※1ヵ月に4錠服用を想定。※上記はリブラクリニックの料金です。


また、そのメカニズムは血管を広げて血流を増やし、勃起を促すというものです。しかし、薬によって無理やり血流を増やすわけではなく、性的興奮や刺激に応じて血流が増えるため、性的興奮を感じなければ勃起することもありません。性欲増進剤などではないことは留意しましょう。


シアリスとタダラフィル(シアリスジェネリック)の違いは以下の通りです。

併用禁忌薬とは、飲み合わせることで作用が弱まる場合や、副作用が強く出てしまうことがある医薬品です。

また、主にこれらの持病に関して服用している薬が併用禁忌となっている場合があります。
詳しくは以下の併用禁忌をご参照ください。

さらにシアリスとタダラフィルの違いについて詳しくは、下記記事をご覧ください。

2020年より沢井製薬や東和薬品などの国内製薬メーカーから、シアリスジェネリックの製造・販売が開始されています。

そもそも勃起は、陰茎の海綿体という組織に血液が流れ込むことで起きます。脳が性的刺激を感じ取ると、cGMPという物質が分泌されて陰茎の平滑筋がゆるみ、海綿体に血液が流れ込んで勃起が起こります。しかし、cGMPは、PDE5という酵素によって分解されてしまいます。

シアリスを、より効果的に服用するには、上記の3つを心がけましょう。

併用注意薬とは併用禁忌薬と同様で、併用することにより薬の作用を弱めたり、副作用が強く出る可能性をもつ医薬品です。

タダラフィルも、シアリスと同様の効果が期待できます。具体的には、効果の持続時間が36時間と長いのが特徴で、自然な硬さが得られるといわれています。また、効果は服用から30~60分ほどで現れます。

タダラフィル(シアリスジェネリック)は国内では10mg錠と20mg錠が処方されています。

有効成分(タダラフィル)の作用によって性的刺激を感じた際に陰茎の血管が拡張され、勃起が起こりやすくなったり、勃起の持続時間が伸びたりします。

タダラフィルはPDE5を阻害する薬です。そのため、結果的にcGMPの量が増え、海綿体への血流も増えて勃起につながるのです。このようなメカニズムのED治療薬をPDE5阻害剤と呼び、現在日本で承認されているED治療薬はすべてこのメカニズムの薬となっています。


【タダラフィル錠10mg・20mgCI「サワイ」の錠剤シート・錠剤】

シアリスジェネリックは、シアリスのジェネリック医薬品(後発品)です。このページでは、服用を検討している方が知っておくべき効果や飲み方、副作用などについてご紹介します。

タダラフィルの通販によるリスクについて、詳しくは下記記事をご覧ください。

効果を実感するためにも、性行為の3時間前くらいには服用しておくことをおすすめします。

通常、成人には 1 日 1 回タダラフィルとして 10mg を性行為の

主な副作用としては、ほてり、発疹、動悸、血圧異常、めまいなどが挙げられます。その他にも、頭痛や鼻づまり、頻脈、視覚異常などが起こることがありますが、これらの症状は時間の経過とともにおさまることが一般的です。

