ひょう疽・爪周囲炎|大田区大森・大木皮膚科/指の化膿でお困りなら
外用薬はステロイド外用薬、ビタミンD3外用薬、サリチル酸ワセリンなどが主に使われます。内服薬は抗ヒスタミン剤、ビタミン剤(ビオチン、ビタミンCなど)、漢方薬、抗生剤(ミノサイクリン、クラリスロマイシンなど)が基本となります。 喫煙は悪化因子のため禁煙しましょう。
飲み薬による治療は、外用薬では治りにくい爪の水虫、角化型の水虫などに対してです。
軽症~中症の場合は、市販薬や以下のような抗生物質が含まれた点眼薬・塗り薬がおすすめです。
ひょう疽の起炎菌としては、(%以上)、(%程度)が主となり、これら種の混合感染もみられます。溶連菌、MRSA、嫌気性菌なども起炎菌となりえます。がみられた場合には、黄色ブドウ球菌感染のことが多くなります。黄色ブドウ球菌は皮膚の常在菌であるため、通常はひょう疽が他人に感染してうつることはありません。
内服薬は抗ヒスタミン剤、ビタミン剤(ビオチン、ビタミンCなど)、漢方薬、抗生剤(ミノサイクリン、クラリスロマイシンなど)が基本となります。
すなわち、感染が起きた場合にもなど、感染が悪化しやすい傾向があります。さらに、指先=四肢末端であるために腫張や患部の内圧上昇により部位であることもバイ菌感染を助長します。
上記の通り様々な抗生物質が有効ですが、なかでもレボフロキサシンが第一選択薬とされています。
抗菌薬(ロキシスロマイシン、クラリスロマイシン、ミノサイクリン)などが有効なことがあります。 ..
掌蹠膿疱症はウミが溜まった膿疱と呼ばれる皮疹が手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に数多くみられる病気で、周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返します。ときに、足と手のほかにスネや膝にも皮疹が出ることがあります。皮疹は小さな水ぶくれ(水疱)が生じ、次第に膿疱に変化します。その後、かさぶた(痂皮)となり、角層(皮膚の最表層にある薄い層)がはげ落ちます。後にこれらの皮疹が混じった状態になります。出始めに、よくかゆくなります。また、鎖骨や胸の中央(胸鎖肋関節症)やその他の関節が痛くなることがあります。足の皮疹は水虫によく似ていますので、診断をはっきりさせるために皮膚表面の角層を一部取り、顕微鏡で調べて、水虫を起こすカビ(白癬菌)がいるかどうか調べる必要があります。 原因として、歯科金属に対するアレルギーが引き金となり掌蹠膿疱症が発症した事例が報告されています。パッチテストで確認することができます。扁桃腺や歯、鼻などに細菌による慢性炎症があると掌蹠膿疱症が生じることがあります。
上記の機転により、皮膚深層に感染がおよびやすく、血行障害や感染の重症化、神経障害等によりおちいり黄色に変化してしまうのでと呼ばれるのです。
ひょう疽のケアに役立つ市販薬としては以下のものが挙げられます。 オロナイン; テラ・コートリル; ドルマイシン軟膏 ..
急性副鼻腔炎にはペニシリン系もしくはセフェム系抗生物質が、慢性的な副鼻腔炎にはマクロライド系の抗生物質がよく効くとされているため、自身の症状と照らし合わせながら選ぶと良いでしょう。
指先・爪周りは、四肢の先端にあり、小外傷を受けやすい部位であり、「ちょっとしたキズ」が、ひょう疽の原因となってしまうこともあります。また、皮膚には通常でも正常皮膚細菌叢があり、皮膚のバリア機能や自己修復力によりのですが、糖尿病や何らかのきっかけで「自己免疫力が落ちて」しまい、ばい菌がはいってしまうこともありえます。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる
指先・足趾の先は露出部であり、となります。さらに手足の末端ではぶつけて外傷を負いやすい、日常さまざまな作業で使うために汚染・小外傷を受けやすいなどが特徴となります。また、爪周囲・指先のにより、ので、通常の皮膚感染症である「毛のう炎・おでき」とは、別呼称である「ひょう疽」と呼ばれるのです。
逆に、抗菌薬のクラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)との併用なより ..
