では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?


治療期間は初めの1~1.5か月はトレチノイン・ハイドロキノン併用期間です。その後併用期間と同じ期間をハイドロキノン単独使用期間とします。つまり2~3か月が1クールとなります。ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなる場合があります。その際効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返す場合があります。


妊娠中や妊娠の可能性がある方、授乳中の方、妊娠予定の方は外用できません。 ☆トレチノインの効果

ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。

しかし、妊娠中や授乳中はお肌が敏感になっており、トラブルを起こしやすいですし、妊娠中は母親が体内に取り込んだものが胎盤を通して赤ちゃんに送られるため、メラニンの生成を抑制するハイドロキノンの作用が赤ちゃんに影響する可能性は、ゼロではありません。

しかしながら、ドキシサイクリンと同様に、妊娠中の安易な使用は勧められない。 イソトレチノイン

人は紫外線を浴びるとメラノサイト内でメラニンという色素が生成され、メラニンが角層に貯まるとシミになります。
また、お肌の奥の真皮にあるコラーゲンが減ってしまうとお肌の弾力が失われ、しわができやすくなります。
トレチノインは、ターンオーバー(新陳代謝)を促進し、角層にたまったメラニンの排出を促すとともに、コラーゲンなどを作る細胞を元気にし、お肌の弾力を高めます。

製剤の安定性について、製薬会社によるデータをご紹介いたします。トレチノイン0.05%クリームを5℃、25℃、40℃の状態で保管し、1、2、3ヶ月後にデータを測定した結果です。いずれの温度でも3ヶ月後まで成分の性質に変化を認めませんでした。色調は5℃では3ヶ月後まで変化は見られませんでしたが、25℃では2ヶ月後からわずかに退色しました。40℃では1ヶ月後からわずかに退色し3ヶ月後にはわずかに褐色化しました。

必ず医師の指示に従い、決められた用法・用量を守って服用してください。 イソトレチノインを飲むときの注意点

トレチノイン使用中は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。そのため、紫外線のケアが悪いとかえってしみを作る事になりかねません。を使ってください。当院で扱っております。
また、皮膚の角質層がはがれるため、皮膚のバリアー機能や水分保持機能がなくなった状態にもなっています。乳液や保湿剤で十分なケアをする必要があります。保湿、紫外線ケアをした上で、普段通りにメイクして結構ですが、できれば遮光用ファンデーションなどを使用してください。肌がひどく乾燥して、治療が必要な状態になった場合は、当院皮膚科でお薬を処方することもあります。その場合の治療は、保険診療の対象となる場合もございます。

レチノイド(ビタミンA類)は、妊娠中に過剰に摂取しても不足しても胎児に影響を与えるビタミンです。

もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。 内服はできればやめておいた方が良い方.

イソトレチノインを初めてみたいけど副作用が気になる方や、服用を辞めた後の経過が気になる方は渋谷駅前おおしま皮膚科まで、ぜひ一度ご相談ください。

妊娠中の方、授乳中の方もしくは妊娠の可能性のある方は、トレチノインはお使いいただけません。


※トレチノインは妊娠中・授乳中の方、妊娠の予定がある方は使用できません。トレチノイン使用中は避妊をしてください。 使用上の注意点

そもそもトレチノイン外用やレチノール類の「外用」で、催奇形性との関連の報告は調べた限りではみつからず、妊娠中のアクティブレチノールの使用は絶対禁忌とは言えないのでは?と個人的には思います。

しかし、保険診療でニキビの治療薬として使われるビタミンAのアダパレンは妊娠中禁忌となっています。また妊娠中は肌状態が変化したり敏感肌に傾くために、通常時は適正な使用量でも肌トラブルが起こりやすくなります。
そういった背景により、ゼオスキンでは妊娠中授乳中はアクティブレチノールの使用を控えるよう周知されています。

したがって、と考えます。

ちなみに一例としてですが、Wテクスチャーリペア使用中に妊娠し、残ったものを出産まで腕に塗りたくりつつ、元気な赤ちゃんを産んだ女性もいます。
私です。笑
分娩室で、腕だけ皮剥けボロボロで助産師さんに「どうしたんですか腕?!」と心配されました。
※あくまで一例ですので、絶対にマネはしないでください…

どうせ産後にシミは増えるので、卒乳してから攻めのゼオスキンは再開しましょう!

参考文献
1)Azaïs-Braesco V, Pascal G. Vitamin A in pregnancy: requirements and safety limits. Am J Clin Nutr. ; 71: 1325-33, 2000
2)Oakley G. Erickson, J. : Vitamin A and birth defects. New England J. Med. ,333: 1414-1415, 1995
3)厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2020年度版

また、妊婦の方や授乳中の方は使用できません。 ハイドロキノンとは

皮膚科では、比較的作用の強いトレチノインやアダパレンといったレチノイドが処方され、化粧品では、レチノールやパルミチン酸レチノールといった、比較的作用が弱いレチノイドが配合されています。特にレチノール化粧品は、その美肌作用と手軽さから、近年非常に人気が出ています。

