フォシーガ錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)


フォシーガは、日本国内では糖尿病や慢性心不全、慢性腎不全の治療薬として承認されています。ダイエット目的としては適応外であり、自由診療です。医療機関で処方されたとしても、費用は全額自己負担する必要があります。


1日1回経口投与のSGLT2阻害薬「フォシーガ錠 5mg、10mg」発売

薬の価格設定も良心的で、無理なく続けやすいのも特徴の1つです。SGLT2阻害薬以外にも、GLP-1受容体作動薬や医療用漢方などダイエット効果が期待できる医薬品を取り扱っています。

着実にダイエットを目指すには、運動習慣を身につけたり、栄養バランスのよい食事に見直したり、生活習慣の改善も必要です。フォシーガの服用と合わせて生活習慣の改善を心がけましょう。

[PDF] 糖尿病治療薬 効能効果 併用確認シート(添付文書)

フォシーガは、あくまでもダイエットの補助的な医薬品です。尿に糖を排泄する働きがある薬であり、服用するだけで必ず痩せるわけではありません。

本来、医療用医薬品であるフォシーガは、医師の処方なしでは交付できない医薬品であり、通販サイトなどで販売されているフォシーガは、正規品ではない可能性があります。過去に、個人輸入した医薬品を服用したことで、健康被害が起きた例もあるため、自己判断で入手、使用は非常に危険です。

今、期待のお薬 vol.2 SGLT2阻害剤 余分な糖を尿から捨てるお薬

フォシーガの服用に関するよくある疑問点をQ&A形式でまとめています。フォシーガの服用を検討中の方は、事前に不安を解消しましょう。

低血糖、尿路・性器感染、脱水、頻尿、皮膚症状など
※高齢者、体調の悪いとき、脱水になりやすい状態のときには上記以外の重い副作用も出ることがあります。

フォシーガは、血糖値を下げる働きがある糖尿病の治療薬です。体内へ ..

血液をろ過して尿を作る臓器は腎臓です。血液は尿が作られる過程で、腎臓にある「糸球体」というザルのようなところでろ過され原尿(尿のもと)が作られます。血液中の糖はこの糸球体をすり抜けて、原尿に排泄されます。糖はからだにとって必要なものであるため、一度は原尿に排泄されるものの、通常は尿細管という通路を通る際に再び取りこまれて血液中に戻されます。SGLT2阻害薬はこの尿細管から血液中へのブドウ糖の再取込みを妨げ、尿の中に糖を出して血糖を下げます。

フォシーガを長期投与して副作用のリスクが上昇したという研究はありません。


フォシーガ10mg98錠(ダパグリフロジン)|糖尿病(人間用)

上記にあげた薬を服用している場合は、フォシーガの副作用のリスクが高くなったり、期待できる効果が弱くなったりする可能性があります。そのため、フォシーガとの併用には注意が必要です。

SGLT2阻害薬の副作用を公表 低血糖に注意 糖尿病学会委員会

現在、高SGLT2選択性はジャンディアス・ルセフィ・デベルザ/アプルウェイ・フォシーガ、低SGLT2選択性はカナグル・スーグラが使用されています。
低SGLT2選択性は血糖がより下がりやすくなるため、低血糖症状がおこりやくなるのと、多数の器官で作用するため副作用も心配です。
当院では高SGLT2選択性にあたるフォシーガを採用しています。フォシーガは副作用が少なく、多くの研究・論文により医学的根拠があり、安心して使用できるお薬です。また、心血管リスクの低減や予防、腎臓の保護にも有効に働くことが報告されており、幅広い健康効果が期待されています。

副作用 | フォシーガ錠 | 小野薬品の薬を使用されている方へ

本剤の作用機序により、本剤服用中は尿糖陽性、血清1,5−AG(1,5−アンヒドログルシトール)低値を示す。尿糖及び血清1,5−AGの検査結果は、血糖コントロールの参考とはならないので注意すること。

