非クラミジア非淋菌性尿道炎|大阪市北区の泌尿器科 若月クリニック


かつてはしっかり2週間薬を飲まないと治療できなかったのですが、今ではとてもよく効く抗生物質があるので陽性反応が出た場合は、この抗生物質を一日内服して、再検査をして完治していれば治療は終了です。しかしながら中にはピンポン感染をしたり、薬が効きにくいなど何らかの原因により、約1割弱の確率で一日の内服では治らない場合があります。その場合には、別の抗生物質を2週間服用して頂く場合があります。これでほぼすべての方が完治致します。淋病やそのほかの性病との重複感染も非常に多いことが特徴です。自覚症状が消えてもきちんと治療をして、再検査を受けて細菌が消滅したことを確認しないと安心できません。また、性器と咽頭の同時感染により性器の細菌が消滅していても、咽頭に細菌が残っているとパートナーとの間でピンポン感染を繰り返すことがあります。保険の制約(咽頭クラミジア検査と性器クラミジア検査の同日算定ができない)によりこのようなケースが見られますので、できれば日を分けてでも、両方の検査を受けるた方が良いでしょう。


性感染症にはクラミジア、淋病、マイコプラズマ・ウレアプラズマ、カンジダ ..

また、ウレアプラズマ・ウレアリチカムは男性不妊症との関連が指摘されていて、健康な精子の割合が少ない、精子の運動率が低いといった報告もあるほか、女性の場合は他の雑菌と協調することで症状がひどくなり、やはり不妊症の原因になることが分かっています。

なお、実際の診療では既にパートナーが罹患していることが確定していて、明らかに症状もみられる場合には、結果を待たずに服薬を開始することがあります。そうでない場合には、検査時に膣内に抗生物質の膣錠を一錠入れさせて頂いて、結果を見て陽性であれば服薬を開始して頂きます。服薬後は、必ず再検査を行い、完全に細菌が消滅していて完治していることを確認することが重要です。

ウレア プラズマ ジスロマック 効か ないのお悩みも医師にすぐ聞ける

性の場合、クラミジアでも淋菌でもない尿道炎の原因菌として多いのは、マイコプラズマ・ジェニタリウムとウレアプラズマ・ウレアリチカムで、進行すると精巣上体炎や前立腺炎へと波及していきます。

薬が効いた場合、治療後1週間を目処に症状が改善していきます。
抗生物質で治療開始をして、4週間後に再検査して、陰性になったことを確認する必要があります。
再検査せず治療を中断してしまうと、再発してしまうことがあります。
治療後から間もないと治療済みの菌の死がいを検出してしまい、治っていても偽陽性と出てしまうことがあるので、4週間後の検査をおすすめしています。

ウレアプラズマの完治の仕方を教えて下さい。2016/07/08

マイコプラズマとウレアプラズマは、出生時または子宮内でも、母親から赤ちゃんに伝染することがあります。保菌している母親から赤ちゃんへの垂直感染率は18~55%ですが、流早産の原因や、生まれたばかりの赤ちゃんに肺炎を起こすことが分かっています。

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昨年、マイコプラズマ・ジェニタリウム、ウレアプラズマ・ウレアリチカムが陽性になり、完治しました。し…

マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査・治療はオンラインでも対応しています。尿道(膣)の検査や、のどの検査をご自宅で行っていただくことが可能です。
検査結果が出るまでには数日かかりますが、ご希望があれば、医師の判断で検査結果が出る前にお薬をご自宅等にお届けすることも可能です。
ご来院頂いた際と同じ精度の検査や、同じ治療を行うことが可能です。

ウレアプラズマは細菌なので、治療薬の種類としては抗生物質を使うことになりますが、抗生物質は基本的に市販されていません。
病院を受診してはじめて、治療薬を処方してもらうことができます。


症状のある方は保険適用となります。

自覚症状がないままマイコプラズマ・ウレアプラズマの感染を放置すると精巣上体炎や前立腺炎などに発展し不妊の原因をつくります。

性病の薬は、感染原因によって処方する薬の種類が異なります。

現在最も効果のある抗生物質は、セフトリアキソン(ロセフィンなど)ですが、点滴で用います。
そのため治療には院内で30〜60分の時間を要しますが1回のみです。

梅毒は、ペニシリン系の薬で治療します。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症の予防接種はありません。
また、感染後に治療をして一度治っても、免疫を獲得しないので再度感染するため予防が重要です。

内服後に再検査を行い、治療効果を判定することが必要です。

ウレアプラズマの場合、放置すると男性は尿道から副睾丸(精巣上体)、精管、精のう、前立腺と、徐々に体内へ感染が拡がっていき、生殖機能にも影響を与えかねません。
例えば、正常な精子の割合や精液の量が減ってしまったり、精子の運動率が悪くなってしまったりすることで、男性不妊の原因にもなり得るのです。

