では、「新型コロナ」以外にも鼻水が止まらないということはあるのでしょうか。 ..


小児科に受診される一番多い症状が咳と鼻水で、一番多い診断名がカゼ、だと思います。
咳も鼻水もどちらもつらい症状ですが、今回は鼻水にフォーカスします。
「鼻水を止めれませんか?」と言われることも多いのですが、その時に
「じゃぁ、鼻水の薬を出しましょう」となる場合には実は注意しないといけないこともあります。


アレグラを飲んでも、鼻水が止まらなくて。便秘の薬を飲み始めてからの ..

基本は抗ヒスタミン薬の服用を行います。最近用いられる新しい世代の抗ヒスタミン薬は従来の抗ヒスタミン薬に比べて眠気の少ないのが大きな利点ですが、それでも個々の薬剤により少し差があり、人によっては少し感じる場合があります。

一日一回の服用で済むものと朝晩二回服用するものがあります。一回の方が飲み忘れが少なくてすみますが、二回の方が少し切れ目を感じにくいかも知れません。
個々の薬の選択はご相談ください。時には薬を変更して比べて見て、自分に合った薬を探してみるのも良いでしょう。
鼻炎症状の強い人はステロイド剤の点鼻の併用が有効です。
特に鼻閉症状には抗ヒスタミン薬より確実な効果が期待できます。花粉症のような季節的な使用では全身的な副作用の心配はありません。
難点は内服薬に比べてよく「面倒だ」と言われることですが、最近は夜一回で済むものがありますので、「騙されたと思って」一度試して見てはいかがでしょうか?

結膜炎症状には抗ヒスタミン薬あるいは抗アレルギー薬の点眼を朝晩と外出後など1日4回程度使用します。目が痒くてたまらなずこすって真っ赤になってしまったり、時には白目がブヨブヨに(果物のライチのよう!)なって腫れてしまうこともあります。
このような悪化時はステロイド剤の点眼を一時併用すると早く楽になります。ただしステロイド剤の点眼では眼圧の上昇しやすい人がいることが知られており、使用は急な悪化時に限り、漫然とした連用は避けましょう。

鼻の粘膜は自律神経で調節されています。この調節のバランスがとれない病態を血管運動性鼻炎と呼ばれます。
例えばアレルギー性鼻炎など特定の物質による反応ではなく、寒暖差ホコリストレスなどが原因になるといわれています。血管運動性鼻炎に対する有効な治療方法はあまりありません。
アレルギーに対する薬で代用することもありますが、効果のない場合もあります。
自律神経反射の異常で起こりますので、鼻の粘膜を変性させて過敏性をおとす鼻粘膜焼灼術やそれでも無効な場合は鼻水の分泌・知覚神経を抑える後鼻神経切断術を行うこともあります。

花粉症の鼻水が止まらない!5つの対処法と正しい鼻のかみ方を解説

朝、目が覚めた時に鼻詰まりが起きたり、くしゃみや鼻水が止まらなくなる場合があります。これは起床時に自律神経のバランスが乱れることから起こる症状で、モーニングアタックと呼ばれています。鼻炎やアレルギー性鼻炎があると、モーニングアタックのリスクも上がります。
自律神経は、活動しているときに働く交感神経と、リラックスしているときや睡眠中に働く副交感神経があって、目覚めてから徐々に副交感神経から交感神経へと切り替わります。交感神経は、血管を収縮させ、くしゃみや鼻水を抑えますが、目覚めてすぐはまだうまく働かないため、くしゃみや鼻水などの症状につながります。

「鼻水を止める薬」として処方されることがあるのは、抗ヒスタミン薬という種類の薬です。
アレルギー性鼻炎の患者さんであれば、このヒスタミンが作用して、くしゃみやたくさんの鼻水といった症状となります。アレルギー性鼻炎の患者さんの治療として、ヒスタミンの働きをおさえる、抗ヒスタミン薬が使われることから、「鼻水を止める薬」=抗ヒスタミン薬、とは言えるかもしれません。
以前は、よくカゼに対しても抗ヒスタミン薬は出されていました(私もしばしば出していました)

別の薬剤として、アレグラの有効成分であるフェキソフェナジン塩酸塩に塩酸プソイドエフェドリンが配合されたディレグラがあります。

風邪によるくしゃみは、安静にして身体を温め、風邪を治すことが先決です。鼻粘膜が冷たい空気に触れた刺激でくしゃみが出やすくなりますので、部屋の空気を25度程度に暖めます。また、鼻や喉に乾燥は大敵です。加湿器を使うなどで部屋の湿度を保ちましょう。鼻の横をマッサージするなど、血行を改善するとくしゃみに効果的な場合があります。
なお、風邪やインフルエンザのウイルスは湿度や温度が高いと繁殖しにくいため、マスクも効果的な予防法です。ウイルスが付着した手で口や鼻に触れる機会がなくなるためその効果も見逃せません。

