コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の9番


かように、現在のゴルフクラブの常識を覆すクラブとして注目を浴びているのが、このワンレングスアイアンなのですが、その最新モデルが今回お借りしたコブラ「KING RADSPEED ワンレングスアイアン」。ワンレングスアイアンの使い心地はもちろん、一般的なモデルとの相違点など細かくレポートしたいと思います!


コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の5番

ワンレングスアイアンの最大の特徴は、どの番手もかなり近いフィーリングで振れることです。ロングアイアンが苦手、ショートアイアンが飛ばないといった、アイアンの中で得意不得意がある方にはとても有効なモデルだと思います。

・コブラの「RADSPEED」アイアンは、昨年デビューの「SPEEDZONE」アイアンよりもスッキリしていてスリムな見た目。

【コブラ/COBRA】ハイテク満載!?コブラ「KING RADSPEED アイアン」をヘッドスピード42m/sが試打!【MSD42】

どんなゴルフライターでも、今日はこのコブラ「RADSPEED」アイアンの発売記事で「RAD」に触れまくるだろう。断っておくが、我々もそうなるはずだ。

もし読んでいないなら、「ラディアルウエイト」こそコブラ「RADSPEED」アイアンを激速にした要因なので、今すぐ読んで欲しい。

コブラ キング RAD SPEED ワンレングス アイアンセット 6~PW 5本セットの買取実績 ..

グリーンを確実にとらえる距離のショットをできるだけシンプルに打ちたい! 結果を重視したい! という方には素直におすすめできる仕上がりだと私は感じました。
ただ、使いこなすにはある程度慣れが必要だと思います。ゴルフ歴が長いゴルファーほど時間を要するでしょう。でも、慣れてさえしまえば、アイアンの番手によっての得手不得手が減らせるはずです。

コブラは古くはグレッグ・ノーマンが愛用したことで人気を博したメーカーです。現在はリッキー・ファウラー、ブライソン・デシャンボー、レキシー・トンプソンなどの有力選手が看板プロとして活躍しています。先進的なクラブを世に送り出し、他メーカーとは異なる独創性がクラブマニアに評価されています。今回は、コブラから発売されているアイアンとその選び方を紹介します。

コブラアイアンセットKING RADSPEED Speeder EVOLUTION for RADSPEED

コブラのアイアンは現在、「KING フォージドテック」「KING フォージドテック ワンレングス」の2機種、「KING ラッドスピード」「KING ラッドスピード ワンレングス」の2機種、そして「KING ツアー MIM」の1機種、合計5機種がラインナップされています。

特徴的なのは「ワンレングス」といって、シャフトの長さが同じアイアンセットがあることです。これは契約プロであるブライソン・デシャンボーが愛用するワンレングスアイアンのアイディアを採用したものです。

コブラのアイアンは、テクノロジーを駆使した複合構造に特徴があります。斬新なアイディアで機能性を高め、また「アーコスキャディ」という、自分のラウンドデータを集積し、AIでアドバイスを貰う事ができるデバイスも装備されています。

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さて、みなさんの足並みが揃ったかな?ところで、コブラでは「F9 SPEEDBACK」と「SPEEDZONE」アイアンの直近の中級者向けアイアン2モデルには問題があったという認識を持っている。


コブラゴルフからKING RADSPEEDシリーズのアイアンが登場。発売日は2021年4月9日(金)。

マッスルバックを思わせる外観でありながら、中空構造を採用した「KING フォージドテック」は、7番アイアンのロフト角が29.5度と、中上級者向けアイアンとしてはかなりロフト角が立っており、飛距離性能が高いモデルです。

しかし、新たに発売された「KING ラッドスピード」アイアンは、7番アイアンのロフト角が27.5度と、さらにストロングロフトになっています。

さらに「PWRSHELLテクノロジー」と呼ばれるコブラ独自の設計により、スイートエリアの拡大と優れた初速性能を備えています。コブラのアイアンの中から飛距離性能重視のアイアンを選ぶなら「KING ラッドスピード」が良いでしょう。

コブラ、RADSPEEDアイアン「ブラックPVD仕上げ」を発売

パフォーマンスはさて置き、コブラによれば「F9 SPEEDBACK」と「SPEEDZONE」アイアンに関するフィッターや市場の反応はあまり芳しいものではなかったという。

コブラゴルフは3Dプリント技術を初めて採用したことで話題となったRADSPEEDアイアンの新色として「ブラックPVD仕上.

現代の一般的なアイアンは、長い距離を打つ番手ほど長く設計されています。長さを変えることで同じスイングでもヘッドスピードの差を作り、距離の打ち分けをしやすくするためです。クラブの長さが変わるとスイング中の遠心力の大きさが変わるため、振り心地に差が生まれます。その差を少なくするため、クラブが長くなるほど軽く作られているのです。

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「KING ラッドスピード」アイアンは、飛距離性能が高いだけでなく、低・深重心設計によるボールの上がりやすさと広いスイートエリアを実現しています。ミスヒットに対する寛容性も特徴となっています。

「KING フォージドテック」は、中空構造によって中上級者向けとしては大きな寛容性を実現していますが、比較的コンパクトなヘッドで、アイアンとしての操作性にも優れた点があります。ボールがコントロールできる操作性を重視するなら「KING フォージドテック」を選びます。

