【DCS:F16C】Su27/33・Mig29とドックファイト!


もちろん敵戦闘機との格闘戦も想定しており、ヘルメット装備型の照準装置などは世界で初めて導入された。これはへの輸出機にも装備されている。総じて安価ながら性能の良い機体と評価が高く、ソ連崩壊の頃までは東側同盟国や第三世界で好まれた機体となった。ただし代償として航続距離や搭載力は見劣りするため、その点は「戦場の近くから発進し、戦場の制空や対地支援を担当する」という運用で補うことになる。


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防空軍の迎撃戦闘機として長距離・長時間の飛行能力や強力な索敵能力が求められたSu-27に対して、MiG-29は前線戦闘機(戦術戦闘機)として設計されており、前線近くの飛行場(または一般道路)などから発着することが要求されていた。

(これはSu-27にも共通する問題だったがMiG-29系列のRD-33エンジンもSu-27系列のAL-31エンジンも初期型以降順当にエンジン寿命は改善され、現在では機体寿命を迎えるまでエンジン交換は一回で済み、米国等と同等寿命になっている。)

Cobra can be done by MiG-29 and Su-27

こうした事情でソ連崩壊後は整備費のかさむMiG-29を手放し、あえて旧型のMiG-21を残す国が東ヨーロッパ圏で続出した。運用コストを下げる事を条件に購入したでさえも反故にされた結果に鞍替えしてしまったほど。そんな現況だが先述したポーランドのように使い続けている国はあり、2023年末時点では世界で21カ国程度がMiG-29を一線にて運用している。

1969年、のちにMiG-29となるこの戦闘機は、「PFI:先進的前線戦闘機」として開発が始まった。その要求仕様はこれまでにない航続距離や高い火器管制能力、優れた運動性を備え、しかも従来のような離着陸性能やマッハ2級の最大速度はそのままという、その困難さに関してはアメリカにも全く引けをとらないものであった。このため、研究開発には全ソビエトの知見が動員され、スホーイ設計局やTsAGIとも協力して行われる事になった。

ビッグブラザーの影に。 MiG-29とSu-27の対決について

こうした展示を通じ、MiG-29はF-16やF/A-18にも匹敵する、非常に恐るべき性能を持った戦闘機であると周知されるようになった。コックピット設備こそやや旧式だったものの長所もあり、外形にはまさしく最新の知見が適用されていた。Su-27でが初めて披露されたのもこの頃で、「ソビエト科学は侮りがたし」との驚きが広がった。

MiG-29は複数以上の墜落事故が起こっているが有名な物にソ連崩壊後である93年に「エア・タトゥー」航空ショーがある、当時展示飛行を行っていたMiG-29(ロシア空軍機)の2機は空中衝突する事故を起こしてしまった。とくに1機はコクピット直後で真っ二つにされ、もう片方も翼端を失って墜落・炎上した。この時は地面に激突するまで時間的余裕の少ない低空・低高度の射出だったにもかかわらず、操縦士2名は無事に生還しており、この事故以降は安全性を示したへの問い合わせが集中するという珍事が起こった。

コブラのようだと私は思います。 胴体は上下貼り合わせのようです。 仮組みしてみました。 画像

では、Su-27から発展したSu-35がMiG-29によって撃墜されたと言われていたが、この件はウクライナ当局が認めた通りプロパガンダ(→記事参照)であった為、この戦争で複数起きたSu-35墜落原因にMiG-29が本当に関係したかは不明となった。

なお事態を重く見たトルコ政府によりMiG-29は直ちにソ連へと変換された点が、日本函館でのベレンコ中尉亡命事件とは異なる。


MiG-29 Maiden Flight + Cobra Maneuver!

他運用国では現在あるMiG-29の寿命維持や少数の新機体購入に留まっている。

MiG-29 ala Cobra #warthunder #mig29 #cobra

最新版として、推力偏向ノズル等の改良を施したMiG-35が登場している。こちらは従来のプガチョフ・コブラだけではなく、高度を変えずにその場で宙返りをすると呼ばれるマニューバも可能(ただし、推力偏向ノズルはオプション装備)。

CAS failure appears and Cobra is possible

基本的にはMiG-29Sと同様だが、爆装では精密誘導兵器に対応した。見た目が変わらない為か、NATOコードネームは「フルクラムC」から変わりない。

「ダブルクルビット」を含む「コブラ (マニューバ)」の記事については、「コブラ (マニューバ)」の概要を参照ください。 ..

元々は空母「アドミラル・クズネツォフ」用艦載機として開発されていたが、財政難による空母開発計画の中止、また艦載機としてもSu-27Kに競り負けた事により開発は放棄された(1992年)。

Is Cobra Maneuver possible on the MiG-29??