約 1 時間前に経口投与する。10mg の投与で十分な効果が得ら

また、医薬品以外でグレープフルーツとその果汁が体内の代謝酵素であるCYP450 3A4を阻害する作用があるとされ併用注意となっています。

タダラフィル(シアリスジェネリック)は性的刺激があった時、応じて陰茎の血管を広がりやすくして勃起を助ける働きがある薬です。

17.1有効性及び安全性に関する試験
17.1.1国際共同第III相試験
肺動脈性肺高血圧症患者(405例、日本人患者26例を含む)を対象にタダラフィル2.5mg、10mg、20mg注1)、40mg又はプラセボのいずれかを1日1回投与する18週間(16週間の投与期間)の多施設共同無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験を実施した。その結果、運動耐容能を評価する6分間歩行距離の投与開始前から16週後の変化量において、タダラフィル40mg群はプラセボ群に比べて統計学的に有意に改善した(p=0.0004)。臨床症状の悪化(死亡、肺移植、心房中隔裂開術、肺動脈性肺高血圧症悪化による入院、肺動脈性肺高血圧症に対する新たな治療の開始又はWHO機能分類の悪化を臨床症状の悪化と定義した)が認められた被験者数はプラセボ群で13例(15.9%)に対し、タダラフィル40mg群で4例(5.1%)であった。また、タダラフィル40mg群は、一部の被験者で測定された肺血行動態パラメータの平均肺動脈圧、肺血管抵抗係数、心係数及び心拍出量において、投与開始前と比べ改善が認められた。
なお、本試験ではQOLを評価するため、8項目の健康概念[身体機能、日常役割機能(身体)、身体の痛み、全体的健康感、活力、社会生活機能、日常役割機能(精神)、心の健康]からなるSF‐36v2健康調査票、及び5つの質問(移動の程度、身の回りの管理、ふだんの活動、痛み/不快感、不安/ふさぎ込み)と健康状態のQOLを判定するためのビジュアルアナログスケール(VAS)からなるEuroQol質問票を使用した。タダラフィル40mg群は、SF‐36v2健康調査票の6項目[身体機能、日常役割機能(身体)、身体の痛み、全体的健康感、活力、社会生活機能]において、またEuroQol質問票の効用値[IndexScore(US)及びIndexScore(UK)]及びVASにおいて、プラセボ群に比べ統計学的に有意な改善が認められた(p<0.05)。
注1)承認用量は40mgである。
表1)投与開始前から16週後の変化量
--------------------------表開始--------------------------
評価項目統計量プラセボ群タダラフィル40mg群
6分間歩行距離(m)平均値(95%信頼区間)[症例数]9.21(-4.22~22.65)[79]41.14(29.85~52.42)[76]
平均肺動脈圧(mmHg)平均値(95%信頼区間)[症例数]-2.21(-7.24~2.82)[14]-4.27(-7.53~-1.01)[15]
肺血管抵抗係数(dyne・sec/cm5/m2)平均値(95%信頼区間)[症例数]4.13(-101.22~109.48)[12]-117.05(-244.79~10.68)[14]
心係数(L/min/m2)平均値(95%信頼区間)[症例数]-0.01(-0.44~0.41)[12]0.36(0.09~0.63)[14]
平均動脈圧(mmHg)平均値(95%信頼区間)[症例数]-5.00(-13.74~3.74)[14]-2.00(-9.64~5.64)[15]
--------------------------表終了--------------------------
本試験では、エンドセリン受容体拮抗剤であるボセンタンとの併用による影響を評価するため、ボセンタン治療の有無別に6分間歩行距離の変化量の部分集団解析を実施した(ボセンタン併用被験者:53.3%)。その結果、タダラフィル40mg群ではボセンタン非併用被験者のみプラセボ群に比べ統計学的に有意な改善が認められた。
表2)投与開始前から16週後の変化量
--------------------------表開始--------------------------
評価項目統計量プラセボ群タダラフィル40mg群
6分間歩行距離(m)[ボセンタン非併用]平均値(95%信頼区間)[症例数]-2.89(-22.84~17.06)[35]42.18(26.67~57.69)[37]
6分間歩行距離(m)[ボセンタン併用]平均値(95%信頼区間)[症例数]18.84(0.50~37.19)[44]40.15(23.11~57.19)[39]
--------------------------表終了--------------------------
タダラフィル20mg注1)群又は40mg群に割り付けられた総症例161例中98例(60.9%)に副作用が認められた。主な副作用は頭痛(33.5%)、潮紅(8.7%)、筋肉痛(7.5%)、背部痛(6.8%)等であった。
17.1.2国際共同第III相試験(長期継続試験)
先行するプラセボ対照二重盲検比較試験に参加した肺動脈性肺高血圧症患者(357例、日本人患者22例を含む)を対象にタダラフィル20mg注1)又は40mgを1日1回投与する52週間の長期継続試験を実施した。その結果、プラセボ対照二重盲検比較試験で認められたタダラフィル40mg投与による6分間歩行距離の改善は、52週後においても維持されていることが示された。
表3)6分間歩行距離(m)
--------------------------表開始--------------------------
統計量タダラフィル40mg群
投与前16週後28週後40週後52週後
平均値(95%信頼区間)[症例数]403.31(383.08~423.54)[69]注2)404.24(382.95~425.52)[66]404.32(381.93~426.71)[61]404.90(382.85~426.95)[60]410.01(389.74~430.28)[59]
注2)先行試験でタダラフィル40mgを16週間投与し、本試験で40mg群に割り付けられた被験者数
--------------------------表終了--------------------------
タダラフィル群に割り付けられた総症例357例(日本人患者22例を含む)中176例(49.3%)に副作用が認められた。主な副作用は頭痛(15.1%)、潮紅(5.6%)、浮動性めまい(5.0%)等であった。

効能・効果前立腺肥大症に伴う排尿障害用法・用量通常、成人には1日1回タダラフィルとして5mgを経口投与する。

シアリスジェネリックの副作用には個人差はありますが、主な副作用は顔の火照り、鼻詰まり、頭痛です。

【この薬の効果は?】 ・この薬は、前立腺肥大症の排尿障害治療剤(ホスホジエステラーゼ5阻害剤). と呼ばれるグループに属する薬です。

性的刺激を受けると、「cGMP」と呼ばれる物質が血管内で産生され、陰茎内の血管を拡張します。これが、いわゆる勃起状態です。

Go to channel · 【医師解説】効果持続時間が36時間!?ED薬シアリスの効果と注意点について

こうした副作用のほとんどは血管拡張作用によって起こるため、男性器へ血流が強く流れはじめると多くの副作用も緩和されます。

以下のような服用タイミング、用量、服用の回数、注意事項を守って服用することで、安全に勃起機能の改善効果が期待できます。 服用タイミング

とはいえ、ED治療薬と同じPDE5阻害作用を利用した前立腺肥大症による排尿障害改善薬は日本で初めてですので大変注目されています。そして注目すべき点がもう一つあります。一般名称がシアリスと同じタダラフィルという点です。つまりタダラフィルはED治療の適応、前立腺肥大症による排尿障害の適応、動脈性肺高血圧症の適応の薬が存在しますが、容量や形状、コーティングが異なります。ザルティア錠は「前立腺肥大症に伴う排尿障害」に処方した場合のみ、保険適用になります。そのため港区きつかわクリニックでは、当院にてIPSS、超音波に前立腺体積の測定、尿流測定・残尿測定、PSA検査などの諸検査をお受けいただき、排尿症状のある前立腺肥大症と診断した、適応のある50歳以上患者さんにPDE5阻害薬を処方させていただいております。

ED治療薬について詳しく解説。第三回・シアリス(タダラフィル)編

副作用は、主に血管拡張作用により起こるもので、ある意味有効成分が効き始めた証でもあります。