ジスロマックは、マクロライド系の抗生物質(抗菌薬)です。

自然治癒はしません。
症状がない、あっても軽い、あるいは症状が消えてきた、だから、体内からウレアプラズマが自然にいなくなるのでは、と思うかもしれませんが、症状の有無と菌の有無は必ずしもイコールではありません。
パートナーにうつしたり、先々、不妊症の原因になったりする恐れがあるので、検査で陽性が判明しているなら早めに治療しましょう。
また、たまたま他の病気で服用した抗生物質がウレアプラズマに対して中途半端に効いてしまうと、薬剤耐性菌を生む危険性もあります。

マイコプラズマでまず使用するのは「マクロライド系抗菌薬」 マクロライド系抗菌薬の代表的な商品は、クラリス、エリスロシン、ジスロマックなどです。 マクロライド系抗菌薬は効果があると非常に効きが良いことが特徴です。

淋菌は耐性菌と言って、抗生物質に対して治療抵抗性があり、抗生物質の効果がなくなってきています。

性器マイコプラズマ・ウレアプラズマに感染していた場合の治療法はクラミジアと同じでジスロマック250mg4錠を1回服用して、2週間後に再検査を行いウレアプラズマ菌が検出されなければ治療は終了になります。

治療中ということは、まだ体内にウレアプラズマがいるということになりますから、感染する可能性があります。
ノーマルな性器性交はもちろん、オーラルセックス、アナルセックス、その他性行為に類似する行為も含め、控えるようにしてください。

マイコプラズマの正しい治療〜抗菌薬の考え方

抗生物質を使います。

細菌性膣炎の場合、膣剤を7日間使用します。

細菌の特徴と病原性 マイコプラズマ・ウレアプラズマは、何度も抗生剤で治療してもなかなか治らないという治療経過が良く生じます。 これは、マイコプラズマやウレアプラズマが、宿主(患者さま自身)の細胞内で生存できるためです。 たとえば、精子細胞や貪食細胞(殺菌のために働く)の中でも生存できます。

マイコプラズマ・ウレアプラズマの症状を放置した場合、病気が進行して男女ともに不妊症の原因となります。
いつもと違う症状がある、症状はなくても感染症の不安がある場合はすぐにご相談ください。

治療にはジスロマックやクラビットなどの抗生物質をお飲みいただくことで完治します。 ジスロマックは4錠を一気に飲むことにより、1週間効果が持続するといわれています。

多くは内服薬で治療できますが、重症な場合は点滴治療が必要で、その場合は高次施設を紹介しています。

ジスロマックは、クラミジアによる尿道炎や子宮頸管炎に対しても効果的です。 1度で高濃度(1,000mg)に服用することで、クラミジア菌に対し殺菌的に作用します。 1回の治療で90%前後の方が治癒するため、ジスロマックはクラミジア治療の第一選択薬となっています。 2024年8月16日

マイコプラズマ・ウレアプラズマは、何度も抗生剤で治療してもなかなか治らないという現象が良く起こります。これは、マイコプラズマやウレアプラズマが、宿主の細胞内で生存できるためです。例えば、Ueaplasma spp.M. hominisは精子細胞の中で生存でき、トリコモナスの中でも生存できます。また驚くことに、殺菌のために働く貪食細胞の中でも生存できます。しかし、乾燥や熱に弱いので、宿主の外で長期間生存することはできません。

治りにくい性病とは?治らないケースや日常生活での注意点

検査はおりものの検査(細菌培養)で、5日ほどでわかります。検査結果が淋病陽性だった場合には、ロセフィン点滴が必要なので、来院の上点滴をお願いします。点滴にかかる時間は30分程度ですが、準備にも時間がかかりますので、お時間の余裕をもって来院してください。約1週間後のご都合のよろしい時に再検査のために来院してください。お電話にて検査結果をご確認いただき、完治していれば終了です。稀に完治していない、ピンポン感染などで再発している場合には、再度点滴を受けに来院してください。

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尿
膣ぬぐい液
※培養法により菌種の特定や菌量の測定を行い、抗生物質の感受性を調べることにより最適な薬を調べます。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ

なお、淋病感染者の20~30%はクラミジアも合併しているので、クラミジア検査も同時に行うようにすることが一般的です。また、実際には咽頭感染も多いのですが、保険の制約(咽頭と性器の同時検査は保険適用外)により見逃されることが多いので注意が必要です。性器・咽頭の同時感染では、性器の淋菌が消滅しても咽頭の淋菌は残存してしまい、結果的に咽頭より再びパートナーにうつしてしまい、また本人にピンポン感染を繰り返すということもありえます。

新宿カブキ検査クリニック

男性の場合、菌が検出された場合でも一般細菌では菌の種類や、菌の量が少なく、症状がなければ排尿による自浄作用により、自然治癒することもあります。
女性の膣検査の場合、膣内に常に存在している常在菌叢の場合は治療不要ですが、細菌性膣炎の原因菌などは、治療が必要になることがあります。自然治癒することもありますが、そもそも再発しやすい病気なので、膣剤を使用することで早期の症状改善が見込めます。

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ヘルペスは症状の消失により、治ったことになりますので、治療効果を判定するために改めて検査をする必要はありません。