口内炎の治療にアフタゾロン口腔用軟膏0・1%を用い,治療効果を検討した1)~5)。140症例
薬剤師による服薬指導の際に、軟膏が流れる可能性をあまりにも強調しすぎたため、患者は嚥下してはいけないと誤解してしまった。また、塗布した後は口を閉じても良いことや、飲み込んでも問題ないことをきちんと伝えていなかった。
2.製剤の性状 デキサルチン口腔用軟膏1mg/gは、白色のなめらかな軟膏 剤で、無臭である。 通常、適量を1日1〜数回患部に塗布する。
口腔内用軟膏の服薬指導後に、使用法などを患者が正しく理解できているか確認する必要がある。
患者は、舌の先に口内炎ができたためクリニックを受診し、アフタゾロン口腔用軟膏<デキサメタドン>が処方された。
デキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「NK」 | 今日の臨床サポート
(アフタゾロン口腔用軟膏の医薬品インタビューフォーム,2016年1月改訂,第9版,p.5より)
(アフタゾロン口腔用軟膏の医療用添付文書,2016年1月改訂,第6版より)
[PDF] 医 薬 品 イ ン タ ビ ュ ー フ ォ ー ム
患者から、「軟膏を口腔内(舌の先の口内炎)に塗ったら、唾液がでて困った」と言われた。その原因は、自己判断で20~30分間口を閉じない、飲み込まないでいたことによると思われた。
適量を1日1〜数回患部に塗布します。
① うがいを済ませ、手と指先をきれいに洗った後、患部を覆う量の軟膏を指先に取り、のせるように軽く塗ります。決して擦り込まないでください。
②塗布後は、しばらく(約30分)飲食をさけてください。(食後や寝る前の使用を推奨しております)
粉末:白色蛍光灯下及び室内散光下 90 万ルクス・hr にて外観上やや黄味を帯びる ..