私個人のお話ですと、私はデュタステリドを内服しながら妊活を行いました。


これらの要因は、加齢や生活習慣の乱れなどが引き金となって引き起こされるケースが多いです。

例えば、「年齢を重ねるとともに勃起しにくくなった」という方は、器質性EDを疑ってみると良いかもしれません。


デュタステリドやフィナステリドの副作用に性的欲求の減少やEDがあるのです。

こちらで紹介しているデータは米国皮膚科学会の運営する Journal of the American Academy of Dermatology 誌の HP でも有償にて公開している英文の文献データの中です。その中で特にデュタステリドの有効性が分かり易い箇所を抜粋させていただきました。プラセボ、デュタステリド(0.02 mg、0.1 mg、0.5 mg)、フィナステリド 1 mg を治験対象者合計 917 人に 12 週間及び24 週間服用してもらい直径 2.54 cm(1 インチ)の範囲で服用前と比べて、どれだけ毛髪が増えたか?毛髪がどの程度太くなったのか?を検証している箇所に注目してまとめたものが以下になります。

心因性EDとは、精神的な原因によって勃起力が低下してしまうタイプのEDです。

考えられる原因としては、以下のようなものがあります。

このような場合はデュタステリドでのAGA治療は適さないでしょう。

亀田メディカルセンターでは男性不妊外来を開設しております。
泌尿器科専門医・指導医、生殖医療専門医の小宮顕部長が担当します。
当院のもご参照ください。

例えば、自慰行為では勃起するのに、パートナーとの性行為では勃起しないというケースでは、心因性EDが疑われます。

ここからは、AGA治療薬と妊娠(子作り)の関係について解説していきます。

注目すべきは臨床試験対象者にそれぞれとしている点、を見ても明らかですが「フィナステリド(プロペシア)1mg」を服用した治験者よりも「デュタステリド(ザガーロ)0.5 mg」を服用していた治験者の方がです。見事にデュタステリドの有意差が証明されています。

臨床用量でヒト精液中にで検出(デュタステリド0.5mgを反復経口投与したとき、精液中/血清中薬物濃度比は平均11.5%)されていることから、妊娠初期あるいは妊娠している可能性のある女性が、カプセルから漏れた薬剤に接触あるいは精液を介して偶発的に曝露された場合に、男子胎児の外生殖器の発達が阻害される可能性がある。 しかしながら、精液を介した曝露に関しては、精液中(精液量:5ml)の未変化体が子宮及び膣粘膜より100% 吸収されると仮定した際の女性(50kg)における曝露量の約186 倍(2010ng/ 匹/ 日)を、5α還元酵素のアミノ酸配列及び生化学的特性がヒトと類似しているアカゲザルの器官形成期に静脈内投与しても、雄胎児の雌性化は認められなかった。 また、本剤はヒト血漿中及び精液中蛋白との結合率が高く(>96%)、子宮・膣からの吸収量が低下することが考えられることから、精液を介した子宮曝露によりと考えられる。

ザガーロジェネリック(デュタステリド錠)は、2020年に国内で製造開始されました。

服用している薬剤の副作用で、EDを発症することもあります。

例えば、以下のような薬剤を継続的に服用していて、勃起力が低下したという場合は、薬剤性EDが疑われます。

お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。


デュタステリド » 渋谷ウエストクリニック 薄毛治療・勃起不全治療

この研究では、前立腺肥大症治療で使う通常の用量のデュタステリドとフィナステリド内服により、男性ホルモンの変化と精液所見の変化をみています。この研究も健常者を対象としていますが、精子数が一時的に軽度の低下をきたしたものの、内服継続中に回復し、中止後も元の値を維持していました。一時的に低下したとしても、もとの総精子数が平均で200x106個でしたので、35%低下したとしても基準値(総精子数は39x106個以上がよい)におさまりますので問題にはなりにくいです。一方で精子運動率はどちらの薬剤でも内服中および薬剤中止後24週経過した後でも低下したままでした。治療開始前の精子運動率が平均61%から67%とこちらも良好でしたので、今回の研究で示された12%の低下が起きても基準値(精子運動率は42%以上がよい)におさまりますので、あまり問題になる変化とは言えないようです。以上から、この研究では健常者で精液所見がもともととてもよい方であれば、デュタステリドやフィナステリドを通常量内服しても精液所見が基準値を下回るような悪化は起きにくいという結論になるでしょう。
デュタステリドの添付文書でも全体として精液所見に有意な悪影響がないと記載があります。しかしながら、記載されたデュタステリド1日0.5mg投与27例中2例において、投与52週で精子数が90%低下したこと、投与中止後24週目には改善したとあります。したがって、少なくともデュタステリド(あるいはフィナステリド)内服中で精液所見に異常を認めた場合は中止を検討する必要があると考えられます。
今回ご紹介した論文では男性機能についても検討しています。勃起不全や射精障害は3から6%に発生していますが、偽薬投与群と差はありませんでした。しかしながら、5α-還元酵素阻害薬で起きた勃起不全が薬剤中止後も遷延する場合があることも報告されています(La Torre A et al., Pharmacopsychiatry 2016)。男性機能障害についてもよく理解した上での治療が必要です。
次回は、男性不妊症でフィナステリドを内服していた場合についての論文を紹介いたします。

フィナステリドやデュタステリドでも減少しますが正常範囲内の減少量との ..

