意思が繋がる物語 『テイルズオブベルセリア』感想(ネタバレ編)


発売以来、シアリーズ/セリカはTOZのライラと何か関係があるのでは、という意見をよくみかけました。私自身もゲームをプレイしていて「ん?」と思う箇所がいくつかあったのでまとめておきたいと思います。


TOB アイゼン シアリーズ テイルズ100users入り テイルズオブベルセリア ライフィセット らくがき

そこへ、かつてのテレサの使役聖隷・一号をつれたメルキオルが現れる。地脈の綻びを閉じようとする彼に対し、マギルゥは、かつての師と真っ向から相対する!

7年前。
"開門の日"と呼ばれる日から、『業魔病』という人間が突如バケモノに変身し、人間を喰らうという悪夢のような病が流行りだし、人々は寒冷化や飢饉に怯えながら暮らしていた。主人公のベルベット・クラウも、"開門の日"に姉・セリカを亡くして以来、姉の夫である義兄・アーサーと、病気がちな弟・ライフィセットと貧しくも健気に暮らしていた・・・。

【テイルズオブベルセリア】超絶ストーリーネタバレ アルトリウス、弟

・火の聖隷(天族)である
・武器は紙葉である
・ダジャレ好きである
・妙に姿勢がよくて丁寧な話し方をする
・セリカとライラは前髪がぱっつんである

18日に発売されたテイルズの最新作「テイルズ・オブ・ベルセリア」!あらゆる意味で問題作となってしまった前作ですが、はたしてTOBはどんな感じなのか?2時間プレイしてみた感想を述べていきます。

テイルズオブベルセリアのタグが付いたイラスト。 241ページ目

彼女の本当の名は「マギラニカ・ルゥ・メーヴィン」。
幼い頃から霊応力が高く、それが原因で両親から捨てられ、旅芸人の一座に売られてしまう。手を触れずとも物を動かし、目に見えない式神と話す少女と見世物にされていたが、悪どい商法のせいで異端審問にかけられ、手ひどい拷問を受けた。だがその力に目をつけたメルキオルにより養女にされ、彼の弟子として教育を受けることに。しかし最後の試練に失敗。心を壊されてしまい、10年前に破門となった。

しかしベルセリアにおいては、アーサーかアルトリウスかでまったく別の人間を指すものとして機能しています。彼が自分を何と名乗ったかによっても、演じる役割が大きく変わっているのです。

【名シーン】セリカの最後とシアリーズ、ライフィセットの正体【テイルズオブベルセリア】

「マギラニカ」の名は、今でも欠番の特等対魔士として聖寮の記録に残っている。

こんにちは!
カテゴリについてなのですが、ゼスティリアとベルセリアで1つにしました。というのも、ベルセリアの話をすると必ずと言っていいほどゼスティリアの話にもなるので、どうせならもう1つにしてしまってゼスベルについて語っていこうと。

……さて、本題。
ベルセリアの設定資料集が発売され、思わぬところから後頭部を殴打されました。設定資料集には「真名」をテーマにした小説が書いてあるのですが、それが破壊力強すぎてどうしたものかと。


というわけでおさらい・新情報も兼ねて、ゼスティリアとベルセリアに出てくる天族組の真名とその意味を書いてみました。






というわけで色々と真名が明かされたわけですが、そんな真名をつけられるパターンとは2つある。

○自分がそうだ、と気づいた時に心に浮かぶもの、自分自身と重なるもの

○対魔士と聖隷が契約するとき、互いの心が通うことで対魔士が聖隷の真名を感じ取り、言葉にする(意思を奪われた聖隷に対しては勝手に対魔士が真名をつけている)


つまり聖隷というか天族の真名には2パターンあるということなので、それらのカテゴリ分けもしてみたいところですね。


……で、ここまで色んな天族が真名を明かした経緯を明かしてるのに、未だにミクリオの真名をスレイが知った経緯が明かされていないのって一体どうなのと思ったんですけど、『互いの心が通うことで対魔士が聖隷の真名を感じ取り、言葉にする』という新説が出てきたじゃないですか。


でもアスタリアとかいろんな情報をもとにすると「ミクリオがスレイに教えた」という説が一番強いと思うので(それはそれで真名の重要性を考えたら大問題だとも思うんですけど)、スレイがミクリオの真名を感じ取った、という説は「こういう流れだったらどうしようね」という一説として留めておくだけにします。公式が明かす前だからこそ色々予想ができるのです!!!!


