新作の警察コメディからドキュメンタリー、エミー賞ノミネートの『コブラ会』まで! 個性派海外ドラマ3作品
そして、印象的だったのが母親としての姿。現在はロナウドが別の女性との間に設けた3人の子ども、そして自身の子どもである娘のアラーナ・マルティナちゃんとの6人家族。サッカー優先のロナウドに代わり、家のことや子どものことはジョージナが主にこなすのですが、てきぱきぶりが見ていて気持ちいい。“努力の鬼”と呼ばれるロナウドの日々をサポートするだけでも大変なのに。
サッカー選手はいわゆる“転勤族”。ロナウドの移籍の度に慣れ親しんだ土地と家から引っ越さなきゃいけない状況が続きます。育ちざかりの子どもを含む6人家族の荷造りなんて、考えただけで“そっ閉じ”案件ですが、ジョージナはなんとも前向き。むしろはりきっている(笑)。インテリアなども人任せにするのではなく、スタイリストに立ち会いきちんと採寸まで付き合うところに、家族の環境を第一に考えている様子が垣間見えました。
と、“できすぎちゃん”な部分がクローズアップされるので、演出かなーと勘ぐる私の邪心を一掃するのが、ロナウドのコメント(証言?)映像。ジョージナとの出会いと日頃についての感謝、本当に愛していることが、はにかんだ笑顔からわかります。仮に番組映像が多少盛られていたとしても、愛する男性にここまでオフィシャルに褒められるなら、それがたとえ建前でも(そんなことはないと思いますが、笑)本望だなと思いました。 また、ジョージナのビジネスセンスやボランティア活動への取り組みなど、女性としてだけではなく、多面的な魅力を見抜いているのもよき。
ベスト・キッド(1984) | 映画 | WOWOWオンライン
6ノミネートの『コブラ会』はなんと1984年に公開された映画『ベスト・キッド』の続編。34年前、ラルフ・マッチオ演じるダニエルに敗れたジョニー(ウィリアム・ザブカ)を主人公に、彼の再起が描かれる。2018年にスタートしながら既にシーズン4まで撮影済みという人気ぶりで、Netflixの新たな看板タイトルとなった。
Netflixシリーズ『コブラ会』シーズン1~4独占配信中3作品目は、オリンピック熱が高まるなか、おすすめしたいスポ根ドラマ。きっかけはホームパーティでした。「ネトフリで何か観ようか」となり、老若男女みんなで楽しめそうと軽い気持ちで選んだのが、エミー賞にノミネートされ話題になっていた『コブラ会』。期待通りの胸熱&面白展開で、ダレはじめていた場の雰囲気がヒートアップ。部屋の温度が上昇した気がしました(笑)。
第43回 ベスト・キッド(1984 米)|阿愛@BL的映画レビュー
面白いのは勝ち組のダニエルも実は中年の危機を迎え、“コブラ会”と再対決していく点。シーズン3はコメディ部門作品賞にノミネートされたが、シーズン4は技術方面の2部門のみでノミネート。今秋始まったシーズン5は来年のエミー賞レースに食い込めるのか。
映画『ベスト・キッド』シリーズ終了から34年後に作られたまさかの続編ドラマ。映画版第1作でダニエル(ラルフ・マッチオ)に負けた空手道場“コブラ会”のジョニー(ウィリアム・ザブカ)はしょぼくれ中年だが、青春時代の栄光を取り返そうと“コブラ会”を復活させる。
日本では1985年2月16日に公開。続編も作られ、2018年にはこの作品の34年後を描いた『コブラ会』が配信された。
不動の人気を誇る空手映画『ベスト・キッド』シリーズの数十年後が舞台のリブート版。物語はイジメられっ子だった少年ダニエル・ラルーソーと宿敵ジョニー・ロレンスを主軸に展開します。
34年前の大会でダニエルに敗北を喫したジョニー。その後はパッとせず飲んだくれの人生を送っていましたが、空手道場「コブラ会」を再起させます。
ジョニーもいまや子どもを持つ父親。ジョニーの息子がダニエルの下で空手を習ったり、ジョニーの愛弟子がダニエルの娘と恋に落ちてしまうなど、「師弟関係」に「親子関係」、大人と子どもそれぞれの「友人関係」が加わります。2世代にわたり複雑な(そして狭い!)人間関係も、面白さを添えるスパイス。『ベスト・キッド』からのファンはもちろん、『コブラ会』から観た人も楽しめます。
ほかにも、自分のまわりもそうですが、ダニエル役のラルフ・マッチオと、ジョニー役のウィリアム・ザブカの再共演は『ベスト・キッド』のファンにも刺さるとの声多数。 といった風に、『ベスト・キッド』世代(アラフィフ?)の親とその子どもが一緒に熱中できる、スポ根ドラマという側面も。
また、ワックスがけやらペンキ塗りなど「それ、効果あるの?」といった不思議トレーニングも健在で笑いを誘います。倒れても立ち上がる姿、捨てようにも捨てられない闘争心。「強さとは?」「勝つこととは?」を、心技体とユーモアでたっぷり問いかけてくれる傑作です。
2021年12月31日より配信がはじまったシーズン4のハイライトは、“空手(道場)生命”をかけて闘う、オールバレー空手大会。ゆるゆるしていた前半から一転、迫力のあるファイトシーンは必見!
