「はーい。これ、たぶん毒抜きしてませーん。さて、ラスプーチンセンセ、カモーン!」
われわれの生体はさまざまな生化学反応をして生命を維持している。生きるということは「生化学している」ということだ。これらの反応はすべてが相互に連関していて、言ってみれば複合的なインタースコア状態にある。
だから何か一つの反応が不首尾になると、その他の反応に大小の影響が出る。こうした生化学反応を実験室のフラスコの中で進めようとすると、「酸や塩基を加えて100度で1時間加熱する」といった苛酷な条件をつくる必要がある。そうしないと反応はおこらない。
それがわれわれの生体では体温37度以下で、ほぼすべての反応がうまくはこばれる。カラダというものは、そのようにできあがっている。
反応を安定させているのは酵素たちなのだ。大半の生化学反応に体内の夥しい酵素たちが関与しているおかげなのだ。
病気などの疾患が生じるのは、このプロセスのどこかがおかしくなるためである。そこでお医者さんに行って、薬剤を投与してもらうということになるのだが、その薬剤が何をしてくれるかというと、多くは酵素の関与する化学反応にはたらきかけをする役目を担うのだ。
そしてこちらはコブラではないが、洗面台の下に蛇が隠れている様子だ。
みんなもインドの砂漠地帯を旅することがあったら、危険な生き物が隠れていないか、持ち物をチェックする習慣をつけよう。
蛇使いはインド発祥で以前は数十万人もの人が蛇使いとして活躍していたそうです!
しかし、時には蛇使いも操っているコブラ噛まれることがあります。
エキサイトしていないときは、一見普通の蛇と見分けがつかないコブラ。中でもキングコブラは最大サイズを誇り、平均で3m、中には5mを超えるものもいるそうだ。
ところで、アルブチン、コウジ酸、ビタミンC誘導体、ルシノール、トラネキサム酸などには、それなりの美白効果があるらしい。これまで、すでに幾つもの化粧品に入ってきた。そこまではいい。
けれどもこのような効能が喧伝されると、諸君もときどき見聞されるだろうが、必ずや直接にアルブチンやルシノールを塗りたくったり、服用させたりする“サプリ”まがいのものが出回ってくる。これはおかしい。
これらはメラニンの生成にかかわるチロシナーゼという酵素にはたらきかけて、メラニンの多寡を調整するのが目的なのである。どんな成分であれ、酵素が動いてくれないと美白も何もへったくれもないはずなのである。薬と毒をつなぐもの、また分けるもの、それはひとつは分量だが、もうひとつは酵素なのである。
2歳の頃から修行でコブラを扱うとなると一度も噛まれない人はほぼいなさそうです。
酵素が反応する物質をSとする。その反応はSのとんがり部分を取ってFにする。酵素はプロセスを担当する。
一般的な健康体の場合、Sはまず酵素Eと反応して、中間体のAを動かす。SとEとは鍵と鍵穴の関係にあって、この生化学反応では鍵と鍵穴がぴったりあうところだけが進行する。これで中間体Aが動けるようになると、酵素のほうも形質を変えてBになり、Sのとんがり部分をちょん切れる。そうすると中間体Aが分解して生成物Pを生み、AとPとで酵素Eが再生され、そのEが次のSと反応する‥‥というふうになる。これが体温や体調がフツー状態の体内でおこっていることだ。
ところが病気や疾患ではこのどこかに不具合がおこる。一番多いのは、酵素がうまくはたらかないことによる。EとSとが鍵と鍵穴の関係にならない。入口が狭すぎるとか、こんがらがるとか、そういうことがおこる。これが病気の一因だ。
そこで薬剤Mを投入すると、MがEに寄り添って入口を広げたり、こんがらがりをほぐす。そういう役目をはたす。これは酵素EがSと反応するようになったということで、このことが「薬が効いた」という現象なのである。
「それとも、ここでインチキでしたって告白する? そうしたら、命だけは考えて上げないこともないよ」
・蛇使いは操っているヘビに噛まれることもあるが、毒抜きをしているため大丈夫
今回はコブラを操るインドの蛇使いについて深掘りしてきたいと思います。
本書の齋藤勝裕センセーはぼくとほぼ同い歳の有機化学や物理化学のエキスパートで、以前、『超分子化学の基礎』(化学同人)、『反応速度論』(三共出版)にとりくませてもらったことがある。
専門書だけではなく一般書や啓蒙書で、生命化学の複雑なしくみを解きほぐしてくれてきた。この分野には“化学熱力学”というめんどうな学問があるのだが、齋藤センセーの『基礎から学ぶ化学熱力学』(サイエンス・アイ新書)でのみごとな説明を読んで、あらかたが滲みこんできた。諸君もその気になって『生命化学』(東京化学同人)や『絶対わかる生命化学』(講談社)など、読まれるといい。お薦めだ。
そのセンセーが本書では、「毒と薬は結局は同じもの、あるとき薬は毒に変貌し、あるとき毒は薬に改心する」という見方によって、薬と毒との微妙な関係、その意外なリバースモード性、致死量をめぐる分量の問題、何が安定的かということ、もともと自然界がもつ毒性などを解説している。
冒頭、自然界にある「世界5大毒」と「毒性ベスト21」が表示されているので、それを掲げておく。
このランクはいかに少量で致死に達するかという指標にもとづいている。ご覧の通り、食中毒の原因としていっとき新聞テレビを騒がせたボツリヌス菌が、世界最悪の毒である。
それにしても、コブラの生態を調べるのがムチャクチャ時間がかかりました。
ヘビ水槽から取り出した木箱を開けると、出てきたのは世界最大の毒ヘビ、キングコブラ。チャンドラーはケヴィンと名付けている。
コブラを操るインドの蛇使いは何者?毒や噛まれるのは大丈夫なの?
