一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
・179名のイソトレチノイン治療1クール後の3年間の追跡調査
35%:再発がみられらなかった。
27%:抗生剤内服で、再発ニキビをコントロール出来た。
23%:再発し、イソトレチノインの再投与の適応となった。
16%:塗り薬治療で、再発ニキビをコントロール出来た。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg
・イソトレチノイン治療の再発に関する研究
1日0.5mg/kgの投与で再発率39%、1日1mg/kgの投与で再発率22%でした。
1クールの合計服用量が体重(kg)×128㎎以上で、その後の再発がより抑えられやすくなります。
なので、期間を決めてなるべく一気に十分な量を服用する方が効果的です。
服用前にご自身で妊娠反応尿検査をして頂きます。ピルを服用している方は検査不要です。通院間隔は2-4週ごとです。服用に伴い採血を行います。最短でニキビ問題の解決へと導きます。5-6か月服用したら1クール終了です。再度服用が必要な際は、2か月以上休薬してから2クール目を行います。
ニキビの関して保険診療を希望される方は美容皮膚科の日とは別の保険診療日に保険診察を致します。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
・低用量イソトレチノインによる中等度ニキビ患者638名の研究
中等度ニキビ患者638名を、イソトレチノイン1日20㎎で6カ月治療し、12〜20歳の患者の94.8%、21〜35歳の患者の92.6%のニキビが治癒しました。
その後4年間のにきび再発は、12〜20歳の患者で3.9%、21〜35歳の患者で5.9%で、
主な副作用は、軽度の肝機能異常が4.8%、血液検査での軽度の脂質レベルの上昇が4.2%でした。
イソトレチノインはビタミンAの誘導体で、強力な作用を持つレチノイドの一種です。皮脂分泌の抑制、アクネ菌への抗菌作用、そして抗炎症作用に優れています。 です。
イソトレチノインを主成分とする薬には、アキュテインやロアキュタン、アクネトレントなど複数の商品名があり本質的に同じ薬です。
イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。
・よく見られるもの
唇や口角の乾燥、ドライアイ、鼻血が出やすくなる
手足などの皮膚のかさつき、皮むけ、かゆみ、赤み
・稀なもの
爪の変形、頭痛、全身の多毛
吐き気、嘔吐、長く続く頭痛、視力障害、聴覚障害、腹痛
薬疹
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
【入手経路】
医師らが個人輸入しています。
イソトレチノインの個人輸入についての厚生労働省の注意喚起はこちらをご確認ください。
妊娠中または妊娠の疑いのある方
授乳中の方
成長期の方
(女性は15歳未満、男性は18歳未満の方。骨端線が閉鎖して身長が伸びにくくなる可能性があります。成長期で身長が伸びている方は使用できません)
腹痛や背中の痛み、吐き気などの症状が現れた場合は、直ちに医師の診察を受ける必要があります。 催奇形性
・過去にイソトレチノイン製剤でアレルギーを起こしたことのある方、パラベン・大豆・ピーナッツアレルギーのある方
・レーシックを受けて6ヶ月経過していない方:レーシック手術の前後6ヶ月はイソトレチノイン服用禁止です。
・ビタミンA製剤(サプリを含む)内服中の方
・フェニトイン(アレビアチン、ヒダントールなど):相互作用で骨を弱くする副作用増強の可能性。
・テトラサイクリン内服中(代表:ミノマイシン、ビブラマイシン、アクロマイシン):相互作用で頭痛の原因となる頭蓋内圧を上げる副作用が強くでる可能性があります。
・ステロイド内服中(プレドニン、セレスタミン、デカドロンなど。相互作用で骨を弱くする副作用増強の可能性があります。
喘息の治療で使用される吸入のステロイド薬、ステロイド外用剤、喘息発作等の治療で行われる短期的なステロイドの点滴はイソトレチノインと併用可能です。
副作用として、まれに発熱・腹痛などが現れることがあります。 アクアチム
・服用中は定期的な採血が必要です。
・他者と共有しないようにしてください。
・女性:服用中及び服用後6か月は妊娠不可、授乳不可となります。FDAでは妊娠不可期間は1か月となっていますが、より安全を期するため6ヵ月としております。投与中及び投与後半年は確実な避妊のため低用量ピル併用を推奨します。妊娠中、またはロアキュタンを服用中に妊娠した場合、短期間あるい少量でも胎児に先天異常、流産、早産、死産の危険性が高いためです。
・男性:服用後1か月は避妊必須、献血不可です。
・服用忘れても次回に二回分飲まないで下さい。
・服用中及び服用後6ヵ月間は献血をしないでください。血液は妊婦に使用される可能性があり、胎児がロアキュタン(イソトレチノイン)に曝露する可能性があります。
・効果が現れるまで、最初の1か月程度は症状が悪化する事がありますが、これは正常経過の範疇ですのでご安心下さい。
・服用中は皮膚のターンオーバーが早まってバリア機能が低下し日焼けしやすいので、日焼け止めの外用と内服を使用し、長時間紫外線を浴びないようにして下さい。
・服用中は皮膚のターンオーバーが早まってバリア機能が低下し過敏になるため、顔のケミカルピーリング等をする時は事前にご相談ください。
・イソトレチノインは光の感受性を高めるため、内服中に光やレーザーを受けると、シミや色素沈着、瘢痕の原因となる可能性があります。
・レーザー照射や他治療との間隔
内服中も可能:トーニング、ジェネシス、フィラー
内服終了1ヵ月後より可能:レーザー脱毛、光脱毛、IPL レーザースポット照射系全て
内服終了3ヵ月後より可能:CO2レーザー、CO2フラクショナル、ハイフ、ダーマペン、ポテンツァ、サブシジョン、抜歯やスレッドリフト等の小手術
内服終了6ヵ月後より可能:美容整形などの大きな手術、レーシック
A:成分はイソトレチノイン(ビタミンA誘導体)。日本では未承認で、米国等で ..
