不幸だぁ…」 コブラ「不運な巡りあわせにしがみついていること自体不運なのさ。 運てのは力ずくで自分のほうへ向かせるものさ」


コブラの在り方としてユニークなのは、彼は神のごとき存在と出会ったこともありますが、崇拝をしない一方で強烈な拒絶も示しません。神も一個の存在として受け止めているに過ぎず、交わす言葉は対等で、見上げも見下してもいないのです。


そうかな、不運なめぐりあわせにしがみついていること自体不運なのさ。運てものは力ずくで自分の方へ向かせるものさ。

恐るべき影響力を持ったまま姿を消した古代火星人に対しても、その全能ぶりに「神」と称しながらも、「神は天にいて人を見まもるだけでいい。……手は出すな!」と断言する場面は、“人としての強さ”を示し続けたコブラらしい見事な締めくくりでした。

また、とあるスポーツの球団に選手として潜入する際、その面談中にオーナーから「身長8フィート4インチ、体重193ポンド、なかなかいい体をしているな」と言われると、「でもバストとヒップには自信がないんだ」と返答。このシチュエーションとタイミングで、これだけの軽口はなかなか言えません。ちなみにコブラのプロポーションは、しなやかで逞しい筋肉に包まれており、バスト=胸囲ひとつとっても見事なものです。

フラグブレイカーや鬱フラグクラッシャー、鬱クラッシャーズが登場した際に使われる感嘆詞。 元ネタはコブラ>コブラ(COBRA) ..

個人的に特に気に入っているのは、死刑囚が集う星で、その先行きを諦めている人物に向かって放った一言です。不運にしがみつくこと自体が不運、運は力づくで自分の方に向けるものだと口にするコブラに、死刑囚が「その運てえやつに負けた時はどうするんだ」と訊ねると、一コマの間を置いてこう答えます。「笑ってごまかすさあ!

それを言われた死刑囚は、この話の最後に見事“運を力づく”で向かせました。笑顔を浮かべるように、口角を上げたまま。笑いごとではない危機的な状況を、笑いながら乗り越えていく……そんな男たちの背中を、眩しくも美しく描いたのが漫画「コブラ」という作品でした。

『有田と週刊プロレスと シーズン2』予告動画 No.017 ..

例えば、以前知り合った女性(美人)から「あなたにあってぜひたのみたい事があるの」と通話で告げられた際、コブラは「どうした 背中のファスナーでもとまらないのか」と切り返します。普通なら用件が先に気になるものですが、小粋なジョークを挟む瞬発力に唸らされます。また、美人の頼み→ファスナーと連想する発想力もさすがです。

アメトーークのプロレス芸人でも紹介された有田哲平が大好きなマスクマンであるザ・コブラのお話がこちらでも。

水没したCOBRAがその後どうなったのかご報告します。そして不運の原因も判明しました。独身女アラサー女 アメ車女子 【車好き女子*蛇女】

「二人の軍曹」のような脱出劇。「ラグボール」ほど魅力的な架空のスポーツを俺は知らない。「ロボットはいかが?」のような60年代のそれを彷彿させるようなSF短編。「異次元レース」の流刑星での悪夢のような人々も忘れがたい。「宇宙の大魔王」での愉快な魔法の話。「リターンコブラ」の懐かしい西部劇。クトゥルフ味のある話もあれば、ハードな軍隊アクションもある。全ては彼が夢見た「50、60年代のパルプ雑誌に載っていた小説」から寺沢武一青年(BTはコブラに連載開始時に20代前半。自分のようなバカな子供がファンロードを読んで「魔中年BT(武一・寺沢)」とかいって喜んでいた時も先生は30代になるかならないかだったのだから)が召還してきたものだ。そんな多種多様な物語を縦断するコブラという男の軽やかさと力強さときたら。

寺沢武一の漫画『コブラ』およびそれを基にしたアニメ作品などに登場する架空の人物。同作品の主人公である。本項では彼の代表的な使用武器であるサイコガン、パイソン77マグナムについても併せて解説する。...-