③10~15分後、ハイドロキノンをトレチノインよりも広範囲に塗布します。
しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。しみの治療としては、トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐのが効果的です。ハイドロキノン単独でなく、トレチノインとの併用をお奨めします。市販されている、いわゆる美白化粧品は、このハイドロキノンに比べて成分の作用が非常に弱いものです。
④ハイドロキノンが馴染んだら、美容液や乳液、クリームの順番で保湿してください。
肌の角質をとるトレチノイン治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリしたり皮膚が赤くなったりすることがあります。刺激が強い場合は、トレチノインを一時休んで、ハイドロキノンだけを使用してください。痛みが強すぎる、血がにじんでくる、ひどくしみる、赤くなりすぎるなどの症状が出た場合は、トレチノインを中止して、診察をお受けください。(ハイドロキノンは、使用していて大丈夫です)
ハイドロキノンの美白効果として挙げられるのが、新しいシミができるのを予防する効果とすでにできたシミを薄くする効果です。シミの原因であるメラニン色素は、皮膚にあるアミノ酸「チロシン」が、色素細胞により酸化反応を受けることで生成されます。
市販で買えるおすすめハイドロキノンクリームも合わせて紹介します。
誤った使用により症状が悪化しシミが濃くなる可能性はあります。
ハイドロキノンとトレチノインを使用中の肌は、紫外線や乾燥ダメージに弱い状態です。
そのため保湿や紫外線対策を怠ると炎症を起こし、色素沈着の発生や悪化に繋がる可能性があります。
また1日に何度も塗布することや多量に塗布することも、症状悪化に繋がります。
トレチノインを先に塗布します。
気になる箇所にトレチノインをなじませた後、乾いた上からハイドロキノンを塗布します。
また多量に塗布すると症状の悪化や副作用のリスクに繋がるため注意が必要です。
日本国内で販売されているおすすめの市販品10選をご紹介します。
時間に余裕があれば、朝とお風呂上がりに1日2回塗布します。時間がない場合は夜のお風呂上がり1回からはじめます。
ちょっと赤くなってわずかに皮膚がポロポロと剥けるくらいなら、そのまま継続してください。赤みが強い、皮膚の刺激感がある場合は塗布回数を1日2回なら1回へ、1日1回なら2日に1回に減らします。症状が治まれば元に戻します。
1ヵ月ほどしても効果が見られないときは1日2回であれば塗布量を増やします。やや厚めに塗布します。1日1回であれば2回にしてください。
※トレチノインは長期使用すると肌に耐性ができてしまうため、2~3ヶ月を限度に1ヶ月以上の休薬期間を設けてください。
ハイドロキノンはトレチノインの休薬中も継続してご使用いただけます。
また、上記のハイドロキノンのシミ改善効果をより高めたいなら、もおすすめです。
(*)必須なものではありませんが、トレチノイン、ハイドロキノンと一緒に使用することにより美白の相乗効果が得られるため、お奨めいたします。ビタミンCローションは場合によっては少ししみる方もいらっしゃいますが、アレルギーなどの副作用がまったくないものです。
ビタミンCは直接肌に塗っても浸透しないのですが、当院でご紹介しているものはビタミンCの誘導体という形なので、効果があります。統合的な治療をお奨めいたします。
ハイドロキノンの治療を始めたころは、皮膚に「赤み」が発症したり、「ヒリヒリした感覚」を覚えることがあります。ハイドロキノンの刺激によって炎症が起こっている状態です。
これらの症状がでた場合は、ハイドロキノンの塗布回数を減らすか、使用を中止するようにしてください。それでも症状が引かない場合は、皮膚科医の診察を受けていただくようにしてください。
市販品のハイドロキノンクリーム選びで抑えておきたい3つのポイントを紹介します。
トレチノイン使用中は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。そのため、紫外線のケアが悪いとかえってしみを作る事になりかねません。を使ってください。当院で扱っております。
また、皮膚の角質層がはがれるため、皮膚のバリアー機能や水分保持機能がなくなった状態にもなっています。乳液や保湿剤で十分なケアをする必要があります。保湿、紫外線ケアをした上で、普段通りにメイクして結構ですが、できれば遮光用ファンデーションなどを使用してください。肌がひどく乾燥して、治療が必要な状態になった場合は、当院皮膚科でお薬を処方することもあります。その場合の治療は、保険診療の対象となる場合もございます。
商品を選ぶ際に気をつけてほしいのが、この「ハイドロキノン誘導体」です。
ハイドロキノンの使用方法は
毎晩(1日1回)洗顔した後、スキンケア後に
患部に塗布してください。
市販品のハイドロキノンクリームの使い方には、いくつか注意点があります。
とりあえず初めてなのでセットで!乳首の色素を薄くしたくて購入。結果ハイドロキノンだけで良かったので次回はハイドロキノンのみをリピ予定!