・ワクチン接種について
ワクチン接種とイソトレチノインとの相互作用は、安全性試験が行われていません。そのため、原則ワクチン接種は服用中、服用終了後1ヶ月間は控えていただきます。
健康上の利益がリスクを上回る場合で(熱帯地域への渡航時のワクチンや医療従事者のB型肝炎ワクチンなど)、どうしてもワクチン接種が必要な場合、ワクチン接種まで2週間以上休薬し、接種後は不活化ワクチンは24時間・生ワクチンは3週間空けてからイソトレチノインを再開してください。
・強い腹痛、悪心、嘔吐、下血(急性膵炎、急性肝炎、潰瘍性大腸炎、クローン病)
イソトレチノンはビタミンA誘導体であり、皮膚のターンオーバーを早め、毛穴が詰まらないようにします。また、皮脂の分泌を抑える作用・アクネ菌に対する抗菌作用・抗炎症作用を持ちます。
ニキビ治療薬イソトレチノイン(アクネトレント)の副作用とは? ..
インフルエンザワクチンは、イソトレチノインとの相互作用による副作用、副反応は報告なく、諸外国の状況を鑑みて、受けても問題ありません。
イソトレチノインを服用したことがある方に質問です。イソトレチノイン ..
*勝田医師 金曜第2・4のみ 土曜第1・3・5のみ
※状況等により変更の場合があります。
イソトレチノインを20mgから40に変更しました。40mg ..
30日分(20mg/日) 16,500円
※体重と症状に応じて服用量を多くする選択肢があり、それに応じた料金がかかります。
採血代: 3,300円
※健康診断など他院で採血を行った方は、そのデータを持参頂ければ採血不要な場合がございます。
【重大な副作用・注意】イソトレチノイン内服中に妊娠・授乳はNG ..
□ 妊娠中、妊娠をしている可能性がある、妊娠を計画している、または授乳中の場合
※必ず、次の月経が始まって2,3日過ぎるのを待ってから服用を開始してください
※治療中止後、1ヶ月間は避妊してください
□ 大豆またはAKNETRENTのいずれかのアレルギーがある場合
□ 肝疾患がある場合
□ 血中脂肪レベルが非常に高い場合(高コレステロールまたはトリグリセリドなど)
□ 体内のビタミンA 値が非常に高い場合(高ビタミンA 症)、ビタミンAのサプリメントを服用している場合
□ テトラサイクリン(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)を服用中の場合
□ メトトレキセート、ステロイド、フェニトインを服用中の場合
□ うつ病、うつ気質がある方
□ 献血の予定がある方 ※服用中および治療中止後、6ヶ月間は献血ができません。
□ 12 歳未満
イソトレチノインについて|浅草駅前まつだ皮膚科|台東区浅草の皮膚科
•毎日、1日1回、必ず食後に内服してください。 (投与量が多い場合は1日2回とすることがあります。)
•内服を忘れた場合でも、1度に2回分を服用することは避けてください。
•通常の開始投与量は、体重(kg) あたり0.5 mg/日を目安にしています。
(40~50kg台:20mg/日、60~70kg台:30mg/日)
•1クールの治療期間は16~24 週間です。
•治療の最初の数週間でニキビが悪化することがあります。多くは、2ヶ月程度で改善がみられます。
•2ヶ月経過しても効果が乏しい方は、1mg/日/kgまで投与量を増量することがあります。
•多くの方は1クールで十分ですが、2クール目を希望される場合でも、少なくとも2ヶ月の休薬が必要です。
皮膚のターンオーバーを早め、皮脂腺からの皮脂の分泌を抑える ..
イソトレチノインの内服を始めると、ほぼすべての人が唇の皮めくれを経験します。リップクリームやワセリンを塗ることでらくになりますが、内服中はずっと続くことが多いです。
[PDF] 薬事情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介(2014年12月)
イソトレチノインは、一般的に「ニキビ治療の切り札」と呼ばれている飲み薬です。ニキビに関する肌悩みの他にも酒さや毛穴、皮脂などの悩みがある方に向いています。