これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
イソトレチノインを内服すると、最初の1ヶ月は約3割の患者さんに、一過性にニキビの増悪が認められます。 悪化がひどい場合は、早めに用量を増やしたり、炎症を鎮めるお薬を処方いたします。
イソトレチノインは皮脂腺の活動を抑えるため、肌が乾燥しやすくなります。
当院では副作用を防ぐため、イソトレチノイン(アキュテイン)の服用開始時と、治療から1ヵ月後に血液検査を行っています。またイソトレチノインの内服量を増量した場合も、適宜採血を行いますが、血液検査で数値に異常が見つかった場合は、処方を中止する場合があります。
ほとんどの患者さまはイソトレチノイン内服から6ヵ月で効果が期待できますが、治療期間には個人差があり、延長することもあります。患者さまの症状の程度や状態、ご希望に応じて、Vビーム2の併用なども行い、より効果的に治療を進めていきます。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
治療5ヶ月後には、新しいニキビはほぼでなくなりました。EGホワイトローションとEGホワイトクリームによるスキンケアとピーリングをイソトレチノイン治療と併せて行ったことで、強い赤みを帯びたニキビ跡は、薄くピンク色に変わり目立たなくなっています。
ニキビに対してイソトレチノインによる治療を行いました。治療中のスキンケアは、再生因子やヒトプラセンタが配合されたとへ変更してもらい、ニキビ跡の赤みには、を複数回行いました。
イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
イソトレチノインは重症ニキビに効果的な薬として知られていますが、副作用は用量依存的です。必要以上に服用した場合、副作用が出るリスクが高くなる可能性があります。イソトレチノインの内服は、必ず医師の指示に従い、用法用量を守って服用しましょう。
当院の経験では1日20mgの内服量で十分な効果がみられることが多いですが、治りが悪い場合や治りを早めたい希望がある場合には1日40mgに増量します。イソトレチノインによる乾燥の副作用が強い場合、20mg錠を1日おきや週2回で飲む方法に減量することが可能です。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
当院では重度ニキビでお悩みの方にイソトレチノインをはじめ、や、などさまざまな治療の選択肢をご用意しています。
また当院オリジナル化粧品として、、などもございます。
ぜひ一度ご相談ください。
イソトレチノインは、1日1回を食後に内服します。朝でも夜でも飲みやすいタイミングで大丈夫です。イソトレチノインはビタミンA誘導体の一種のため、水よりも脂肪に溶けやすい性質があります。食後に服用することによって、薬剤の成分の吸収がよくなります。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
イソトレチノインの副作用が怖い方は、これらの注意点をよく守るようにしましょう。現在服用中の薬についてなど、気になることがあるときには医師までご相談ください。
イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。
イソトレチノインは何度も繰り返すニキビや重症化したニキビの治療薬として、海外では古くから知られています。胎児の奇形や流産、うつ病など、重大な副作用もありますが、患者さまに処方可能と判断した場合のみ処方をしております。イソトレチノインはニキビでお悩みの方におすすめの治療薬です。当院へお気軽にご相談ください。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
イソトレチノインによる治療は、ニキビ治療の「最終手段=最後に行う治療」ではありません。重症ニキビの場合は、瘢痕を残さないためにもできるだけ早期に治療する必要があります。
イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。
イソトレチノインには飲み合わせの悪い薬があり、併用によっては副作用が出やすくなるなどの危険性があります。以下の薬を服用中の方は、事前に医師までご相談ください。
イソトレチノインを服用中の肌は非常に敏感でデリケートな状態です。
イソトレチノイン服用開始後、好転反応として一時的にニキビが増えたり赤みが出る症状がございます。期間としては服用開始後1週間から1ヶ月程です。この時期は悪化してしまったのかと不安になることもあるかと思いますが、根気強く治療をしていくことが大切です。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