そのため、ハイドロキノンクリームは以下の保管方法を心がけましょう。
肌の漂白剤ともいわれるハイドロキノンですが、全てのシミに対して美白効果があるわけではありません。ハイドロキノンで効果があるのは。皮膚の浅い部分にある表皮のシミです。そのため、皮膚の深い部分にある真皮のシミや、表皮と真皮にまたがっているシミに対しては、レーザー治療など他の治療が必要になります。
メラニン抑制効果のあるハイドロキノンとの併用で、というわけです。
治療期間は初めの1~1.5か月はトレチノイン・ハイドロキノン併用期間です。その後併用期間と同じ期間をハイドロキノン単独使用期間とします。つまり2~3か月が1クールとなります。ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなる場合があります。その際効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返す場合があります。
ハリのある美白肌を目指すなら、以下のようなトレチノインの使用もおすすめです。
①洗顔後、化粧水で肌を整えます。
※化粧水は、を使用するとトレチノインやハイドロキノンの浸透がよくなります。
高い効果のハイドロキノンをできるだけ安く手に入れたい場合には、です。
ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。
ハイドロキノンを初めて使用する方や敏感肌の方には、低濃度のです。
ハイドロキノン・トレチノイン療法は、東京大学の形成外科医が開発した塗り薬によるシミ治療法です。トレチノインは皮脂の分泌を抑え、ニキビ・シミ・シワ・オイリー肌・ミックス肌を改善。
【送料無料】トレチノイン+ハイドロキノン通販|併用療法におすすめ
ピーリング作用があり、古い角質を除去してコラーゲンの増殖をはかり、肌のターンオーバーを促進します。特にシミにはハイドロキノンとの併用療法(東大方式トレチノイン治療)が効果的です。
ハイドロキノンとの併用、副作用、市販薬と処方薬の違いなどを解説
使用初期には赤みや皮むけなどの副作用が起こることがありますが、使用を続けるうちにこれらの症状は徐々に改善していくのが一般的です。ただし、症状が悪化したり、異常を感じた場合は、速やかに医師に相談してください。
トレチノインを含む市販薬はありません。医療機関で診察を受け処方してもらう必要があります。
ニキビ・シミ・シワなどの改善に加え、体質的に色素が濃い方や、妊娠・出産・授乳期に色素が濃くなったなど、
わきや乳輪、Vラインなどのデリケートゾーンの黒ずみの改善にも効果的です。
また、上記のハイドロキノンのシミ改善効果をより高めたいなら、トレチノインの併用もおすすめです。 おすすめのトレチノイン商品を見る
シミやニキビ跡の改善など、クリニックの治療で処方されることの多い「ハイドロキノン」。
トレチノイン・ハイドロキノン療法 美容外科、美容皮膚科| ..
ハイドロキノンは単体で使用すると浸透しにくいですが、トレチノインと併用することで肌に浸透しやすくなり、併用の効果を高めることができます。
皮膚科のシミ取り治療とは? ①トレチノイン・ハイドロキノン併用療法; ②レーザーによるシミ治療
しみ治療においてはハイドロキノン単独ではなく、トレチノインと併用することで、より高い治療効果が期待できます。
ハイドロキノンを使用することで「メラニン色素を作り出すことを防ぎ」トレチノインを使用することで「メラニン色素を外に出す」役割があるためです。
トレチノイン(レチノール誘導体)を併用すると、更に効果的です。 ..
トレチノインはビタミンA(レチノール)誘導体で、アメリカではしわやにきびの治療薬としてFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されている医薬品です。トレチノインは皮膚のターンオーバーを促進し皮膚の奥にあるメラニンを、外に排出する働きを行います。
市販の化粧品にもレチノールが含まれている物もありますが、トレチノインは一般的に市販化粧品の50倍~100倍ほどの効果があると言われています。