鼻水や鼻づまりに使う漢方薬として以下がありますね。 小青竜湯(しょうせいりゅうとう) ..
回答5:虎龍湯は強力な麻黄剤であり、残念ながらお勧めすることはできません。麻黄剤は胃腸の弱い方や狭心症などの心疾患を有する方と尿閉が起こりやすい方には不向きなのです。胃もたれタイプの方でしたら、六君子湯合麻黄附子細辛湯や苓甘姜味辛夏仁湯がお勧めです。これに眠気の心配の少ないタリオンやアレグラといった第2世代の抗ヒスタミン薬を支障(口渇など)のない限り併用して頂いています。よく口内炎ができるタイプの方は清熱作用のある黄芩・黄連が配合され鼻閉にも効果のある半夏瀉心湯がお勧めです。
(19)小青竜湯+(127)麻黄附子細辛湯 (19)小青竜湯+(95)五虎湯
回答4:小青竜湯はもともと「うすい鼻水が出るタイプの感冒(かぜ)」に有用で、ダニやハウスダストに対する通年性アレルギー性鼻炎の臨床治験においても優れた成績を示したお薬です。しかし、私が2007年にスギ花粉症に対する小青竜湯の治療成績を検討したところ、その有効率は45%でした。これは花粉症が風邪(ふうじゃ)と熱邪の両面の性質を持つからです。炎症を生じて、発赤した鼻粘膜や眼球結膜を清熱する方剤が必要となります。麻黄と石膏が配合された五虎湯を併用することで治療成績は有効率87%と飛躍的に向上しました。
五虎湯と小青竜湯の同時併用、これが私の命名した「虎龍湯」の正体です。錠剤での服用も可能です。咳が出るような激しい花粉症状にも対応出来ます。他には越婢加朮湯、五虎湯合川芎茶調散など清熱に配慮した方剤を勧めています。
一方、元来冷え症で、麻黄附子細辛湯など体を温める性質のお薬がよく効く方もいらっしゃいます。
アレルギー性鼻炎では「小青竜湯」が、そして蓄膿症では「葛根湯加川キュウ辛夷」 といった処方がよく用いられます。
これらの処方に共通して配合されている生薬と言えば…
「小青竜湯」や「ベルエムピS」と他の鼻炎のお薬は、いずれも鼻炎の症状を改善する作用があるため、併用により作用が増強される可能性があります。
小青竜湯(ショウセイリュウトウ)、葛根湯(カッコントウ)、苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)などが処方されます。妊娠中や授乳中でも内服することができます。
回答1:私がよく処方する「虎龍湯」を服用して下さい。10分以内に鼻水も鼻づまりも楽になります。漢方薬は元来、急性感染症に対応するために考案されたものであり、驚くべき即効性を持っています。第2世代の抗ヒスタミン薬でも効果を得るのに30分以上かかりますから、麻黄剤(生薬の麻黄を含む)の即効性は相当なものです。花粉症シーズン前から予防的に服用する必要もありません。症状が出て来てからでも十分、間に合います。
花粉やハウスダストによる、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどのつらいアレルギー症状を改善。 <<漢方の小青竜湯>>
初めてメールをさせてもらうものですが、お忙しい中すみません。
今、ポララミンとビラノアを併用して、飲み始めたのですが、組み合わせが心配なので、ビラノアと併用できるものが、他にあるのかを教えてもらえれば、と思い、この度はメールさせてもらいました。私は30年ぐらいアレルギー性鼻炎に悩まされてきたものです。
よろしくお願い致します。
今回からはアレルギーや花粉症、つらい鼻漏などに効く漢方薬を取り上げていきたいと思います。ひとつめは小青竜湯です。
小青竜湯 エキス 顆粒 クラシエ 漢方セラピー 24包 クラシエ薬品 Kracie クラシエ ..
このあたり、症状を詳しく医師に伝え、小青竜湯を使うのか、または次回以降取り上げるような別の漢方薬を使うのか、あるいは西洋薬を使うのか、相談されるのが良いと思います。
小青竜湯は、どちらかというと水のような鼻汁が出る方が主な対象になります。鼻が詰まっていたり、熱のこもったような感じがある方にはあまり小青竜湯は効きません。むしろ清熱剤という、熱を冷ます働きのある漢方薬が用いられます。