹(特発性じんま疹)の場合は、数ヶ月、あるいは数年にわたりじんま疹の出没を繰り返します。じんま疹が出始めてからの方は治るといわれています。
慢性じんま疹の最初の治療目標は、抗アレルギー剤の内服により皮疹の出現を完全に抑えることです。抗アレルギー剤の効果には個人差(相性)があり、治療効果が現れるのに3~4日かかることがあります。
アレグラ アレルギー性鼻炎・蕁麻疹・アトピー性皮膚炎 | 製品情報
抗アレルギー剤や補助的治療薬により、じんま疹の出現を完全に抑えることができた時は、その内服を継続して2~3カ月間じんま疹が出ないことを確認した後、1 日あたりの内服量を減らしたり、内服の間隔を空けたりします。その後、3 日に1 度程度内服することでじんま疹が出現しない状態まで改善したら、いったん内服を中止します。
からだが食物、薬品、植物(天然ゴム製品を含む)、昆虫の毒素などに曝露されることにより起こるじんま疹であれば、採血により特定の抗原物質に対する特異的IgEを測定して原因を追究することができます。しかし、このようなじんま疹は受診される方の数パーセントとわずかです。
蕁麻疹(じんましん)とは、突然皮膚の一部が赤みをおびてむくみ ..
睡眠不足、受験、就職活動、転職や転勤、部署の移動、引っ越しを機にじんま疹になったり、すでにあるじんま疹が悪化したりすることがあります。
蕁麻疹(じんましん)は、皮膚表面に一時的に出現する赤い膨らみや、斑点 ..
じんましんは全身のアレルギー反応が原因で起こります。体の一部にかゆみのある赤い発疹が出て、全身に広がります。湿疹と違ってがさがさはしていないこと、1日の中でも発疹の出る場所が移って出たり消えたりするのが特徴です。
蕁麻疹(じんましん)とは ・皮膚に痒みを伴う虫刺されのような赤い盛り上がりのある発疹 ..
◆ 症状
突然激しいかゆみを伴う皮疹が全身の広い範囲に出現し、皮疹は蚊に喰われたような、みみずばれの様なとたとえられ、
様々なタイプの蕁麻疹
特殊なタイプとして汗をかいたときに出る、痛い点状の発疹を特徴とするコリン性蕁麻疹があります。若い男性に多く、発疹の出た部位は汗をかきにくくなることがあり、その場合は体に熱がこもる感じがします。また、唇やまぶた、手や足が腫れて、お腹が痛くなったり息苦しくなる病気があります。この遺伝性血管性浮腫と呼ばれる病気では、かゆい虫刺されのような蕁麻疹がみられず、腹痛の検査をしても異常が見つかりません。このような時には、この病気に必要な検査や治療を施します。
場合は、脳に移行しにくく眠くならないタイプを選びます。眠くなる薬の方が強く、良く効くわけではありません。
一方、1日おきに減らして飲んで出なくても、すぐに減らさず、しばらく毎日飲み続けるようにすると早く治ります。この様に1~2年やっても治らないことが時にありますが、時間がかかってもいずれは治る病気です。特異体質などが原因ではありませんので、あきらずに飲み薬で発疹を抑えていくことが大切です。
抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)が、飲んでいてもかゆみや発疹が治まらない場合は薬の量を増やします。それでも効果が得られない場合は、効く薬を体に負担の少ない薬から順に試して探し出します。花粉症の薬が劇的に効くことがありますし、胃潰瘍の薬がジワジワ効くこともあります。ステロイドの飲み薬が効くことがありますが、効いても副作用がはっきりする前に減らして飲み止めます。これらの飲み薬も効かず、かゆみに悩まされるようなら、)やデュピクセントを検討します。ゾレアは4週ごとに、デュピクセントは2週間ごとに打ちます。これら注射について電話によるお問い合わせには生憎お答えしておりませんので、お手数でもご来院のうえ診察をお受け下さい。
かゆい時に塗り薬を使うと気分が楽になるため塗る意味はありますが、治療の中心は飲み薬です。同じようにかゆくても湿疹とは別の病気ですので、治療も異なりステロイドの塗り薬は使いません。
蕁麻疹(じんましん)はストレスから?蕁麻… 蕁麻疹(じんましん)はストレス ..
数日ですぐにおさまってしまう「急性じんましん」と6週間以上続き、場合によっては年単位で症状が出たり消えたりする「慢性じんましん」に大きくわけられます。食べ物など、原因がある場合には原因がなくなるとおさまるので、急性じんましんのことが通例です。この場合は症状のあるときだけ飲み薬の治療を行い、症状がなくなれば治療をストップしても問題ありません。
・蕁麻疹様血管炎:発疹が24時間以上つづき、膨疹に紫斑(皮下出血)を伴ったり ..