役柄上、黒づくめのつなぎの衣装なのですが、オーラがダダ漏れです。刑事テリーのやや強引なツッコミを余裕でかわし、それがまた魅力的! 子どもの頃にはIQ154あった知性派でも知られるシャロン。その明晰な頭脳で謎解きに挑むのですが、さて結果はいかに!?
ゲストは他にも、大物コメディアンのコナン・オブライエン(第1話)、シアトル・シーホークスなどに所属していたアメフト選手マーショーン・リンチ(第2話)、HBOのコメディドラマ『シリコンバレー』でブレイク、マーベル映画『エターナルズ』にも出演したクメイル・ナンジアニ(第3話)と多種多様。日本では知名度が高くないかもしれませんが、アメリカでは人気の有名人達とあって、みなさん個性的な魅力を放っています。
毎回起こる殺人事件と並行して、15年前に起こったテリーの相棒であるロリー・グリフィンの未解決殺人事件についての真相解明も進みます(なんと!ジェニファー・アニストンが、ロリー役として写真出演。贅沢……)。エピソードを通しての謎解きとして視聴者が楽しめる要素ですね。
一日の終わりに家族団らんであーでもないこーでもないといいながら、観るのにぴったりな陽気な作品です。尺も40分弱なので、ちょうどよいですよ!
【Netflix】コブラ会 Cobra Kai【ベストキッド】 7
「」シリーズ、「」のは、取材の場で「コブラ会」のファンを公言。それをきっかけに「コブラ会」のキャスト陣は、ガーフィールドにスペシャルなビデオを制作している。「僕らが彼にビデオを送る前から、彼は僕らの番組の“真のファン”だった。僕らはビデオを通じて、感謝の気持ちを返しただけだったが、彼の反応は素晴らしいものだった」と満足気に答えるザブカ。同シリーズのファンは一般人だけでなく、エンターテインメント業界にもファンが多いそうだ。
YouTube Redでの配信からNetflixへと移行し、エミー賞にもノミネートされた「コブラ会」。マッチオは、世界中の人々から高評価を受けていることについて「予想を遥かに超えた反応だった」と振り返る。
ベスト・キッド(The Karate Kid)のネタバレ解説・考察まとめ
さらに、シリーズの主なラインナップには、物語の完結編となる『ヴァイキング ~ヴァルハラ~』シーズン3(11日より配信)や、『コブラ会』シーズン6のパート1(18日より配信)が含まれている。エミー賞ノミネート歴を誇る『コブラ会』のシーズン6のパート2は11月に配信され、パート3は来年配信予定だ。
スタントアンサンブル賞には「コブラ会」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」「メア・オブ・イーストタウン」などがノミネートされた。
HBO Max™ is used under license.1998~2004年に全米放送され、後に映画版2本が作られたヒットドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」。ニューヨークで暮らす女性たちの本音をおしゃれなムードに包んで描き、日本でも人気爆発したのはまだ記憶に新しい。映画版第2作の11年後に生まれた続編が本作。キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)ら女性陣がいよいよ老いを気にするという新機軸で、彼女たちと同世代である筆者はとても共感できる秀作だった。前作はエミー賞でコメディ部門作品賞に輝いたこともあり、今回のエミー賞で全然ノミネートされなかったのは残念。出演:ジェイソン・モモア、シルヴィア・フークス、ヘラ・ヒルマー、クリスチャン・カマルゴ
画像提供 Apple TV+『アクアマン』(2018)のジェイソン・モモアが主演を務める、Apple TV+オリジナルのSFサバイバルスリラー。人類が視覚を失った遠い未来。小さな部族を率いるババ・ヴォス(モモア)のもとに、視力を持った双子が生まれる。そんな世界観がとにかく斬新で、『アイ・アム・レジェンド』(2007)のフランシス・ローレンスが第1~3話を監督するなど、デストピア系SFとしてクオリティは高い。今回のエミー賞、技術方面の1部門だけノミネートなのはもったいない。8月から配信が始まったシーズン3が最終章だが、来年のエミー賞での再評価を期待したい。出演:ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、スティーヴ・カレル、ビリー・クラダップ
画像提供 Apple TV+人気スターたち、ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、スティーヴ・カレルが共演したTV業界ドラマ。長年続くTVの朝の情報番組「ザ・モーニングショー」で働く、キャスターのレヴィ(アニストン)らキャスト・スタッフの奮闘を描く。筆者も日本のTV業界人から“TV界あるあるを満載”と聞いたほどリアルな内容で楽しめる。エミー賞ではシーズン1でビリー・クラダップがドラマ部門助演男優賞を受賞。今回のエミー賞では3部門ノミネートにとどまったが、製作が決まったシーズン3でさらなる躍進があるかも!?