[PDF] フォシーガ錠 5 mg フォシーガ錠 10 mg に関する資料

SGLT2阻害薬にはいくつか種類がありますが、SGLT2選択性で大別でき、SGLT2選択性が高いのか、低いのかで考えていきます。
SGLT2選択性が高いとはどういうことかですが、SGLT2は腎臓に特異的に発現するたんぱく質です。つまり主に腎臓のみで機能し他の器官に影響しないため、余計な作用がなくなるので副作用が少ないことになります。
ではSGLT2選択性が低いとはどういうことでしょうか。
それはSGLT2阻害薬がSGLT2だけでなく、SGLT1にも作用することを指します。
SGLT1は小腸・心臓・気管・脳などに発現しますので、SGLT1を阻害することで、低血糖のリスク上昇、下痢などの消化器症状、虚血状態の心筋や脳への悪影響などが懸念されています。
当院で採用しているSGLT2阻害薬はSGLT2選択性が高い『フォシーガ』です。

利尿剤やメトホルミン、糖尿病治療のためにインスリン分泌薬(SU薬)との併用は避けてください。

ダイエット目的でフォシーガを使用する場合、自由診療であるため費用は全額自己負担です。フォシーガの費用は、1カ月あたり15,000〜20,000円程度かかるケースもあります。

承認番号:22600AMX00528(フォシーガ®錠5 mg)、22600AMX00529(フォシーガ®錠10 mg).

重症ケトーシスや糖尿病性昏睡など糖尿病が原因で昏睡したことがある方は、基本的にフォシーガを服用できません。副作用などのリスクが高いため、医師の判断が必要です。

〈2型糖尿病〉通常、成人にはダパグリフロジンとして5mgを1日1回経口投与する

また、まれにみられる副作用として、脱水症や低血糖、腎盂腎炎などがあります。尿に糖を排泄するときに水分も多く流出するため、脱水症につながる可能性が。脱水症を防ぐために、500mlペットボトル1本分くらいの水を多めに摂ることが重要です。

[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..

フォシーガの服用により尿中の糖が増えると、陰部や尿路などに糖がつきやすくなります。陰部などに付着した糖を放置すると、雑菌が繁殖して感染症の原因となることも。性器感染や尿路感染に十分注意して、陰部を清潔に保つことが重要です。

瓶又はPTPシートから取り出した後は、高温・高湿を避けること。 【包装】

フォシーガを服用しても痩せない場合は、まず医師に相談しましょう。フォシーガの服用と並行して、食事量や栄養バランス、運動習慣などの見直しも実践してください。

[PDF] 主な糖尿病治療薬の腎機能に応じた処方提案 ver3.0

フォシーガは医薬品であるため、サプリメントや健康食品に比べると副作用のリスクも高めです。フォシーガを適切に使用するために、副作用や禁忌(使ってはいけない条件)などを理解しておく必要があります。

糖尿病の飲み薬(経口血糖降下薬) | 茅ヶ崎市の糖尿病専門医が解説

3). 血糖降下作用を減弱する薬剤(副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、アドレナリン等)[併用時は血糖コントロールに注意し、血糖値、その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること(血糖降下作用が減弱される)]。

新しい糖尿病治療薬(SGLT2阻害薬)が使用できるようになりました

フォシーガを飲み忘れたからといって1度に2回分を服用すると、副作用のリスクが高まるため危険です。飲み忘れにすぐに気づいた場合は、気づいた時点で1回分のフォシーガを服用しましょう。

薬物療法 | カテゴリー | 医) 弘正会 ふくだ内科クリニック

フォシーガの有効成分の作用で、尿中に排泄した糖よりも多くのカロリーを摂取していた場合、体重が減少しない可能性も考えられます。糖質と食事量も適切な量に抑えることが、ダイエットを目指すうえで大切です。

高齢糖尿病患者は、多剤併用により服薬アドヒアランスが低下しやすい。 また ..

またフォシーガは、約1日効果が継続するといわれているため、朝夕、食前、食後どのタイミングでも服用できます。医師に相談して、飲み忘れがないタイミングにするとよいでしょう。

[PDF] 世間を騒がせている 糖尿病の新薬ってどんなお薬なの?

フォシーガの服用量は、医師の診断のもと、体質や状態などを考慮されて判断されます。一般的には、5mgから使い始めることが多いです。服用する際は、医師の指示・指導に従って適切に使用しましょう。