下記は、ウゴービとマンジャロを投与した時の体重変化量の比較です。


2023年3月、肥満治療薬として「ウゴービ皮下注」が厚生労働省に承認されました。
今回はそんな「ウゴービ皮下注」について詳細に解説いたします。


オゼンピックは、肥満外来やダイエット外来などで処方を受けられます。

また、投与できるのは専門医がいる施設に限られますが、当院では肥満症専門医が常勤していますので投与可能です。 さらに、ウゴービを処方する施設において、食事療法などの肥満症治療を6ヶ月以上実施しても、十分な効果が得られない場合にのみウゴービを処方できるということも条件に加わっています。

また、その他の違いは最大投与量です。オゼンピックの最大投与量が1.0mgなのに対して、ウゴービは最大2.4mgとなっています。

ウゴービの有効成分は「セマグルチド」で、GLP-1受容体作動薬です。

一般名は「セマグルチド」と言い、「GLP-1受容体作動薬」に分類されます。
糖尿病治療薬の「オゼンピック」や「リベルサス」と同じ成分です。
投与方法は「オゼンピック」と同様、週1回皮下注射を行います。
容量は0.25㎎、0.5mg、1.0㎎、1.7mg、2.4mgの5段階があり、0.25mgからスタートし4週毎に増量していきます。
「ウゴービ」は既に糖尿病治療薬で使用されている「オゼンピック」や「リベルサス」と同様に、脳での食欲調整機構に作用したり、胃の蠕動運動の抑制することで体重減少効果が期待されます。オゼンピックの最大投与量が1.0mgであったのに対して、ウゴービは最大2.4mgの投与が可能です。「オゼンピック」の最大2.4倍と考えると効果は高そうです。

リベルサスは保険適用外の薬ですが、1回あたり300円程度と安価なことが特徴です。

最後にウゴービに関してよくある質問にお答えします。それぞれ見ていきましょう。

同じく2024年に発売予定のアライ(オルリスタット)は肥満症を予防するリパーゼ阻害薬で、肥満症を治療するウゴービ(セマグルチド)とは異なります。

現在ウゴービ処方希望のお問い合わせを多数頂いておりますが、
肥満・肥満症でお悩みの方はお近くのかかりつけ医にご相談下さい。

ウゴービの処方に関して、これらの診断を医師から受ける必要があります。

ウゴービとオゼンピックはどちらも同じ成分の注射薬ですが、投与量や保険適用の可否に違いがあります。

リベルサス・ウゴービは誰にでも処方してもらえるものではありません。2型糖尿病などを患う肥満症があり、食事・運動療法を行っても十分な効果が得られない人で、様々ある肥満に関連する健康障害を持つ人が対象です。また、処方が行えるのは大学病院などに限定されました。


ウゴービとマンジャロの違いは、含まれている成分や保険適用の条件です。

食欲は脳の視床下部でコントロールされています。
血糖値が上昇すると、視床下部にある満腹中枢に伝えられ、食欲を抑える指令が出されます。

食欲抑制の指令が脳に伝えられることにより、満腹感が生じて食べ過ぎの予防につながります。

ウゴービの価格(公定薬価)は、薬の量によって5段階に設定されています。

ウゴービを実際に使用する場合の自己負担費用についてです。
薬価としては

Q なぜ太っているだけだとウゴービは保険適用にならないでしょうか?


GLP-1はインクレチンと呼ばれるホルモンの一種で、食後に小腸への刺激ですい臓からインスリンの分泌を促すはたらきがあります。

ウゴービなどのGLP-1受容体作動薬は、GLP-1の機能をもち、体内で分解されにくいように施した注射剤です。

また空腹時には作用しないため、単独の注射では低血糖症が起こりにくいことが知られています。
食欲抑制や代謝の向上により、太りにくい体質にする効果が期待できます。

ウゴービは、糖尿病治療薬の「オゼンピック」「リベルサス」と同成分で ..