男性型脱毛症患者にフィナステリド1mg を1 日1 回6 週間経口投与し、精液中濃度を測定したが、60%(35 例中21 例)でフィナステリドは検出されなかった。平均フィナステリド濃度は0.26ng/mlであり、であった。 この最高精液中濃度を使用し、射精量1 日5mlとして、かつフィナステリドが100%吸収されるものと仮定すると、経膣吸収による人の曝露は最高7.6ng/日となり、これはアカゲザルの発育異常に対する無影響量の750 分の1 より低い。

ザガーロジェネリック(デュタステリド) · ミノキシジル配合外用液5% · カルプロニウム塩化物外用液5% · 料金表

ラテン系アメリカ人(Latino)
ヒスパニックはスペイン語圏出身のことを指すが「Latino」はそれ以外のラテンアメリカ全体(中南米)の出身から移民してきた人のことを指します。

プロペシア(フィナステリド)、サガーロ(デュタステリド)、ミノキシジルなどのAGA治療薬を取り扱っています。 当クリニックの特長

女性がこれらの薬剤を内服して妊娠した場合は胎児に影響すると考えられます。

内服型のAGA(男性型脱毛症)治療薬であるザガーロ(デュタステリド錠)の処方価格・効果・副作用・用法・ジェネリックについて解説します。

男性型脱毛症(AGA)治療薬デュタステリドはの後発薬です。デュタステリド(Dutasteride)は、前立腺肥大症(BPH)や男性型脱毛症(AGA)の治療に使用される医薬品です。デュタステリドは、5α-還元酵素という酵素の働きを抑制することにより、男性ホルモンであるテストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換を抑える作用を持っています。

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前の2回では、健常者を対象とした研究を紹介してきましたが、今回の論文は男性不妊症を対象としたものです。フィナステリド中止により劇的に精子数が上昇しています。この研究では乏精子症での改善が主に報告されていますが、精子数が15x106/mLと基準値内の症例でも精子数が3倍以上に増加していました。泌尿器科医師で生殖医療に関わっているものでは、この研究でのフィナステリドや、あるいはもっと強力な5α-還元酵素阻害薬であるデュタステリドを内服しているかどうかを常に確認し、内服していた場合は中止をお願いすることが一般的になっています。今回の研究は海外の検討ですが、我が国からの症例報告もあります(Chiba K et al., Fertil Steril 2011)。この症例は5年前に不妊治療専門のクリニックで乏精子症を指摘されていましたが、不妊治療はしていませんでした。1年前からAGA治療薬としてフィナステリド1日1mgを内服していましたが、再び乏精子症を指摘され、初めて男性不妊症外来を受診しました。その時点ではほとんど精子を認めず、無精子症に近い状態でしたが、フィナステリド中止後16週で精子数10x106/mLを超えるまでに改善しました。つまり、顕微授精が必要な状況から、人工授精が可能なレベルまで改善したということになります。適切な対応であったと思われます。
AGAは男性としては深刻な問題で、フィナステリドやデュタステリドを内服している方は高いお金をはらって治療しています。やめることをお勧めしてもなかなかご理解を得られない場合もありますが、子作りをする場合は、この薬剤のメリット(髪の毛が増える、前立腺癌予防)とデメリット(精子数が減る、持続的な男性機能障害がおきる、薬剤費がかかる、体外受精や顕微授精などより奥様の負担となる治療が必要になるといったリスクがある)をよく考えていただく必要があります。また、男性パートナーの方も早めに泌尿器科の専門医を受診して、検査や必要な治療、アドバイスをうけることが重要です。
3回にわたって5α-還元酵素阻害薬であるフィナステリドとデュタステリドと不妊症について、解説いたしました。若い健常者で精液所見が問題ない男性であれば、これらの薬剤の影響はあまり考えなくてもよいですが、若くても子供を作りたい場合や精液所見が悪い方は内服を避けた方がよいと考えられます。一方で、妊娠や生児獲得までのデータはありません。結局明確な結論はでませんが、男性不妊の場合には、原因は複数あることが多いので、できることはなんでもしていただくことが元気な赤ちゃんを授かることにつながります。ご参考になれば幸いです。

「男性型脱毛(AGA)の治療薬(フィナステリド,デュタステリド)と男性不妊」

このような薬剤を男性が飲み続けながら妊活をしてもよいのでしょうか。
▽記事の内容をまとめた動画はこちら▽

デュタステリドカプセル0.5mgAV「AFP」 東亜薬品デュタステリドカプセル0.5 ..

ハミルトン・ノーウッド分類 Norwood-Hamilton stage
アメリカの皮膚科医であるハミルトン医師とノーウッド医師によりAGA(男性型脱毛症)の進行具合を7段階に分類した指標です。Ⅰ~Ⅶで表示され、主に前頭部と頭頂部の脱毛の進行具合に注目して分類されています。この第Ⅲ相臨床試験では「Ⅲ Vertex」「Ⅳ」「Ⅴ」の3種類の男性型脱毛症の進行具合の人達を対象としています。

セックスの悩み、性病、加齢、夫婦、パートナーなど。 検索: Shibuya West Clinic

男性の頭髪が薄くなる現象を指し、デュタステリドは頭皮のDHTレベルを低下させ、髪の薄毛を遅らせたり改善したりすることができます。

[PDF] デュタステリドカプセル0.5mgAV「JG」 服用される患者さまへ

勃起力が低下してEDを発症してしまう原因は、必ずしも1つに絞り込めるわけではありません。

加齢やストレス、生活習慣の乱れなど、複数の原因が影響して勃起障害が起こることを、混合性EDといいます。

混合性EDは、特に40〜60代の方に多いEDです。