ナショナルジオグラフィックによると、ヒガシダイヤガラガラヘビの毒は強い溶血毒で、赤血球を破壊してほかの組織にも損傷を与える。噛まれた傷は非常に強く痛み、最悪死に至ることも。
このような蛇使いが持っているコブラはすでに毒抜きされていて牙を取られています。 そんなキングコブラ
肌がむき出しの半袖短パンで、動き回るケヴィンを器用にハンドリングするチャンドラー。プロフェッショナルが安全に配慮して撮影しているとわかっていても、ハラハラしてしまう。
14、コブラ毒 15、フィゾスチグミン(カラバル豆の毒) 16 ..
インドで「コブラ遣い」の芸を見せる人達も、毒腺を搾り取るテクニックを使うそうです。咬まれることもあるらしいですが、彼らは抗体を持っているらしいです。少なくとも毒腺を絞った後のコブラなら、多少咬まれても平気なようです。
毒ヘビ・コブラのイメージが壇蜜さんの演じている役柄に、まさにヘビの如く巻き ..
1つめのヘビは「ヒガシダイヤガラガラヘビ(Eastern Diamondback Rattlesnake)」。北アメリカに生息する最大の毒蛇だ。
テレビ東京では19日『緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦~ネパールで殺人キングコブラと大格闘! 恐竜の池から謎の古代魚出た出た!!
齋藤勝裕(さいとう かつひろ)
1945年5月3日生まれ。1974年 東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋市立大学特任教授、愛知学院大学客員教授、金城学院大学客員教授、名古屋工業大学名誉教授などを兼務。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。おもな著書に『知っておきたいエネルギーの基礎知識』『知っておきたい太陽電池の基礎知識』『知っておきたい放射能の基礎知識』『マンガでわかる元素118』『周期表に強くなる! 』『マンガでわかる有機化学』『金属のふしぎ』『レアメタルのふしぎ』『知っておきたい有害物質の疑問100』『毒と薬のひみつ』(サイエンス・アイ新書)などがある。
タイ【猛毒!コブラvs人間】絶体絶命のショー | NHKラーニング
動画では生の牛肉を用意し、3種類のヘビにそれぞれ肉を噛ませる。3日経過後に、それぞれの反応を見るのが動画の趣旨だ。こちらの肉を、人間の体に置き換えて考えてみるとよいだろう。
このようなタイプのシアノバクテリアにアンチレッドを使用すると毒を発生する可能性があります。 ..
2020年7月7日公開の動画で、再生回数は665万回にものぼる。なお、こちらの動画はやや刺激的なシーンも多いので、苦手な方は視聴しないことをおすすめする。
れた441計画-コブラ・ミスト時代Project 441-L Cobra
本動画ではキングコブラの水浴びについて解説。エキゾチックアニマルに関する生きた知識を学ぶことができる、愛情に満ちたトークにも注目だ。
誇張抜きで開始20秒で笑ってた。「そうはならんやろw」が息つく ..
∈ 第I部 毒と薬
∈∈ 第1章 毒とはなにか
∈∈ 第2章 薬とはなにか
∈ 第II部 毒
∈∈ 第3章 自然界の毒
∈∈ 第4章 人工の毒
∈∈ 第5章 毒のメカニズム
∈ 第III部 薬
∈∈ 第6章 天然の薬
∈∈ 第7章 合成された薬
∈ 第IV部 毒か薬か
∈∈ 第8章 薬になる毒
∈∈ 第9章 毒になる薬
∈∈ 第10章 歴史を動かす毒と薬
∈∈ 第11章 精神を動かす毒と薬
塵︒この語は第一.義は対象ということ︒そして︑六塵とは心を ..
禅宗などの仏教寺院では、トイレに入る前に指を三回鳴らすのだが、これはコブラを追い払うため、らしいね。仏教がインドの土着宗教だった頃からの伝統らしい。
止血,毒抜き(ポイズンリムーバーの使用方法を含む)等は,ハチ毒への対処と
ヘビの毒は恐ろしいと聞くが、実際に噛まれたらどうなるのだろうか? この疑問を解決するために、アメリカのYouTubeチャンネルが実験した動画がある。「SNAKE VENOM VS FLESH!!!(ヘビの毒vs肉)」という動画だ。
コブラの笛が合図だよ 悲しい音色が聞こえたら バルコニーから出ておいで リンゴ ..
動画の最後、親父が「神が彼女の死を望むなら、私は何もできない」と言った後に
女の子の青白い顔した寝顔が写って死んだのかと思った。
ちなみに蛇使いの扱うコブラは毒抜きをしているからかまれても平気なんだとか! コブラの毒は猛毒と言われていますからね・・・
∃ 装丁・組版:クニメディア株式会社
∃ 発行者:新田光敏
∃ 発行所:ソフトバンククリエイティブ株式会社
∃ 印刷・製本:図書印刷株式会社
⊂ 2008年12月24日 第1刷発行
クレオパトラは本当に蛇の毒が死因? 自殺に使ったコブラは神経毒
次のヘビは「スナウテッドコブラ(Snouted Cobra)」。スナウテッドコブラは神経毒をもっている。ほかのヘビ毒のように組織を破壊することはないものの、神経系に作用し、筋肉麻痺やしびれを起こす可能性がある。最悪の場合、死に至ることも。
コブラ作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また昭和プロレス ..
コブラ使い「あなたを数年後には自由にしますから、今あなたの力を私たちに貸してください」
コブラ「・・・・?」