1999年、インド海軍がこれに注目し、来る空母「ヴィクラマー・ディティヤ」の空母航空隊向けに発注した。インド向けMiG-29KはMiG-29M(製品9.61)を基に再開発され、「製品9.41」と新たに指定された。2017年までに合計45機(複座型のKUBを含む)がゴア地方のハンサ海軍飛行場所属300飛行隊・303飛行隊に配備された。

F-16 Multirole Fighter / MiG-29 Fulcrum

後にロシア海軍でも採用され、黒海に面したクラスノダール地方の第100独立艦上航空連隊へMiG-29KR(単座)・MiG-29KRUB(複座)合わせて24機が配備されたといわれる。

このゲームのプレイヤー(もしくは興味のある人)ならF-16とMiG-29どちらが強いのかは気になるところです。 ..

MiG-29の再設計型で、機体設計にまで及ぶ本格的な手直しが入っている。各部の寸法も見直され、主翼ハードポイントは左右各4カ所に増設されている。MiG-29初の本格的マルチロールファイターではあったが、ようやく試験が終わろうとしている段階でソ連崩壊を迎えたため、既存機の維持にも悩まされているロシア空軍では採用されなかった。6機が生産されたが、MiG-MAPOのデモ用・技術開発用として運用されている。

324 Russian Mig 29 Stock Photos, High-Res Pictures, and Images

ミグ29フルクラムは、旧ソ連のミグ設計局が1970年代前半から開発を始めた超音速戦闘機で、83年に実用配備が始まった。ロシア空軍は現在も300機以上を保有するとされ、事実上の主力戦闘機と言える。朝鮮戦争やベトナム戦争で米軍を苦しめたMIG15、MIG19、MIG21戦闘機を生み出したミグ設計局の伝統を受け継ぎ、軽快な運動性による高い格闘戦能力が売り物だ。小型だがエンジン2基を備えた双発戦闘機で、機体形状はスホーイSU27とよく似ている。ただし、SU27が要撃を主任務とした長距離防空戦闘機というコンセプトで開発されたのに対し、MIG29は最前線に展開して制空戦闘に従事する「前線戦闘機」と位置付けられ、求められる能力はまったく異なっていた。

MIG29の機体サイズは全長16.3メートル、全幅11.4メートルで、SU27に比べ2回りほど小さい印象。米国のF16C(全長15メートル、全幅10メートル)より少し大きいが、F16がエンジン1基の単発であることを考えると、双発のMIG29は機体をぎりぎりまで切り詰めていることが分かる。最大速度はマッハ2.3、離陸に必要な距離がわずか250メートルというのは、小型の機体に大出力エンジンを2基搭載しているからだ。もっとも、機体スペースの問題もあって搭載燃料は少なく、機体内タンクだけだと航続距離は1400キロ程度、増槽タンクを付けても3000キロ弱にとどまる。

MIG29は旧ソ連空軍に大量配備され、それを引き継いだロシア空軍でも数の上では主力戦闘機という形になってきた。ただ、切り詰められた機体にはマルチロール化するだけの余裕がなく、新しい時代のニーズに応えることが難しい。また、ソ連崩壊後の経済低迷の中で軍事予算が削減されたことから、老朽化した機体の更新や改良型の開発も進まなかった。このため、ソ連空軍の機体を引き継いだ旧ソ連邦の構成国や旧東欧諸国も、MIG29から西側戦闘機に乗り換えるケースが増えているほか、アジアなどの海外セールスでもミグはスホーイに遅れを取っている状況だ。

「コブラ」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

MiG-29M(製品9.15)の改良型で、区別のためMiG-29M1とも呼ばれる。MiG-29M2は複座型で、実はこちらが基本型。そのため複座型はレーダー非搭載という弱点は改善している一方、単座化してもキャノピーはMiG-29M2と共通であり、単座と複座の区別が一見してつきにくい。

VICカラー[VICSV169]MiG-29 ファルクラム迷彩色セット

MiG-29シリーズの第2世代型と呼べる仕様であり、操縦系統がデジタル・フライ・バイ・ワイヤ化されるなど大幅に近代化された他、機体やエンジンの耐久性向上により問題点であった運用コストにも配慮した設計になっている。

1/72 MiG-29 ファルクラムA ポーランド空軍 ホビー ..

コクピットでは不十分だったHOTAS導入を更に進め、フライ・バイ・ワイヤに対応。レーダーFCSはジュークMEとなり、MiG-29SMと同じく精密誘導兵器を運用できる。エンジンはRD-33ser.3。

Mig 29 プロジェクト :: Photos, videos, logos, illustrations ..

MiG-29M(製品9.61)より更に発展した型で、現在も開発進行中。NATOコードネームは「フルクラムF」。

タミヤ 1/72 ミコヤン Mig-29 ファルクラム プラモデル 完成品

MiG-29Mとして製造され、不採用となってMiG設計局に留められた内の1機を改造した技術デモ機。推力偏向エンジン・フライバイワイヤを取り入れている。