・最後に服用してから6ヵ月間は献血を避けてください(妊婦への輸血を避けるため)。

(*)必須なものではありませんが、トレチノイン、ハイドロキノンと一緒に使用することにより美白の相乗効果が得られるため、お奨めいたします。ビタミンCローションは場合によっては少ししみる方もいらっしゃいますが、アレルギーなどの副作用がまったくないものです。
ビタミンCは直接肌に塗っても浸透しないのですが、当院でご紹介しているものはビタミンCの誘導体という形なので、効果があります。統合的な治療をお奨めいたします。

その後も妊娠の可能性のある方の場合は妊娠検査も適宜行いながら投与を継続させて頂きます。 副作用

イソトレチノインを内服する上でのリスク (副作用)で最も覚えておいていただきたいのが、やはり女性の妊娠です。妊娠に気づかず飲んでしまうと 催奇形性といって赤ちゃんが奇形になってしまう可能性が高まります。そのため妊娠中・妊活中の方はとにかく注意してください。

内服終了後も長期間効果が持続します。 イソトレチノインの内服ができない方

イソトレチノインを数ヶ月続けた後は、服用を辞めてもニキビは数年できにくいとされています。
服用を辞めた後に再発が起きにくいイソトレチノインの量や日数は、体重から計算できます。

妊娠中の方、授乳中の方もしくは妊娠の可能性がある方は、トレチノインはお使いいただけません。 注意点

時間に余裕があれば、朝とお風呂上がりに1日2回塗布します。時間がない場合は夜のお風呂上がり1回からはじめます。
ちょっと赤くなってわずかに皮膚がポロポロと剥けるくらいなら、そのまま継続してください。赤みが強い、皮膚の刺激感がある場合は塗布回数を1日2回なら1回へ、1日1回なら2日に1回に減らします。症状が治まれば元に戻します。
1ヵ月ほどしても効果が見られないときは1日2回であれば塗布量を増やします。やや厚めに塗布します。1日1回であれば2回にしてください。

フランスにおける妊娠中のイソトレチノイン曝露: 25年間追跡調査

レチノールなどのビタミンA類の化粧品を妊娠中に使用しても安全でしょうか?

トレチノイン治療| 自由が丘駅徒歩2分 | 美容皮膚科女医・皮膚科専門医

厚生労働省では、妊娠初期の推奨量はレチノール換算で1日あたり650〜700μg、妊娠後期で730〜780μgであり、摂取の上限は2700μgと定められそれを越えるとリスクが高まると言われています。(3

例えば、Wテクスチャーリペア(1本50ml)を3ヶ月で使い切ったとすると
1日あたりの使用量は50ml÷30日÷3ヶ月で約0.55ml

Wテクスチャーリペアは0.5%レチノールですのでレチノール成分は0.00275ml、2.75μlのレチノールを毎日顔に塗布していることになります。
レチノールの密度はおそらく水よりも高いので、1日あたり約3μg塗布していると仮定します。
そう考えると、摂取の上限量(2700μg)から考えてです。
(余裕がありすぎて「あれ?計算あってる?」と不安になり、何度も計算したのは秘密です。)

また、最初に述べたビタミンAの推奨摂取量は、です。
食事でビタミンAを摂取する場合と比べ、と考えられます。
実際にどのくらい吸収されるかというデータは、残念ながら信頼できる文献の中からは調べた限りありませんでしたが、まるごと血流に乗っかることはまずなく、吸収されるのはごく微かだと考えられます。

計算上、
その前に、10本塗布なんて大変なことになりそうで、考えただけで恐ろしいですが。笑

ロアキュタン(イソトレチノイン) · ポテンツァ · HIFU治療 · R.O

それ以外は、大きな副作用はありません。例えば肌が乾燥する・唇がパリパリする・人によっては髪がパサつくと仰る方もおられます。脱毛、髪の毛が抜けやすくなる副作用もありますが、イソトレチノインによる脱毛、つまり薬剤性の慢性休止期形式脱毛症においては薬をやめると回復することが殆どです。しかし回復が非常に遅い・理由は不明ですが回復しにくい、という方がいるのもまた事実です。
実は多くの薬に脱毛の副作用が報告されており、あまり過度に恐れる必要はありません。例えば低用量ピルにも薄毛のリスクは報告されています。

妊娠中の肌荒れを経験した方や、今まさに肌が荒れているという妊婦さんも少なくないと思います。 ..

また、母乳にも影響しやすく、服用中とその前後1ヶ月間は授乳や献血もできません。
妊婦への輸血により、胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあるためです。

トレチノインの効果と副作用、正しい使い方について | CLINIC FOR

内服薬として使用されるイソトレチノインは、妊婦への催奇形性(胎児に先天性欠損症などを引き起こす作用)があるため、妊娠・妊活までの一定期間は必ず中止しなければなりません※1

しかし、もしも症状がひどい場合には、トレチノインを処方された医療機関へ相談しましょう。 妊娠中・妊娠予定の女性は使用できない

イソトレチノインは、妊娠あるいは妊娠している可能性のある人は服用できません。
男女とも服用期間中とその前後1か月間に性行為をする場合は必ず避妊が必要です。
胎児に先天異常や流産、早産、死産を引き起こすおそれがあり、禁忌(服用してはいけない)とされています。