メチルプレドニゾロンやデキサメタゾンなど異なる特性を持つステロイド薬が選択肢となるでしょう。 ..
プレドニンの使用により皮膚の脆弱化や創傷治癒の遅延が生じることがあり、長期使用では皮膚萎縮や色素沈着の変化も観察される場合があるでしょう。
に必要なメチルプレドニゾロン、プレドニリデン、デキサメタゾン、プレドニゾロン又.
プレドニンの長期使用は骨密度の低下を引き起こして骨粗鬆症のリスクを増大させます。また筋力低下や筋萎縮が生じることもあるでしょう。
・副腎不全(ステロイド離脱症候群)
ステロイドホルモンは、1日にプレドニン換算で2.5〜5mg程度が副腎皮質から分泌されています。
しかし、それ以上の量を長期に使用した場合、本来分泌するはずのステロイドホルモンが分泌されなくなってしまいます。
そのため、急に服用を中止すると体の中のステロイドホルモンが不足してしまい、倦怠感、吐き気、頭痛等の症状が見られることがありますので、自己中断しないことが大切です。
副腎不全になると内因性ホルモンであるヒドロコルチゾン(コートリル®️)を服用して体内のステロイドを補います。
メタゾン、デキサメタゾン、プレドニゾロンは眼圧上昇作用が強いとされ
・消化性潰瘍[1、2ヶ月〜]
胃酸の分泌を亢進させ、消化器に潰瘍ができたり以前あった潰瘍が再発したりすることがあります。
暴飲暴食を避け、喫煙をしないことが大切です。
プレドニンは食後に服用することが一般的です。これは胃腸への刺激を軽減して吸収を安定させる効果があります。
通常、ヒドロコルチゾンの抗炎症力価を1とした時、コルチゾンは 0.8 倍、プレドニゾロンが4倍、
膠原病では、用量の微調節が可能であるため、主に生物学的半減期が12~36時間の中間型のプレドニン®やメドロール®が最も広く使用されています。
メドロール®は鉱質コルチコイド作用(電解質への作用)がほとんどなく長期投与が必要な場合に多く使われています。
長時間型のデカドロン®やリンデロン®はステロイドの中でも作用が強力で髄液などへの移行性がよく細菌性髄膜炎にも使用されます。
ステロイド内服薬は多数ありますが、主な違いは効果持続時間です。
また各薬物によって糖質コルチコイド作用と鉱質コルチコイド作用の強さが異なります。
臨床で期待される抗炎症、免疫抑制などの効果は糖質コルチコイド作用の強さに依存しています。
鉱質コルチコイド作用はナトリウムの再吸収亢進とカリウムの排泄亢進があり、高血圧や電解質異常等の副作用として現れることがあります。
下の表に、当院採用薬の生物学的半減期、糖質コルチコイド作用の等価用量、糖質コルチコイド作用と鉱質コルチコイド作用の効力比(ヒドロコルチゾンを1とした場合)をまとめました。
等価用量とは、同等の効果を発現させるのに必要な用量(mg)のことです。
また、リンデロン4mgの点滴がプレドニン換算だとどれくらいになるのでしょうか? ..
(→日内リズムによる)
(2) 離脱症候群はプレドニゾロン換算で総量1000mgを越えたときに起こる可能性がある
(3) 漸減:短期投与→速やかに 長期投与→緩徐に
メチルプレドニゾロンやデキサメタゾンなど異なる特性を持つステロイド薬が選択肢となるでしょう。
・プレドニゾロン=プレドニン=プレドハン ・メドロール=メチルプレドニゾロン ・デカドロン=デキサメサゾン
ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1.2-1.5 h
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :2.5-3.3 h
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :2.8-3.3 h
デキサメタゾン(デカドロン) :3.5-5.0 h
ベタメタゾン(リンデロン) :3.3-5.0 h
[弱い]コルテス、プレドニゾロン、メドロール、デキサメタゾン といった具合です。
ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :0.8
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :0.5
デキサメタゾン(デカドロン) :0
ベタメタゾン(リンデロン) :0
【構造活性相関】ステロイド プレドニゾロン、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン ..
ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :4
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :6
デキサメタゾン(デカドロン) :30
ベタメタゾン(リンデロン) :30
DIクイズ1:(A)妊娠時に経口ステロイドを変更する理由:日経DI
○デキサメタゾン:デカドロン
プレドニゾロンの約10倍の抗炎症作用
血中半減期が300分前後であり、ステロイド薬の中では最長
→局所投与でよく用いられる、長期投与で副腎萎縮
Table: コルチコステロイドの使用法と副作用-MSDマニュアル家庭版
○コハク酸メチルプレドニゾロンNa:ソル・メドロール
血中半減期が180分前後であり、使用しやすい
ヒドロコルチゾンに比べ、塩類蓄積作用が弱い
プレドニゾロンの約1.2倍の抗炎症作用
副腎皮質ステロイド | 一般社団法人 日本リウマチ学会(JCR)
○プレドニゾロン:プレドニゾロン,プレドニン
血中半減期が150分前後であり、使用しやすい
ヒドロコルチゾンに比べ、塩類蓄積作用が弱い
[PDF] DIニュース2020年12月2号 当院採用の副腎皮質ステロイド注射薬一覧
ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ):20 mg
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :5 mg
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :4mg
デキサメタゾン(デカドロン) :0.5-0.7 mg
ベタメタゾン(リンデロン) :0.5-0.7 mg