ミクリオの真名といえばですね、シアリーズの真名がライラの真名+ミクリオの真名だということが明かされてしまってつまりこれはどういうことなのでしょうか……!?シアリーズとライラは関係があるということは何となく予測はしていたのですが、シアリーズとミクリオも関係があるとかだったらどうすればいいんだろうか。シアリーズの真名が例えばアルトリウスにつけられたものだとしたら、そのあたりの関係性も考えないといけないところです。
シアリーズ、ライラ・ミクリオの共通点って道を誤った導師と関連がある(アルトリウスとミケル)というぐらいしか浮かばないのですが……シアリーズとミクリオだったら「人間から転生した」という共通点もあるのですけど。

アイゼンがドラゴンになった時期についても書かれていて余計に悲しくなるなど。ゼスティリアの200年前、デス・エイジと呼ばれる時代で災禍の顕主と戦ったことでドラゴンになったって……。しかもそれをザビーダが見ていたというのが……。ドラゴンになろうが、自分の舵は自分で取るを貫いた……。ザビーダはテオドラがドラゴンになるところも、アイゼンがドラゴンになるところも見ていたんだ……。テオドラについてはまさかここでティンタジェルが出てくるのかって……。

ゼスティリアの資料集と同じで触れたいところがありすぎるベルセリアの資料集。特に小説は本当に読んでほしいです。個人的に一番好きなのはマギルゥとビエンフーの話ですね。あれはどーでもよくないです。
それと開門の日の別名が「オープン・ジ・アビス」で降臨の日の別名が「ガイダーズ・ヴェスペリア」。それ聞いてないから!!!!シンフォニアとかはないのか!!!

チャットのぺらぺらしゃべらナイZについてはツッコミどころしかなくて何なんだこれはって思いました。次回は1000年後らしいですけど、ちゃんとその時の仲間を巻き込んでやったのかどうかが気になりますね。ザビーダがベルセリアのキャラなのかゼスティリアのキャラなのかまるでわからない……!!!

なんというか、天界の話とかを改めて見てみると、まだこの世界の話は終わってほしくないので、やっぱり第3作目に期待を寄せようと思います。


ネタバレしまくりの感想例え反転で隠したとしても、wwwで公開していい ..

地脈の綻びを探知したマギルゥは、ビエンフーと共に脱出に成功。だが、他のメンバーは地脈に喰われてしまったままだった。

シアリーズとライラは関係があるということは何となく予測はしていたの ..

『テイルズ オブ ベルセリア』はバンダイナムコエンターテインメント発売のRPGであり、『テイルズ オブ』シリーズの第16作目のマザーシップタイトル。ジャンル名は「君が君らしく生きるためのRPG」。
マザーシップタイトル初の単独女性主人公が話題となった。
信頼していた義兄に目の前で弟を殺されたベルベッド。左手を業魔にされた彼女は世界を救う救世主となった義兄を殺す復讐の旅にでる。

結構いつもよりはしょってるけど、ネタバレありなので注意。 ..

ストーリー上の関係はほとんどないと思うけど、ライラを意識してセリカのキャラクターを作った可能性があるのかもしれないし、ダジャレ好きという共通点があるのは作為的なので二人は関係があると思わせたいのかもしれない。でもやっぱり関係はあんまりないと思うな。

ドラゴンパピーの攻撃からベルベットを身を挺して守り、致命傷を負ったシアリーズ。

『テイルズオブベルセリア』のラスト。ライフィセットは人の姿を捨て、新しい聖主マオテラスとして世界を浄化し続けることを選んだ。
1000年後の『テイルズオブゼスティリア』でもマオテラスは世界を浄化し続けていたが、大陸で起こった戦争によって生まれた穢れにより、マオテラスはアイゼンと同じく憑魔化。『テイルズオブゼスティリア』の災禍の顕主であるヘルダルフに取り込まれて、世界中の穢れの進行を急速に進め、危機に陥れてしまう。
『テイルズオブゼスティリア』の主人公スレイによってヘルダルフは倒され、穢れに犯されたマオテラスを浄化するため、スレイはマオテラスと共に長い眠りに就くことになる。

A flame Icannnot quench, no matter haw hard I try

●2016年12月17日に発売されたベルセリアの公式設定資料集内の小説でシアリーズの真名が初めて明かされました。
ルズローシヴ=ハイ=フォウェスィ。清浄のための執行者。
ルズローシヴ=レレイ(執行者ミクリオ)と、フォエス=メイマ(清浄なるライラ)から採ったような感じ。いや~そこにライラだけじゃなくミクリオまで絡めちゃいます??とさすがに食傷気味になったり……原作でもレイズでもいまのところミクリオとシアリーズの関係性はほぼ描写されていません。ちなみに新作アプリゲーのクレストリアの敵「執行者」は、なぜかミクリオをイメージさせるカラーです。

ネタバレ:今回はミスして前書きと後書きの場所を間違えませんでした。 第十四章 ..