アレルギー性鼻炎には、三大症状があります。それが、鼻水、鼻づまり、くしゃみです。
特に鼻水はサラサラとした特徴的なもので、日常生活への支障も小さくありません。かんでもかんでも鼻水が止まらず、仕事や家事が手につかないということもあります。
アレルギー性鼻炎は、大きく「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」に分けられます。
季節性アレルギー性鼻炎とは花粉症のことで、スギ、ヒノキ、ブタクサ、イネなどの花粉を原因として起こります。そのため、アレルゲンとなる花粉の飛散する季節に、症状が現れます。
一方で通年性アレルギー性鼻炎は、ダニ、真菌、ペットの毛などのハウスダストを原因として起こります。季節を問わず、アレルゲンの存在する特定の場所(自宅や勤務先など)で症状が現れます。

サラサラの鼻水が出ていて、くしゃみもとまりません。風邪ではなくアレルギー症状でしょうか。

鼻水が止まらないと集中力が散漫になり、仕事や勉強に影響が出ます。すぐにできるセルフケア方法をいくつかご紹介します。

アレルゲンの除去が最も重要です。
ハウスダストやダニなどが原因の通年性アレルギー性鼻炎では、原因物質を除去することで症状が緩和します。こまめに部屋を掃除し、部屋にぬいぐるみなどの布製品をおかないようにします。カーペットやソファーなども布製のものは避けましょう。また、布団や布団カバーはダニの発生を防ぐものを使い、定期的に太陽にしっかり当てて、掃除機で隅々まで吸引してダニの死骸やハウスダウストを取り除きます。動物が原因の場合にはペットを飼わないことが望ましいのですが、それが難しい場合、寝室には入れないようにするなど居住空間を分けましょう。
花粉が原因の場合には、外出時にマスクを着用して体内に花粉が入らないようにします。帰宅したら玄関前で衣服に付いている花粉をしっかり払い落としてから部屋に入りましょう。また、花粉症ではない家族が帰宅した際にも、玄関前で衣服をはらってもらう必要があります。


くしゃみが止まらない原因としては、風邪やアレルギー性鼻炎、寒暖差アレルギー ..

アレルギー性鼻炎のひどい人の場合、第2世代抗ヒスタミン薬や、他の薬剤を使っても症状がひどいときに、あえて使うケースもあります。根拠としては薄めですが、鼻閉に対しては第1世代の方がキレがよいという意見も耳にします。いずれにしても、他の薬剤で効果が低い場合の選択枝の1つという位置づけで私は考えています。
一方で、あえて眠気の副作用を利用するケースがあります。鼻づまりや咳がひどく、夜が眠れないときなどには時に、寝る前に使う方法です。症状が長引き、夜がなかなか眠れないと、本人もしんどいですし、お世話をする親御さんもなかなか眠れず非常につらいです。そんな時に、少し寝れるだけでも、かなり楽になりますので、他の副作用も考えたうえで処方させていただくこともあります。

風邪と呼ばれるウイルス感染でも、アレルギー性鼻炎と同じように鼻水やくしゃみが ..

鼻水が止まらなくてつらい場合は、市販薬を使ったケアも試してみましょう。ただし、薬を使用しても改善が見られない場合や、悪化する場合には医療機関を受診してください。

お風呂上がりや温かい室内に入った際など、温度差がある場面でなぜか鼻水やくしゃみが止まらない……。それは「寒暖差アレルギー」かもしれません。

走った後など、スポーツの後にサラサラした鼻水が出るのは運動誘発性鼻炎を考えます。冬のマラソンや水泳など、寒冷刺激で症状が出ることが多いようです。

透明で粘りがある鼻水は、細菌やウイルスが侵入した場合に出るもので、花粉症などのアレルギー反応でもこのタイプの鼻水が分泌されます。

外出する際はマスクを着用して鼻腔の湿度を保ちましょう。冷気が直接鼻粘膜に触れることを避けながら、細菌やウイルス、花粉などを吸いこむことを防ぐことができます。鼻にティッシュなどを詰めて物理的に鼻水を止めることは、鼻の粘膜に傷をつける恐れがあるためお勧めできません。

目がかゆい、鼻水が出る、くしゃみが止まらない、だけではなく、皮膚が ..

