コルベットはパイプフレームにFRPボディを乗せている構造なので、ボディが錆びる事はありません。 ..


ロングノーズ、コークボトルボディで唯一無二のグラマラスなプロポーションを強調させるワイドボディキット。その中でもコブラボディに魅せられたコレクターのお目に適った個体が紹介する81年型C3コルベット。


お友達のシェルビーコブラも一緒に。 コルベット クーペのC3・コルベット・シェルビーコブラ・コルベットスティングレイ・アイアンバンパー

レッド&ブラックのダイアルの「トップタイム シボレー コルベット」は、自動車愛好家が「スティングレイ」とも呼ぶ、1960年代半ばのコルベットC2の鮮烈な外観をモチーフに取り入れた一本。ちなみに、シボレーの同創設者であり、レーシングドライバーのルイ・シボレーはスイス(ラ・ショー・ド・フォン)出身。ブライトリングもスイス創業のブランドであるため、このモデルの誕生は運命的なものを感じさせる。

納車にあたり前後ビルシュタインショックやヘビーデューティーサスペンションで足回りを一新。インテリアは西岡さんの希望でダークブルーツートンレザーに張り替えてこの春念願のコブラボディオーナーに。全幅約2ⅿのワイドボディに極太タイヤが魅せるインパクトは、現代のスポーツカーとは一線を画す魅力に溢れており、運転していてダイレクトに感じ取れるトルクフルな走りや躍動感は若かりし頃に憧れたアメリカンスポーツカーそのもの。高年式車両はいつでも購入できる。しかし希少価値のある旧車は、欲しいと思ってすぐに手に入るものじゃない。だからこそ良い個体との一期一会はまさに“運命”と言えるだろう。

憧れていたコルベットC3を手に入れて広がったクルマ趣味ワールド

特徴的なリトラクタブルライトは、C2から受け継ぎ、その後C5まで続いたコルベットのアイデンティティとも言えるポイント。
また14年続いたC3世代では、登場した1968年から1973年までの『アイアンバンパー』と以降の『ウレタンバンパー』モデルに分かれていて、さらにウレタンバンパーでも1978年を境に大型の5マイルバンパーへとシフトしたことで、同じC3ながらもスタイリングの印象は異なっている。

コブラボディのもたらすワイドシルエットは純正シルエットからナチュラルにアプローチされる芸術的なフォルム造形美が魅力。ファイバー製で後付け感を感じさせない一体感も特筆物だ。片側約10cmワイドとなり、車幅2ⅿを超えるサイズ感は斜めから見たときのコークボトルボディを強調させ、グラマラスな印象へと誘う。

コブラボディ加工・デイトナボディ加工などのボディワークもご相談ください。 お ..

ちなみに彼がこのC3を購入した2000年には、コルベットはすでに5世代目となるC5が販売を開始していたため、C3を買おうと考えながらも、最新のC5も気になっていたのは正直な話。しかし、そんな揺らいでいた気持ちもC3の実車を目にした途端に吹き飛び、即購入となったという。

お好みのV8ビート&サウンドの追求が可能です。 → コルベット C3 マルセロ仕上げの様子.