妊娠中や授乳中の場合にはクラリスを使用できないわけではありませんが、気軽に内服できるわけでもありません。妊娠中に高容量のクラリスを投与すると胎児に心血管系の異常、口蓋裂、発育遅延等の異常が生じる可能性があると動物実験にて報告されています。また、クラリスは母乳にも移行します。病気の種類に応じて、治療を行うメリットと治療を行わないデメリットを比較・検討し、担当医と十分に相談して治療に当たりましょう。
抗生物質は細菌の働きを抑制したり殺菌したりするための薬です。
銀白色の鱗屑(皮膚の粉)をともない境界明瞭な盛り上がった紅斑が全身に出ます。大きさ、数、形は様々で、発疹が癒合して大きな病変を作ることもあります。できやすい部位は慢性の機械的な刺激を受けやすい頭部、肘・膝、臀部、下腿伸側などです。青壮年期に発症することが多く、多発しますが、通常、内臓を侵すことはありません。かゆみは約50%の患者さんにみられます。爪の変形や関節炎を伴うこともあります。まれに発疹が全身におよぶこともあります(乾癬性紅皮症)。人口のおよそ0.1%と推定されています。 原因はまだ完全にはわかっていませんが、乾癬になりやすい遺伝的素因があることは解っています。遺伝的素因に様々な環境因子(不規則な生活や食事、ストレス、肥満、感染症、特殊な薬剤など)が加わると発症すると言われています。
膀胱炎への効果が期待できる抗生物質はつぎのとおりです。
手のひら・手の甲・指ときには肘から下の腕の部分に発生する湿疹を手湿疹といいます。手のかぶれすなわち接触性皮膚炎の一つと考えられています。主婦の手に生じた場合は主婦湿疹といいます。
副鼻腔への効果が期待できる抗生物質はつぎのとおりです。
2000年頃より国内の格闘技競技者(柔道部員やレスリング部員)の間で集団発生していた皮膚真菌症から分離同定された、新しい白癬菌です。最近では他のスポーツ選手や家族内、低年齢層への感染拡大が報告され、学校教育現場を中心として社会問題化しています。もともとTrichophyton tonsuransは中南米の頭部白癬の主要原因菌として知られていましたが、1960年代に米国で流行し、1990年代に欧州にも拡大し、その後欧米・韓国の格闘技競技者間で感染者が急増しました。日本へは格闘技競技者の遠征などで海外から持ち込まれ、今や全国的に流行していると考えられています。
【臨床症状】
頭部と体部(顔面~上半身)に主として感染し、痒みの程度は、強い痒みを訴える人からかゆみを自覚しない人までさまざまありますが、症状の軽い人が多いので見逃されやすいようです。治療しなくても半年程で自然に症状は消失しますが、菌は毛疱内に寄生し続け、保菌者となって部員間や家族間での感染源となります。
頭部では、フケ状の白色鱗屑が付着するもの(脂漏型)、面疱様黒点を有する脱毛斑があるもの(BDR型)、強い炎症を伴う膿疱があるもの(ケルズス禿瘡型)に分類されます。体部では顔面、頚部、上半身などの露出部に単発あるいは多発する直径1~2cmのカサカサした紅斑が多く、時に環状なものや水疱・膿疱を伴うものもあります。
【診断と治療】
臨床症状と病変部のKOH直接検鏡や真菌培養による分離同定によって診断します。頭部白癬は各病型ともに抗真菌薬(イトラコナゾール、テルビナフィンなど)の飲み薬が原則として必要です。体部白癬には抗真菌薬の塗り薬が有効ですが、体部白癬を繰り返す症例では頭部白癬の合併や保菌者であることも多いので、状態に応じて飲み薬も必要です。
抗生物質は細菌性の疾患に有効な薬です。
長期的に内服すると、耐性菌という抗菌薬が効きにくい菌が発現したり、赤血球・白血球・血小板が減少する可能性があります。クラリスを処方された場合は、決められた投与量をしっかり守って治療に当たりましょう。副作用のチェックのため、定期的に血液検査が必要になる場合もあります。
歯周病菌への効果が期待できる抗生物質はつぎのとおりです。
ジェネリック薬はありますが、日本の薬局で購入できる市販薬はありません。処方薬でなくても個人輸入で購入することが可能なようですが、自己判断で使用される際は耐性菌や副作用、飲み合わせに関するチェックが難しくなりますのでオススメいたしません。
水虫を完治させるポイント
蕁麻疹は皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気です。膨疹(皮膚の盛り上がり)の大きさは1~2mm程度のものから手足全体位のものまで様々で、また一つ一つの膨疹が融合して体表のほとんどが覆われてしまうこともあります。形もまた様々で、円形、楕円形、線状、花びら状、地図状などと表現されますが、それらの形に本質的な意義はありません。
水虫・爪白癬の治療
一般的な感染症に対してはクラリスロマイシン1日400mg、非結核性抗酸菌症には1日800mg、どちらも2回に分けて経口で投与します。投与量は年齢、症状にあわせて増減します。またピロリ菌の除菌に用いる場合は他の抗生物質や胃薬と併用して処方されます。
1). 一般感染症:表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎。
指先では、ことと、があるために、末節骨と指腹皮膚がを形成しており、炎症や膿が皮下深部の「骨」まで容易に及びやすいという特徴があります。
水虫について | ゆたか倶楽部
※副作用救済制度とは、正しく使用していたにもかかわらず、入院するほどの副作用が出た場合に受けられる制度。(病院で処方されたお薬に限る)
※抗生物質の内服薬は日本国内では処方薬です。自己判断・自己責任での購入になりますのでご注意ください。
水虫にステロイドと抗真菌薬、同時処方の理由
クラリスに最も特徴的なのは、一般的な抗生物質が効かないマイコプラズマやクラミジア、マイコバクテリウムなどの非定型細菌にも有効であることです。マイコプラズマは肺炎を引き起こすことで有名ですが、皮膚に感染して皮膚に治りにくい傷を作る原因になることもあります。またクラミジアは性感染症の原因となり、外陰部に痛みや痒みを引き起こします。マイコバクテリウムは皮膚の下で膿を作り、ジクジクとした傷を引き起こす原因菌です。これらはどれも稀な病気で抗生物質が効きにくいのが特徴ですが、クラリスは比較的よく効きます。またクラリスが改良される前の薬であるエリスロマイシンには胃酸によって効力が落ちるという弱点がありましたが、クラリスは胃酸の影響をほとんど受けません。体内にしっかりと吸収されるため、1日2回の服用で十分な治療効果が得られます。その他の特徴として、クラリスはアレルギーを起こしにくいとされています。βラクタム系の抗生物質に対してアレルギーがある人でも使用可能です。ただし他の薬と相互作用を起こしやすいので、飲み合わせには注意が必要です。