アクネ菌の増殖が進むと、皮膚内ではアクネ菌を除去しようとはたらきかける免疫反応が生じるため、炎症が起きます。ニキビの炎症が重度の場合は、アクネ菌を除去する免疫反応が過剰にはたらくことで起きるとされています。イソトレチノインは免疫反応を正常化し、ニキビの炎症を鎮めます。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
イソトレチノインには皮脂分泌の抑制や毛穴つまりの解消などの作用から、服用後は長期的に効果が持続することが多いです。しかし中には再度ポツポツとニキビが出てくることがあります。
イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。
再発を抑えるため、1クールの治療期間を終えた後、イソトレチノインの低用量維持療法を行いました。また、治療中は再生因子やヒトプラセンタが配合された調剤化粧品(、)による保湿を徹底し、ピーリングによるニキビ跡ケアを行いました。
イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。
イソトレチノインの副作用として特に報告されているのが唇や肌の乾燥です。服用期間中は多くの方で乾燥症状が見られ、辞めた後も皮脂の抑制を実感していただけます。その他の副作用には薬疹や頭痛、めまいや吐き気などがありますが、全員に起こる訳でなく稀な症状です。怖いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、適宜医師までご相談いただければ特段副作用もなく治療していけます。副作用について詳しくは上記の「イソトレチノインの副作用」欄をご確認ください。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
当院のイソトレチノイン治療には、しており、以下のような値段設定となっております。
ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。
イソトレチノインを飲み始めて2週間後に、さらに膿瘍が多発したものの、1ヶ月後から徐々に改善していき、5ヶ月後に炎症は完全に治まりました。ニキビ跡の赤みはまだ強く残り、凹凸も認められますが、新生ニキビはなくなり、顔全体の腫れは引いています。
イソトレチノインを服用中に全身脱毛を行うことはおすすめされません。
副作用には、血液検査の異常(肝機能障害、脂質異常症)が知られています。これらの副作用が起こる頻度はまれですが、当院では副作用を早期に発見する目的で、「治療を開始するとき」と「服用開始後1か月」を目安に採血をしています。またイソトレチノインの投与量を増やしたときにも、健康状態を確認するために採血をしています。
ニキビ治療・ニキビ跡治療(自費)イソトレチノイン(イソトロイン、20mg/日)
イソトレチノインは角化異常を改善し、正常化するはたらきがあります。皮脂が毛穴に留まることを抑え、アクネ菌の増殖が抑えられることにより、ニキビの炎症を鎮めます。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
AGAは男性特有の脱毛と考えられがちですが、実は女性にもAGAは存在します。男性のAGAが前頭部、頭頂部を中心とするのに対し、女性では頭皮全体の髪が細く全体的に薄くなるのが特徴です。これは髪を成長させる女性ホルモンの量が減ることで、薄毛や抜け毛につながります。このためフィナステリドやデュタステリドでは効果が期待できず、パントガールという飲み薬で抜け毛の予防を行います。主にビタミンやアミノ酸が配合されているパントガールは毛周期に直接影響を与えず、髪の毛の成長に必要な栄養素を補って、発毛を促進する効果がメインとなります。男性の場合と同様、早期の発毛をご希望の場合は、ミノキシジルという飲み薬を併用します。また持病により飲み薬の服用が難しい場合や、副作用が懸念される場合には、外用薬ないしはメソセラピー(薬液を頭皮に直接投与)による治療を行います。
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
軽度なことが多いため、ほとんどの場合はベピオゲル、ディフェリンゲル、アゼライン酸など、ニキビの塗り薬で対応します。それでもニキビが出続ける場合には2クール目のイソトレチノイン内服を開始することがあります。
【ニキビ/毛穴】第1回イソトレチノイン服用の疑問にお答えします
イソトレチノインは医師の診察により、治療が必要と判断された方のみ使用できる薬です。個人輸入は厚生労働省が推奨していない行為であり、さまざまな副作用の発見を見逃す危険性が高い行為です。イソトレチノインが怖いと感じている方は、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。