●2018年8月のレイズの夏イベント『火の天族とノルミン・タウンの夏祭り』にてTOZライラが実装され、そのイベントシナリオでライラとベルセリアメンバーが顔を合わせた際、いろいろ意味深な台詞がありました。

時間と空間、意識。大樹、系統樹も木のイメージ。 ナイス 12/23 11:26.

『テイルズオブベルセリア』でのラスボスであるアルトリウスは導師と呼ばれる存在だった。
アルトリウスはベルベットの弟を殺害して得た力を使い、軍ですら対抗できなかった業魔の群れを次々に駆逐した功績から、「救世主」として世界中から絶大な支持を得た。王家からこの功績を称えられ、世界を導き救う者として与えられた のが導師という称号である。
導師の伝説は1000年後の『テイルズオブゼスティリア』の世界でも語り継がれ、世界の危機が訪れたときに導師が現れるとされている。
『テイルズオブゼスティリア』の世界では、天族と呼ばれている聖隷を見ることができ、使役できる存在を導師と呼ぶ。
『テイルズオブゼスティリア』の主人公のスレイは「導師」。ラスボスであるヘルダルフは「災禍の顕主」。
『テイルズオブベルセリア』の主人公のベルベットは「災禍の顕主」。ラスボスのアルトリウスは「導師」。
この世界では、「導師」と「災禍の顕主」が何度も戦いを繰り広げている可能性が考えられる。

ネタバレあり注意。 プレイ日記01 · プレイ日記02 · プレイ日記03 · プレイ日記 ..

ローグレスに入った時の通行手形を誤魔化すためにベルベット「ポッポ」
とりあえずマギルゥの機転で誤魔化せたからよしとしようって感じか。

シアリーズは「自分はアルトリウスから離反した」と言い、ベルベットを脱獄させる ..

エレノアは大地の記憶でセリカの顔を見ているので、それでライラと顔立ちが似ている?と思ったのかもしれません。ベルベットはライラの顔を見ただけでセリカを思い出し、火の天族だと聞いてさらに意識し、ダジャレ好きまで同じって……と唖然としています。
つまりシナリオ内で明確に「セリカとライラは、顔が似ているし聖隷としての属性も同じでダジャレ好きなのも同じ」と改めて共通点を描写しています。
さらにゲームシステム上でも、リザルト画面の勝利ポーズが、ベルベットとライラで対のようになっていました。(綺麗な画質のスクショ撮り忘れですみません)

ベルベット「とりあえずお前喰うで」 シアリーズ=セリカ=姉「うわー」 アーサー「チョマテヨ、黒幕弟やで!ワイは殺してへんで!」

が、第4話とまったく話がつながっていませんw ゼスティリアの”ゼ”の字も無い、完全な別アニメ「テイルズ オブ ベルセリア (業魔の夜明け)」ですw

そんな彼女の前に、かつてアルトリウスのパートナー務めていた聖隷・シアリーズが現れ、ベルベッド脱獄の手助けをしようとする。 ..

マギルゥの本名はマギラニカ・ルゥ・メーヴィン。
マギルゥはアルトリウスと共に世界を変えようとしていたメルキオルという魔法使いの弟子だった。メルキオルの養子であるため、メルキオルからこの名前をもらっている。
メーヴィンという言葉は『テイルズオブゼスティリア』にも登場し、『看取る者』という意味がある言葉だ。
『テイルズオブゼスティリア』でのメーヴィンは歴史を語る探検家であり、メーヴィンの名を受け継ぐ、刻遺の語り部の一族の男だった。常に公平の立場に立ち、時代の成り行きには関わらないという誓いを立てることで長命を得て、導師や災禍の顕主の物語を後世に語り継ぐ宿命を背負っている。その最期は誓いを破って、スレイに災厄の時代の始まりの記憶を見せ、答えを導き出す手助けをしたことによって死んでしまうというものだった。
このメーヴィンが持っていた羽が書かれた手帳をマギルゥもエンディングのムービーで手にしており、エレノアたちの生活を少し離れた場所から記録しているような描写がある。
初代メーヴィンは罰や義務としてこの使命を背負っていたのではないかという説がある。メルキオルは長命を得て、アルトリウスと共に世界を変えようとしていたため、この罰を受けていた初代メーヴィンはメルキオルだと考えられる。
劣悪な環境にいたマギルゥを養子にとり、育てたメルキオルはマギルゥが非常になりきれなかったために、マギルゥの心を壊して彼女を捨てている。
そのためマギルゥはメルキオルには「恩と怨がある」と作中で発言している。
メルキオルを殺したマギルゥは怨みは晴らした。今度は恩を返すために、メルキオルが果たしていた指名を背負ったのかもしれない。
また『テイルズオブゼスティリア』には「吟遊詩人の女メーヴィンの墓」が存在している。『テイルズオブゼスティリア』から300年前に死んだ女性の墓であるため、マギルゥがエンディング後に師匠と同じく長命を得ていた場合はマギルゥの墓である可能性があるが定かではない。その女性が遺した詩はマギルゥが書いていてもおかしくはない人への愛に満ちたものであった。

