マクロライド・スタチン併用と横紋筋融解症リスク(豪州)(Update)


相互作用は、CYP3A4を阻害する薬剤、シクロスポリン、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アゾール系抗真菌薬などが血中濃度を増大させる。


スタチン製剤の有害反応を比較するために、135のランダム化比較試験246955例 ..

注意すべき副作用として肝障害とミオパシーがあり、トランスアミナーゼが正常上限の3倍を超える肝障害の出現頻度は、いずれのスタチンも1%程度で、用量 依存的である。スタチンはすべて肝代謝型薬物と考えてよい。

加えて、スタチンが糖代謝に与える影響については、唯一リバロが血糖値を上昇させないということを売りにしているが、スタチンが血糖値を上昇させるという機序は、シンバスタチンのデータで膵β細胞のL型CaチャネルからのCa2+の流入を阻害してインスリン分泌を抑制するという論文がもとになっているが、リバロはこれを抑制しないらしい。()

クラリスロマイシン(CAM)と相互作用を起こしうる薬剤を併用していないCAM処方.

スタチン系高脂血症治療薬(以下、スタチン)を服用中の患者にマクロライド系抗菌薬(以下、マクロライド)を投与したい。スタチンの多くはCYP3A4で代謝されるため、マクロライドの投与には注意が必要と考えられるが、もっとも回避した方が良いと思われる薬の組み合わせはどれか。

クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は、マクロライド系薬とCYP3A4阻害作用について。CYP3A4代謝のスタチンと併用可能なマクロライド系薬はあるのでしょうか?

機序:クラリスロマイシンのCYP3A4に対する阻害作用が考えられている。 ..

・「併用注意」の項、「アゾール系抗真菌薬」、「クラリスロマイシン」、「グラゾプレビル」、「レテルモビル」及.