コブラキングラッドスピード KING RAD SPEED アイアンセットのサムネイル

『ワンレングス』アイアンが、コブラのアイアンの大きな特徴のひとつです。『ワンレングス』とはアイアンの各番手の長さが全て同じであることで、ブライソン・デシャンボーはすべての番手を6番アイアンにそろえているといいますが、市販されているコブラの『ワンレングス』アイアンは、7番アイアンの長さに全て揃えられています。

アイアンの長さを同じにすると、どの番手も同じような感覚で打つことが出来るので、番手を変えても同じスイングで打てるのが最大のメリットです。コブラには「ラッドスピード ワンレングス」と「KING フォージドテック ワンレングス」がラインナップされているので、この2機種から飛距離や形状の好みで選ぶといいでしょう。

球が上がる!飛ばせる!コブラ2022年最新作「LTDx アイアン」

2022年春時点で販売されているコブラのおすすめアイアンを紹介します。アイアンは現行モデルで4機種あります(※女性用モデル除く)。アベレージゴルファー向けの「KING ラッドスピード」とそのワンレングス仕様。アスリート向けの「KING フォージドテック」とそのワンレングス仕様、そして「KING ツアー MIM」の計5機種です。どれもが高機能で、クラブの性能で恩恵を受けたいゴルファーに向いています。

今回はクラブフィッターの小倉勇人さんにコブラの2022年最新作「LTDxシリーズ」のアイアンについて解説していただきました。

しかし、「あっちをイジり、こっちをイジり」は意図しない結果を招いてきており、「F9 SPEEDBACK」と「SPEEDZONE」アイアンは「中級者カテゴリー」の中で「最低重心」になるようにデザインされたが、結果としてソールがボコっとした「厚底デザイン」になってしまっていた。

コブラエアロジェット AEROJET アイアンセット 5本(7I~9I、PW、SW)SPEEDER NX for Cobra

コブラ「KING ラッドスピード」アイアンは、初の3Dプリント技術によってパーツを製造したヘッドを採用した極めて珍しいアイアンです。複雑な内部構造のヘッドを精密に製造することができる3Dプリント技術を採用することで、理想的な重心設計のヘッドを見事に具現化しました。

優れた寛容性を発揮する理由は、トップラインには前作よりも2g軽量化したブラックカーボンを採用してさらなる低重心化を図るとともに、トゥ側に10g、ヒール側には3gのタングステンウェイトを配置することで大きな慣性モーメントを実現しました。これによりボールが上がりやすく、ミスヒットに強いアイアンとしています。

コブラが2021年に新しく発表した「RADSPEEDシリーズ」。今回 ..

コブラ「KING ラッドスピード ワンレングス」アイアンは、「KING ラッドスピード」の『ワンレングス=均一なクラブ長さ』バージョンです。すべての番手がカーボンシャフトでは37.5インチ、スチールシャフトでは37.25インチというふうに、一般的な7番アイアンの長さに統一されています。番手ラインナップは4番アイアン(19.5度)から9番アイアン(37度)、PW、GW、SWがありますが、ウエッジ3本も同様に7番アイアンの長さです。

ヘッドの特徴は「KING ラッドスピード」と同様に優れた飛距離性能と寛容性を備えています。4番〜6番の長めの番手は、ヘッドの入り方が甘くなってもボールにヒットしやすくなるよう、他の番手よりもソール幅が厚くなっています。

「KING RADSPEED ワンレングス ユーティリティ & アイアン」をまとめて解説.

そして打ち出しが高くなればなるほど、落下角も鋭角になる。これは低スピンの「中級者向けアイアン」にとっては大切なこと。特に8番アイアンよりも大きな番手でグリーンを捉えたいゴルファーにとってはそうだろう。

Speeder EVOLUTION for RADSPEED(IR) S

クラシックな外観に中空構造を採用したアイアンが『KING フォージドテック』です。中空構造の中にフォーム材を注入することで、振動を軽減し、中上級者が好む軟らかい打感を生み出しています。形状はシャープでありながら、トゥ側のスクリューによって、重心位置をフェースセンターに配置し、オフセンターヒットでも飛距離ロスを抑えるやさしさを備えています。

7番アイアンのロフト角は29.5度とストロング仕様で、ソールに配置されたタングステンウェイトによる低重心効果によって、高打ち出し角で飛距離を稼ぐことが出来ます。操作性を持ちながら、飛距離や寛容性などの性能を高めた高機能アイアンです。

コブラ2021年モデル「KING RADSPEEDシリーズ」をまとめて解説

『KING フォージドテック ワンレングス』は、その名の通り、コブラの中上級者向けモデル『KING フォージドテック』のワンレングス仕様です。アイアン番手の長さを全て7番アイアンに統一することによって、アドレスやスイングでの再現性が高くなり、番手間での一貫性や正確性が高まります。長さは「アーコスキャディ」センサーがない場合、37インチ(スチールシャフト)です。

『KING フォージドテック ワンレングス』は、一般的なアイアンとは逆に、長い番手ほどライ角がアップライトになる独自のフロー設計を採用しています。さらに、短い番手になるほど重いシャフトを採用し、同じ長さでありながら、各番手の弾道がさらに最適化するように、工夫された仕様になっているのが特徴です。

ワンレングスアイアン Cobra KING RADSPEEDアイアン試打 Tomo編

というわけで、コブラ「RADSPEED」アイアンには、ヒールに3gとトゥに10gのスクリュー型ウェイトを採用している。