※『HbA1c』は糖尿病の重症度を示す指標であり、一般的に6.5%以上で糖尿病と診断されます。

ダイエットに効果が期待できる?GLP-1受容体作動薬の飲み薬とは

ウゴービは、胃のはたらきを抑え、消化のスピードを緩やかにします。胃の中に入った食べ物が長い時間胃の中に留まることで、満腹感を得られる時間が長くなります。

少量の食事でも満腹感が得られやすく、自然に摂取カロリーを抑えることが可能と考えられます。

リベルサスと同種同効薬の注射薬である「サクセンダ」、「ウゴービ」が、米国FDAで肥満治療薬として承認されています。 「リスク、副作用」

セマグルチドはGLP-1を合成した化学物質です。GLP-1はもともと体内にあるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。食事すると小腸からGLP-1が分泌され、すい臓に達するとこれをきっかけにインスリンが放出されて血糖値が下がります。ウゴービはこれを体外から補充します。GLP-1受容体作用薬とよばれます。

ウゴービ®とオゼンピック®、リベルサス®の薬価を比較してみます。 この記事は「かんたん登録」対象の記事です

ウゴービの方が、体重減少量は上回っています。なお、投与期間などの条件が異なるため、してください。

リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について

特にリベルサスは、GLP-1受容体作動薬で唯一の内服薬であることもあり、お気軽に使えるダイエット薬として人気があります。

経口GLP-1受容体作動薬「リベルサス」の凄さとは!?【注射嫌いな方に朗報!】 【リブレとの違いは?】

薬は、投与量が増えるほど効果が高くなるため、理論上はウゴービの方が高い効果が見込めます。

リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説

2023年11月22日、新医薬品の薬価収載が行われ、注目の肥満症治療薬ウゴービ®皮下注 SDも薬価収載され、保険診療で使用されることが決定しました。ウゴービ®の有効成分はセマグルチドです。セマグルチドは持続性GLP-1受容体作動薬オゼンピック®皮下注と経口GLP-1受容体作動薬リベルサス®錠の有効成分として、2型糖尿病の治療に使用されています。

保険適応で使用できる ウゴービはGLP-1受容体作動薬セマグルチドです。 2型糖尿病治療薬のオゼンピック、リベルサスと同じ成分です。

高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有した肥満症患者
ただし、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。
「BMI:27以上で2つ以上の肥満に関連した健康障害がある※。」
もしくは
「BMI:35以上」

糖尿病治療薬のオゼンピック、リベルサスと同一成分です。 ウゴービの対象となる方

ただし、投与量を増やすと強い副作用も出やすくなる点には注意が必要です。

2月22日、デンマークのノボ・ノルディスクが開発した肥満症治療薬セマグルチド(商品名「ウゴービ」)が、我が国でも処方できるようになった。

体には余分なエネルギーを脂肪として蓄えている白色脂肪細胞と、余分なエネルギーを熱にかえて放出する褐色脂肪細胞があります。

ウゴービなどのGLP-1受容体作動薬は、白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変え、基礎代謝を向上させて脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。

まずは唯一の飲み薬である”リベルサス”(セマグルチド)。 飲み薬 ..

オゼンピックは、2型糖尿病の治療薬です。オゼンピックの有効成分は、ウゴービと同じセマグルチドです。どちらもGLP-1受容体作動薬であり、すい臓に作用してインスリン分泌を促して血糖を下げる薬剤であり効果の違いはありません。

【肥満症の方への福音!?】 肥満症治療薬「ウゴービ注」登場! ..

中野駅前内科クリニック 糖尿病・内分泌内科の院長の大庭健史です。当クリニックホームページの「」のページでも取り上げた肥満症治療薬であるGLP-1受容体作動薬のウゴービ(セマグルチド)が、2023年11月22日に薬価収載されました。

薄毛に1番効く発毛剤はどれ? サノレックスを解説!通販できる?保険適用の条件やリベルサスとの違いなど. 医薬品に関するガイド記事.

ウゴービは自身で注射を行いますが、同じ有効成分「セマルグチド」同じ成分を持つ薬としてリベルサスがあります。メディカルダイエットと称し「GLP-1ダイエット」名前などで、自由診療での処方を行っているクリニックがいくつか存在します。

保険適用の「ウゴービ」はどんな薬?効果や副作用について詳しく解説

ウゴービの承認にあたっては、日本人585人を含む5085人の過体重または肥満の成人が参加した国際共同研究である『STEP臨床試験プログラム』の結果に基づいています。