鼻水の吸引、鼻の内部の洗浄といった保存的療法のほか、ネブライザーによる副鼻腔内への薬液噴霧などを行い、原因にあわせた内服薬を処方します。悪化して薬の効果がないときや、真菌性副鼻腔炎では手術を検討します。手術は内視鏡下鼻腔手術で出血や痛みも少ない日帰り可能なものです。
また虫歯や歯周病など歯が原因となっているケースでは歯科と連携して治療を行います。

朝にくしゃみと鼻水が止まらない!花粉症じゃないモーニング ..

小さいお子さんは、好奇心旺盛で知らない間に、小さなおもちゃや紙、ビー玉などを鼻に入れてとれなくなってしまうことがあります。
内部で炎症をおこし化膿して黄色い鼻水がでることがあります。
また、大人でも、薬を飲もうとしたり食事中にくしゃみが出たりして、鼻に錠剤やカプセル、食べ物の塊などがつまってとれなくなることもあります。お子さんの場合は症状がでて受診してはじめて発見されることもありますが、気づいたらすぐに耳鼻咽喉科を受診してください。

鼻水が続く場合は、抗ヒスタミンが含まれるアレジオンやアレグラが有効です ..

黄色や緑色っぽい粘り気の強いドロっとした鼻水が出る、そうした鼻水が臭うなどの場合には副鼻腔炎の可能性があります。
顔の中には、数か所大きな空洞があってそれぞれ鼻とつながっています。これを副鼻腔といいます。
風邪の炎症が副鼻腔にいたると、急性の副鼻腔炎をおこします。この急性副鼻腔炎によって、鼻とつながっている通路が塞がれてしまい、慢性化すると慢性副鼻腔炎となります。
その他にも原因としては、奥歯の虫歯や歯周病によっておこる歯性上顎洞炎や、真菌が副鼻腔内で繁殖しておこる真菌性副鼻腔炎などもあります。
一度耳鼻咽喉科で検査を受けることをお勧めします。

ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもいいですか?

痙攣との関係も指摘されているので、てんかん治療中の方や、熱性痙攣をおこしたことがある人は注意です。
また、カゼの時に使うと、鼻水の量が減りはしつつも、よりねばっこい感じの鼻水になって、よけいに鼻がつまったと感じる方もあります。

◇「痰がからみ、咳が止まらない時に考えられる呼吸器の病気」>> ..

鼻鏡などを使って異物を取り出します。通常は異物がなくなると症状も自然に治っていきますが、細菌などに感染してしまった場合は抗菌剤を処方することもあります。
粘り気が強い鼻水や黄色い鼻水が出る原因としては、風邪などによる炎症の悪化が最も考えやすいものです。
風邪は通常1週間程度で治っていきますが、その間に副鼻腔炎をおこすなどの場合、症状がずっと続いたり、悪化していったりすることもあります。そのような場合には、はやめに耳鼻咽喉科を受診してください。

風邪などのウィルス性疾患 · 副鼻腔炎(ちくのう症) · 鼻炎や花粉症などのアレルギー性疾患 · 血管運動性鼻炎 · 老人性鼻漏.

すぐに起き上がらず布団の中で指先などを動かすことで交感神経の働きが活発になり、モーニングアタックを避けることができます。マスクの装着や加湿器の使用、部屋の清掃や空気清浄器の使用など、アレルギー性鼻炎の対策も効果的です。

だらだらととまらない鼻水をとめるために点鼻薬をつかったり、目のかゆみを ..

エンプティノーズ(萎縮性鼻炎)とは、下鼻甲介や中鼻甲介を大きく欠損してしまい、鼻が詰まった感覚や痛みが生じる状態です。一度発症すると、その治療は困難です。
当院では、下甲介骨の切除を最小限(後端骨のみ)に留め、手術によるエンプティノーズの発症の予防に努めています。

これから花粉症はピークへと向かって行くので症状がまだない、軽い方でも油断は禁物です。 ..

アレルギー性の鼻炎が疑われる場合、市販薬の中では、「フェキソフェナジン塩酸塩」が含まれている鼻炎薬がおすすめです。抗ヒスタミン成分である「フェキソフェナジン塩酸塩」はアレルギー症状であるくしゃみ、鼻水、鼻づまりに有効とされています。

アレルギー性鼻炎(花粉症)の原因・症状・治し方|大阪の老木医院

鼻水、鼻づまりがひどいケースで行う手術です。8歳くらいのお子さんから受けられ、10分ほどで終わる点が特徴です。術後の日常生活の制限も少なくて済みます。
粘膜の一部を高周波によって焼灼(ラジオ波による焼灼)し、粘膜下の神経を凍結させます。術後1週間程度、鼻づまりが悪化することがありますが、その後改善します。
他の手術と比べると、やや個人差が大きく、効果が不十分な患者さんもおられます。
予約制で外来診察時間内に行います。週末診中は混み合うことも多く平日にお願いすることもありますことをご了承ください。