中支那重要国防資源茶・生漆・胡麻・桐油・奥地農産物調査報告 (1940年) (華中連絡部調査報告シアリーズ〈第59輯〉) ..

で、ここから個人的な感想なんだけど。
転生の過程が詳細な設定とともに描かれるならまだしも、もはやセリカともシアリーズともかけ離れた存在のキャラを、いまさら(しかも外伝作品で)「ライラと彼女たちは関係あります」って言われても蛇足にもほどがあるっていうのがイベントシナリオ読んだ当時の正直な感想でした(すいません)
仮にセリカとライラの根幹が同じ魂だとしても、ベルセリアのキャラにとってもゼスティリアのキャラにとってももうあまり意味がない。セリカは死んだし、セリカの記憶を持ちベルベットと同じ炎を胸のうちで燃やしていたシアリーズ(この時点でセリカとは別人)も死んだんだから。ベルセリアの中で彼女らの因縁は終結していたと思うしそれがいちばん綺麗な形だと思っています。
今まで意気揚々とベルセリアの考察みたいな記事いっぱい書いといてあれですが私はセリカの因縁に関しては本当にそれで終わりでいいと思ってて、そこから先のライラとの妄想みたいな薄い関係性について考える気にはあまりなれませんでした。裏設定があって、カノヌシパワーでセリカの魂からシアリーズとライラに分裂したんですよとか天族から天族に転生したイレギュラーですよとか、まあ、あったって別にいいけどさ、考えるのは自由だしむしろみんなにあれこれ考えて欲しくてこういう設定を出してきたのかもしれないけど、私は感情的に「いや、だとしてももはや他人じゃん……」としか思えなかった。(セリカとライラの繋がりにエモさを感じた人はたくさんいたと思いますが、私には刺さりませんでした)
なので、この2018年のレイズイベント当時セリカとライラのことにシナリオで言及があって、多くの人に「セリカ=シアリーズ=ライラってこと!?」という印象を抱かせたことに「いや……他人だろ……そんな単純な記号で表せる関係じゃない……セリカとシアリーズだって別の人だし……」とすんごいもやもやしてたんだけど、イベント8日目のベルベットのログボを読んでめちゃくちゃ救われました

ベルベットとシアリーズ、共に関わりがあるらしいアルトリウス。 この男 ..

アルトリウスが使役していた聖隷であり、アルトリウスを裏切ってベルベットの脱獄を手伝った聖隷だったシアリーズ。
作中では脱獄の途中でベルベットに力を与えるためにベルベットに喰われている。
彼女の正体はベルベットの姉、セリカの生まれ変わりだった。
『テイルズオブゼスティリア』の登場キャラクターであるライラとこのシアリーズには多くの共通点がある。
シアリーズの髪色は赤から毛先に向かって銀色にグラデーションしているものだが、ライラのものはその逆で銀色から赤色にグラデーションしている。
戦闘モーションが同じものであり、使用する武器も同じものだ。
またシアリーズの生前の存在であるセリカのモーションは完全にライラのものと一致。さらに、同じパッツン前髪であり、ダジャレ好きというところまで共通点がある。
伸びた背筋も、丁寧な言葉遣いもそっくりだ。
ここまで共通点のあるふたりだが、公式ではふたりの関係については言及されておらず、ライラの年齢は1000歳を越えているため、シアリーズが死亡して転生したとは考えにくいなどの点もあり、ふたりの関係はファンの間で議論されている。
また、ベルベットの親友であり、業魔病に犯されてベルベッドに喰われて死んだニコのモーションにも『テイルズオブゼスティリア』の仲間キャラクターであるロゼが使用されているが、この二人には他に共通点は存在しない。