一方、慢性蕁麻疹の場合には長期間、原因がはっきりしないにもかかわらず症状が出続けるので、毎日定期的に飲み薬を飲んでおさえる必要があります。
1).アレルギー性鼻炎。 2).蕁麻疹。 3).皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒。
じんましんの治療の基本は「抗ヒスタミン薬」という飲み薬です。2世代目の眠気の少ない抗ヒスタミン薬を「抗アレルギー薬」と呼ぶこともあります。この薬は花粉症やアレルギー性鼻炎にも使い、アレグラやアレジオンなど一部は市販もされています。
フェキソフェナジン錠「ST」aは、1回1錠、1日2回服用でフェキソフェナジン塩酸塩 ..
ストレスはしばしば、じんま疹の原因や悪化要因となります。 心理学的な調査により、慢性じんま疹を持っている人には自覚しないストレス状態にあることが多かったり、ストレスに対して内向的に適応してしまう傾向があることが報告されています。
アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)に含まれている成分や効果
フェキソフェナジンは、H1受容体拮抗(きっこう)作用だけでなく、ケミカルメディエーター遊離抑制作用・炎症性サイトカイン遊離抑制作用・好酸球遊走抑制作用などを有するとされる第2世代抗ヒスタミン薬です。乳幼児から高齢者まで幅ひろく使用でき、眠気が少ないのも特徴で、内科・耳鼻科・皮膚科など多くの診療科で使用されています。
今回はそのフェキソフェナジンの「かゆみ・発疹」の副作用を紹介します。
寒暖差アレルギーでは以下の症状があらわれることがあります。 鼻水・鼻づまり; くしゃみ; せき; 頭痛; 蕁麻疹; 食欲減退
症例)男性幼児
アレルギー性鼻炎のためフェキソフェナジンドライシロップを服用開始。服用1時間後、足首と手首にかゆみが出現。翌日2回目の服用後、口の周りにも赤い発疹が出現したためフェキソフェナジン中止、オキサトミドに変更。翌日より発疹は消失。
投与2回とも症状が出たので、フェキソフェナジンによるアレルギーと判断。
2,3年前から物理性蕁麻疹になってしまいました。また花粉症にもなり、花粉症の薬(フェキソフェナジン)を飲んだところ、蕁麻疹が軽減しました。
フェキソフェナジンの添付文書では、過敏症の項目で「そう痒(よう) 5%未満」「蕁麻(じんま)疹・発疹 0.1%未満」の報告があります。そう痒の割合が比較的高いのは注目点です。当モニターへの報告でも過去に発疹7例・そう痒5例の報告が上がっています。
もともとアレルギー症状の多い患者に処方される機会が多いことから、疾患による皮膚症状が出やすいことを考慮する必要があるかもしれません。また、かゆみなどで処方された場合、それが副作用と判断できず、症状の悪化につながる可能性もあります。アレルギー薬とはいえ「かゆみ・発疹が出る」ということを頭に置いておくことも大切です。
フェキソフェナジンは、鼻炎のみの適応ですが、一般用医薬品としてもひろく流通しているため、よりひろく使用されています。薬を飲んでもかゆみが止まらないという訴えがある時は、飲んでいるその薬が原因では? という発想をもってみましょう。
(全日本民医連医薬品評価作業委員会)
ここ10日くらいひどくはないですが、蕁麻疹が出ます。 足に少し出 ..
クラリチン、ザイザル、アレジオンといった、1錠の内服で効果が長くもち、眠気の副作用が少ないタイプの抗ヒスタミン薬をじんましんの治療にはよく使います。ほかにもよく使われる薬として、1日2回内服のアレグラ、タリオン、アレロックが挙げられます。デザレックス、ビラノア、ルパフィンといった最新の抗ヒスタミン薬は特に眠気が少なく、1日1回の内服で効果が持続するため、使いやすい薬です。効果が不十分な場合には一度に飲む量を増やして対応します。
フェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
抗ヒスタミン薬というカテゴリーには多くの薬があり、どれも眠気以外の副作用はほとんどないので使いやすい薬です。ただ、ひとりひとりに一番効く抗ヒスタミン薬が変わってきます。最初に使った薬が効けば最もよいのですが、そうでない時には量を増やす、ほかの薬に変える、などして合う薬を探していきます。