製品別の売上見込みです。 オプジーボは 15%の薬価引下げが響いています。フォシーガは引き続き成長すると見込んでおり
主な引き下げ項目を見てみると、20年度の薬価制度改革で新設される「効能変化再算定の特例」はノバルティスファーマの抗IgE抗体「ゾレア」に適用され、同薬は37.3%の大幅な薬価引き下げ。「市場拡大再算定の特例(特例拡大再算定)」は第一三共の抗凝固薬「リクシアナ」とMSDの免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」が対象となり、通常の市場拡大再算定では14成分40品目が引き下げを受けます。
フォシーガ錠10mgの薬価・添付文書など詳細情報 | アストラゼネカ
特許期間中の新薬の薬価を維持する新薬創出加算の取得状況を見てみると、加算を受けた製品が最も多かったのは24成分46品目のノバルティス。2位はサノフィ(21成分28品目)、3位はファイザー(19成分35品目)で、以降はヤンセン(19成分29品目)、MSD(12品目20成分)、武田薬品工業(10成分18品目)と続きました。新薬創出加算の対象品目が多い企業では、改定の影響は比較的小さくなるとみられます。
厚生労働省は3月5日、4月1日に行う薬価改定を告示しました。薬価の引き下げ率は薬剤費ベースで4.38%(医療費ベースでは0.99%)。過去の改定に比べて下げ幅は小さくなっていますが、昨年10月には消費増税に伴う薬価改定で2.40%の引き下げが行われており、製薬企業にとって厳しいことには変わりありません。
フォシーガ錠10mgの薬価は、264.4円です。 ジェネリック医薬品
厚生労働省は23日、新薬14成分22品目を薬価収載した。収載された新薬は下掲の通り。
このうち「デベルザ錠」「アプルウェイ錠」「フォシーガ錠」「ルセフィ錠」の3成分4製品は2型糖尿病治療に用いるSGLT2阻害薬。4月に収載された「スーグラ錠」(アステラス製薬)と合わせて、SGLT2阻害薬は5製品となった。
「アテディオ配合錠」(バルサルタンとシルニジピンの配合薬)と「ザクラス配合錠」(アジルサルタンとアムロジピンベシル酸塩の配合薬)は、既収載品医薬品の配合薬のため、新薬に適用される14日処方制限ルールの対象外となった。
4月に行われる2020年度薬価改定で大きな影響を受けそうな会社はどこなのか。各社が主力とする製品の薬価の引き下げ幅を見てみました。
[PDF] 令和6年度薬価改定を踏まえた診療報酬上の臨時的な取扱いについて
田辺三菱製薬は8月4日、2型糖尿病治療薬「カナグル」(カナグリフロジン水和物)について、2型糖尿病を伴う慢性腎臓病への適応拡大を申請したと発表した。同薬は田辺三菱が創製したSGLT2阻害薬。日本では2014年9月から販売されている。SGLT2阻害薬では、アストラゼネカの「フォシーガ」(ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)が近く慢性腎臓病の適応で承認を取得する見通しで、日本ベーリンガーインゲルハイムの「ジャディアンス」(エンパグリフロジン)も開発の最終段階に入っている。
フォシーガは、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージ2~4、かつ尿中アルブミン排泄の増加を認める患者4304例を対象にプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第3相試験「DAPA-CKD試験」で、ACE阻害薬もしくはARBとの併用で、複合主要評価項目(腎機能の悪化もしくは死亡)のリスクを39%低下させ、また全死亡の相対リスクを有意に31%低下させたとされている。
いて、施設基準等の取扱いを示しているところです。 今般、令和6年度薬価改定の措置を広く実施したことを踏まえ、後発医薬品使用体制加算
中医協総会は8月4日、日本ベーリンガーインゲルハイムの特発性肺線維症治療薬「オフェブ」(ニンテダニブエタンスルホン酸塩)に市場拡大再算定を適用し、薬価を引き下げることを了承した。今年3月のNDBデータをもとに検討したところ、「年間販売額350億円超かつ基準年間販売額の2倍超」の要件に該当すると判断された。改定後の薬価は、100mgカプセルが3968.90円(現行薬価4440.80円)で引き下げ率10.6%、150mgカプセルが5953.50円(同6676.40円)で引き下げ率10.8%。11月1日から適用する。