『コブラ会』ウィリアム・ザブカ、シーズン3で一番好きなシーンは?
制作者のヘイデン・シュロスバーグ、ジョシュ・ヒールド、ジョン・ハーウィッツは、『ベスト・キッド』の世界観を今後も展開していく意向を示しており、特に、ダニエルの先生、「ミスター・ミヤギ」の前日譚の可能性が示唆されている。
制作者たちは、このシリーズはジョニー・ローレンス(ウィリアム・ザブカ演)の救済の物語として完結するものの、『ベスト・キッド』の世界での新たな展開の可能性は開かれていると述べている。
テレビ版アカデミー賞であるエミー賞ではノミネートを果たす実力派。
『ベスト・キッド』のリブート版(続編)として、YouTube Red(現在の名称はYouTube プレミアム)に登場すると、アメリカの辛口映画レビューサイト「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」で肯定的なコメントを集めまくり、2018年のベストドラマに選ばれます。テレビ版アカデミー賞であるエミー賞ではノミネートを果たす実力派。
Watch コブラ会 | Netflix Official Site
ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。「ベルリンファイル」のハン・ソッキュが世宗大王、「悪いやつら」のチェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった。朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。
Netflixの人気シリーズ『コブラ会』の最終シーズンの配信日程が発表! ..
Netflixシリーズ『コブラ会』シーズン1~4独占配信中
紹介するのは、シャロン・ストーンほか豪華ゲストが台本無しのアドリブで演技しながら殺人事件の謎を解く、即興警察コメディドラマ『マーダーヴィル 〜謎解きはアドリブで〜』、“ロナウドの恋人”こと、ジョージナ・ロドリゲスの素顔に迫るドキュメンタリー『私はジョージナ』、エミー賞ノミネートのスポ根ドラマ『コブラ会』の3作品。それぞれ、チャレンジングな試みで作られた個性派で、ひと味違う面白さを味わえるはずですよ!
今年のエミー賞作品賞にノミネートすらされていない秀作も数知れず。今回はそんな作品を海外ドラマ評論家の池田敏さんに紹介してもらいました。
休暇をもらって天国から降りてきた亡き母と、母が残したレシピで定食屋を営む娘が過ごす3日間を描いたファンタジーストーリー。 亡くなって3年目になる日、ポクチャは天国から3日間の休暇を与えられ、ルール案内を担当する新人ガイドととも幽霊として地上に降りてくる。娘のチンジュはアメリカの大学で教授を務めており、そのことを母として誇らしく思っていたポクチャだったが、チンジュは教授を辞めて故郷の家に戻り、定食屋を営んでいた。それを知った母の戸惑いには気づかず、チンジュは親友のミジンとともに、ポクチャの残したレシピを再現していく。その懐かしい味とともに、チンジュの中で次第に母との思い出がよみがえっていく。 母ポクチャ役は韓国で「国民の母」とも呼ばれ親しまれるベテラン俳優のキム・ヘスク、娘チンジュ役はドラマ「海街チャチャチャ」「オーマイビーナス」などで人気のシン・ミナ。「7番房の奇跡」「ハナ 奇跡の46日間」などで知られるユ・ヨンアによる脚本で、「僕の特別な兄弟」のユク・サンヒョ監督がメガホンをとった。劇中に登場する家庭料理の数々も見どころ。
Netflix 2024年7月の配信作品:『ビバリーヒルズ・コップ』最新作
空手ブームに火をつけた80年代のヒット青春映画『ベスト・キッド』が今、中年の男心を焚きつける作品に生まれ変わって再び注目されています。タイトルは『コブラ会(原題:Cobra Kai )』。
コブラ会(COBRA KAI) : SEASON 3 | サウンドトラック.jp|
市原隼人が主演を務めるコメディドラマ「おいしい給食」の劇場版第3弾。 1989年、冬。北の地・函館の忍川中学に転勤した甘利田幸男は、給食で、あるメニューを味わうことを楽しみにしていたが、赴任から1年以上が経っても献立に登場することはなかった。相変わらず給食のために学校へ通う甘利田は、食のライバルでもある生徒・粒来ケンと毎日ひそかにバトルを繰り広げている。一方、新米教師の比留川愛は甘利田に憧れを抱いていた。そんな中、忍川町では町長選挙を前に忍川中学が給食完食のモデル校に選定され、政治利用されようとしていた。不穏な空気を察知した甘利田は、おいしい給食を守るべく立ち上がる。 主人公・甘利田役の市原やヒロイン・愛役の大原優乃、甘利田のライバル生徒・ケン役の田澤泰粋らテレビ版でおなじみのキャストに加え、甘利田の前に立ちはだかる新たな強敵・等々力町長役で石黒賢が新たに参加。